精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


by open-to-love
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

『こころの科学』133号「早期治療をめざす」

『こころの科学』133号
(日本評論社、2007年4月25日刊行)

[特別企画]
早期治療をめざす   
『こころの科学』133号「早期治療をめざす」_a0103650_2264571.jpg
より早く、前兆や病状を見出し、適切な対応を提供すれば、その後の経過も良好になることが明らかになり、精神疾患への早期介入、早期治療に対する関心が世界的に高まっている。早期治療のためには何が大切なのか、海外の例を紹介しながら、これからの精神医療を探る。

巻頭に——職域のうつ病診断は適切か宮岡等
特別企画
早期治療をめざす岡崎祐士・水野雅文=編
早期治療とは何か
 —精神医学・医療のニューフロンティア岡崎祐士
早期精神障害への支援と治療—その根拠と目的西田淳志
早期診断・治療の実際小林啓之・水野雅文
メルボルンにおける早期介入サービスの実例
 —ORYGEN・ユース・ヘルス茅野分・水野雅文
イギリスにおける早期介入
 —国の政策に採用され普及するサービス松本和紀
早期介入チームの実際野中猛・植田俊幸
摂食障害の早期治療と自助組織生野照子
日本における精神障害予防—研究・活動の歩み小椋力
早期治療と精神医学研究川崎康弘・鈴木道雄・倉知正佳
英国にみる地域ケアの発展と初期介入サービス伊勢田堯・平賀正司
医療費適正化と精神障害予防伊藤弘人
英国の精神保健スタンダード&マニュアル(抜粋)西田淳志・針間博彦・石倉習子

論説
生まれてこなかった子どものために西川勝
新連載
臨床を支える言葉(1)過去と未来の接点に立ち会うこと遠藤裕乃
連載
うつ病の真実(14)うつ病の病前性格論と双極スペクトラム概念野村総一郎
学び方の違う子どもたち(7)アセスメントから見えてくるもの畠垣智恵
都市型臨床の時代(5)超短時間精神療法の経済倫理井原裕
タイムマシン心理療法(13)ミナコの家庭内暴力黒沢幸子
ほんとの対話
N・シミントン著『分析の経験』神田橋條治
成田善弘編『境界性パーソナリティ障害の精神療法』鈴木千枝子
北山修監修『日常臨床語辞典』斎藤環
こころの現場から
特別支援学校へ——(特別支援学校)鈴木彰典
反 抗——(小学校)山際敏和
伝言板
by open-to-love | 2008-05-05 22:07 | 所蔵書籍一覧 | Trackback | Comments(0)