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トピックス(コンボ「ココプラ」2009年10〜11月)

トピックス(コンボ「ココプラ」2009年10〜11月)

□WHAT'S NEW□

□統合失調症:細胞増殖遺伝子欠如が一因 岐阜薬科大(岐阜市)が発表(10月14日)

 薬効解析学研究室の原英彰教授らの研究グループが、人間の誰もが持つ細胞増殖遺伝子「HB-EGF」の欠如が、統合失調症の発症原因の一つであることを突き止めたと発表。原教授は、「今回の発見は、統合失調症を本質的に治す新薬開発につながると思う」という。(毎日新聞)
 
□低所得者の在宅・通所利用 障害者サービス無料化…厚労省方針(10月14日)
 
 障害者自立支援法に基づくホームヘルプなどの福祉サービスに対し、厚生労働省は14日、来年度から市町村民税非課税世帯の利用料を無料にする方針を固めた。長妻厚労相は同法の廃止を打ち出しており、廃止までの間、利用者の負担を軽減させる。(読売新聞)
 
□緑は健康に効果的! オランダの研究者チーム(10月27日)

 公園や庭園など緑地の近くに住んでいる人は、都会の真ん中に住む人よりも不安神経症やうつ病の有病率、身体的に病弱になる確率が少ないという研究報告が、オランダの研究者らから発表された。この研究は、オランダ科学研究機構の助成金を受けて実施された。(産経ニュース)
 
□肝炎対策法、臨時国会で成立目指す(11月2日)

 民主党は2日、ウイルス性肝炎の患者支援と医療体制整備を盛り込んだ肝炎対策法案を、臨時国会で成立させることを目指す方針を確認した。薬害C型肝炎や集団予防接種によるB型肝炎感染を起こした国の責任を明確にし、350万人とされる患者全員を対象にする。(asahi.com)
 
■学校生活■中高生の眠気
 
 中学、高校生の3人に1人は、昼間に強い眠気を感じていることが、厚生労働省研究班(主任研究者=大井田隆・日本大教授)の約8万7000人を対象にした初の全国調査で分かった。
 これによると眠気を感じる比率を学年ごとにみると、高校1年生(男子36%、女子45%)がピーク。昼間に強い眠気を感じる生徒は全体の33%で、男子は28%、女子は38%で、女子の方が眠気を訴える比率が高かった。(読売新聞)

■仕事■かかりつけ医がうつ病診断

 全国の上場企業で働くサラリーマンやOLのうち、うつ病経験のある人で77%、経験がない人でも62%の人が、かかりつけ医に「うつ病を的確に診断できる能力」を求めていることが医療系情報企業であるQlife(本社・東京)の調査でわかった。うつ病=誰でもかかる病気、という認識が広まってきたためと思われる。また、傾向としては女性より男性が、都市圏よりも地方圏の人が、こうした能力を求めていることも示された。(株式会社Qlife)
 
■福祉サービス■障害者サービス無料化

 10月14日、厚生労働省は、障害者自立支援法に基づく福祉サービス利用に際し、市町村民税非課税世帯の利用料を来年度から無料にする方針を固めた。現行法では、ホームヘルプや就労支援などの利用者から、月1500円〜3万7200円を限度に利用料を徴収していた。しかし、負担が重いという声が多く、見直しをはかる。長妻厚労相は障害者自立支援法の廃止を打ち出しており、それまでの時限措置となる見通し。(読売新聞)

 (コンボ「こころの元気+」35号 2010年1月)
by open-to-love | 2009-12-30 22:43 | 精神保健福祉トピックス | Trackback | Comments(0)