精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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盛岡ハートネット第8回例会「キラりん一座in盛岡」チラシ

盛岡ハートネット第8回例会「キラりん一座in盛岡」チラシ

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*日時:2009年1月31日(土)午後1:00〜4:00
*会場:プラザおでって3F おでってホール(盛岡市中ノ橋通1―1―10)
*参加費:500円

 《次第》
①キラりん一座新作演劇上演「心 天気になあれ! Part2」

②当事者&支援者メッセージ
 菊地博嗣さん「回復への扉を開いて!そして地域への夢をもって!」
 三浦冶一さん「障がいの苦しさから歩き出せた自分!」
           (「心の病と共に生きる仲間達連合会キララ」メンバー)
 北川明子さん「自信や希望を育てる障がい者・当事者会活動について」
          (キララ支援者/現・岩手県精神保健福祉センター主任保健師)

③おしゃべり交流会

問い合わせ:盛岡ハートネット事務局・黒田(090・2883・9043)

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☆障がい者&サポーターによる演劇集団 キラりん一座 

 2004年9月に設立された、心の病と共に生きる仲間達連合会キララ(通称キララ)を母体とする精神障がい者中心の一座です。旗揚げのきっかけは、キララで企画運営している精神保健シンポジウム。みんなの心をひきつけるオープニングは何にしようか?と考えた結果、劇と替え歌で精神疾患や障がいを抱える当事者の本音を表現しようということになり、2006年7月、キラりん一座を旗揚げしました。
 不安や緊張に弱いので、配役も2転3転・・・。失敗して落ち込むリスクを少なくするため、隠れて脚本を見ながら演じられるような(?)構成にし、ストレス緩和・・・。2006年8月31日、「明るく生きる2006精神保健シンポジウム」(会場:一関市大東町室蓬ホール)において、『心、天気になあれ!Part1』を初公演。新聞にも大きく取り上げてもらい、障がい者理解に一役買うことができました。
 第2作目は、うつ病と精神科の社会的入院、偏見をテーマにした『トンネル抜けたら!』。「明るく生きる2007精神保健シンポジウム」(2007年8月30日)で上演しました。
 ストーリーづくりから舞台発表まで一人一人が主役になれる演出をモットーに演劇活動を続けています。

☆心の病と共に生きる仲間達連合会キララ(通称キララ)とは?!

 キララは、一関保健所大東支所(2008年3月廃止)の声かけにより、心に病を抱えている仲間達が自分達の地域(岩手県の最南端の山間地、旧東磐井郡)に、デイケアや作業所などの枠を越えて、誰もが気軽に集えてくつろげるだけでなく、参加することで「役立つ・楽しい・わくわく・自信がつく・ホッとできる」そういう活動が行える場作りをめざし、2003年12月から9カ月かけて作り上げた会です。障がい者同士で活動を企画・運営する月1回の例会やレクレーション、年1回の精神保健シンポジウムを通じ、自分たちが楽しみながら精神疾患や障がいに対する理解を地域に広めています。

活動拠点:一関市千厩町 酒のくら交流施設内 千厩まちづくり株式会社事務所2階

協力機関等:千厩まちづくり株式会社と地域の方々、地域活動支援センター一関、ボランティア、精神障がい者家族会などなど

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☆今回の上演作品の紹介

『心 天気になあれ!Part2』~キラりん一座作品第3作目~

 第1作『心 天気になあれPart1』、第2作『トンネル抜けたら!』の続編でもある。高校生の時、学校に行けなくなり、卒業後、統合失調症で入院したリュウタは、何回か仕事に就くが長続きせず、とうとう調子を崩してしまった。一生このままなのでは・・・という不安がつきまとう中、通いだした当事者会でやっと自信と希望を取り戻し始めた。しかし、リュウタの母親は、当事者会に行き出してから調子がいいはずなのに以前のように仕事探しを焦らなくなったリュウタを見て、将来への不安を強める。主治医に相談しても「焦らないように」と言われるが、どうしたらいいのか先が見えない・・・。
 精神疾患の発病により生じる戸惑い、回復を強く願う気持ちや焦りを抱えながら生活している本人や家族が希望を見出し、また歩きだすために必要なことは何か・・・。
 心の不調があっても大丈夫!自分なりの生き方、希望を見つけてやっていけるよ!というメッセージを障がい者の視点から劇や歌をとおして伝える。(脚本・演出:北川明子)

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『薬づけでも、人生は』(替え歌『浪花節だよ人生は』)

〈一番〉
飲めと言われて いやいや飲んだ
治ると言われて その気になった
ちゃんと飲んでも すっきりしない
眠気、けだるさ 意欲が続かぬ
薬づけだよ おいらの おいらの 人生は     

〈二番〉
飲めと言われて 飲んではいるが
飲んで飲んでも 治りはしない
だれか教えて 良くなる方法             
わたしのしあわせ どこにある
薬づけでも さがそう わたしの 人生を

〈三番〉
休めと言われて 休んでいるが
視線が気になり ゆったりできない
まわりを気にせず 歩いていきたい
オレにやれること あるはずだ
希望忘れず 行こうよ 自分の人生を

※「心の病と共に生きる仲間達連合会キララ」については、ブログのカテゴリー「当事者として、家族として」に「キララ」の項目を設けていますので、そちらも参照してくださいね。(黒)
by open-to-love | 2009-01-09 10:03 | 第8回例会:キララin盛岡 | Trackback | Comments(0)