精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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盛岡ハートネット第35回お茶っこの会「自立って何だろう?」アンケート集計

盛岡ハートネット第35回お茶っこの会「自立って何だろう?」アンケート集計

日 時:2016年4月17日(日曜日)
場 所:盛岡市総合福祉センター・椅子の部屋
ゲスト:CILもりおか代表 川畑昌子さん
参 加:48人
アンケート回答:35人


Q1.川畑さんのお話で、なるほど!と思ったことは何ですか?

◎自分の可能性を開くことが、まわりの人の可能性も開いていくのだと感じました。
◎続けていくという大切さを知りました。
◎自分がどうしたいのか考え、自分がどうしてほしいのか言葉で伝え、やってもらう。そして、自分のことについて責任を持つこと。
◎福祉施設からアパートに住まいを変えたことで、自分の空間でものを考えらえれるようになったと聞いて、なるほどと思いました。
◎自分はすぐ諦めるので、感心いたしました。
◎自分が何を希望し、それを実現しようとすることが、結果的にまわりを豊かにし、住み良い社会に変えていくのだと感じました。
◎趣味について「ゆっくり、ちょっとずつ、自分に甘くしながら楽しむ」と聞いて、ホッとしました。
◎様々です。
◎自分で情報を集めて、施設外での生活を始めようと思ったことが素晴らしいと思った。盛岡市に次々と要望を出し、それに応えた市も素晴らしい。誇りに思えます。
◎身体障害の方が単独で生活する場合、アパートにヘルパーが入るのはわかっていても、何をどのようにサポートしてもらっているかは想像できなかったので、新鮮でした。
◎「厳しい状態になったとき、最善の治療を望み、少しでも長く生きたいと願う人を救うのが社会保障」。社会保障とは…さまざまな教科書に書かれてありますが、川畑さんの言葉が今まで一番しっくりきました。
◎障がいのある方から見た合理的配慮の解釈や、差別解消法についての考え方を聞けて、なるほどと思いました。
◎なんでも自分でできることだけが自立じゃないという話に賛成です。
◎「自立生活とは、ただ単に施設や親元から出て一人暮らしすることではありません」という部分。福祉施設では、入所施設を出て地域で暮らすことが自立と考えるところもあるようですが、十人いれば十通りの、それぞれのかたちの「自立」があるのだと考えさせられました。
◎働けない人でも、福祉の制度を利用すれば、生活していくことができるということです。
◎支援を受けていても自立していること。
◎自分らしく生きることも自立だということ。
◎責任を持つということ。楽しみを持つということ。
◎行政に対して10年以上も訴え続けていくことによって現在の環境に至っていること。
◎CILの活動理念について、整理することができた。
◎精神障がいや発達障がいの「自立」について検討するとき、家族との係わりが大きな課題になると思う。
◎サポートする仕事もあるんだなと思いました。
◎障害者差別解消法の合理的配慮について具体例があったので勉強になりました。
◎ご本人の経験談を聞くことができ、身近なものに感じられよかったです。
◎CILの活動を詳しく知ることができて良かったです。
◎一人ひとりが集まって、みんなと一緒に自立する。
◎地域とのつながりへの意識が強くあり、自ら交わりを持とうとすること。
◎自分の意志が反映されたヘルパーさんの動きがあることで「責任をもつ」につながるということ。
◎「自立」が親元から離れて一人で生活するだけじゃないということ。
◎CILの活動をはじめて知りました。自分のハンデを乗り越える力はすごいと思いました。
◎「自立」というのは他の方からの助けがあっても成り立つということは、目から鱗でした。
◎自立とは、もっと柔軟な考え方があるのだなと感じました。署名活動やピアカウンセリング等、いろいろと活動していただきありがとうございます。
◎合理的配慮について分かりました。
◎ヘルパーさんに、どこをどしてほしいか、指事ができるということを知りました。
◎人生は消化試合ではないんだなあと勇気付けられました。
◎「何としても自立しないと!」と思わないことが自立なのかなあと思いました。
◎人のケアを受け入れつつ、自分の理想を求め続ける。強さを感じます。


Q2.あなたにとって自立とは、どんな感じですか?…当面の目標

◎自分を受け入れる。どんな自分も。
◎目標を持ったら、続けること。
◎自分の考えをきちんと人に伝える。
◎いろんなことに挑戦して、自分が何ができるか、できないかと把握してみたい。
◎自分の意志で行動する。
◎開放病棟への入院。
◎老夫婦の二人暮らしですが、できるだけこのまま、健康に気をつけて…と思います。
◎精神的自立は出来始めているので、経済的自立を目指しての就職。
◎片付け。
◎私が私であること。
◎就職してお給料を得ること。
◎作業所に行く回数を増やすことです。
◎自分らしく生きること。
◎健康第一。休まずに淡々と毎日を送ること。
◎一人暮らし。
◎家事手伝いが当たり前にできるようになること。
◎自分で立とうとすること。そうすれば、自然と人が助けにきてくれるのだと思う。
◎子育て。
◎人に頼ってばかりいないでいたい。
◎家族にできるだけ迷惑をかけないこと。
◎言いたいことが言えること。
◎経済的、心理的に親から独立して生活すること。
◎責任の重さを知ること。
◎一人で話すこと。
◎体調管理。
◎就労支援サービスの勤務継続。
◎成長!
◎毎月給料を得ること。
◎自分で生活できるお金を得ること。衣食住を自分で選べることを達成する。
◎現実的な段階を踏んで、成長を続けていくこと。
◎少しずつ貯金をする。
◎自室の物を減らす。
◎就労施設に今はいるけど体調を安定させて仕事をできるようにすること。
◎バスや電車で、自分でいろいろな所へ行ける。
◎お金を貯めて大学へ通うこと。
◎貯金をしながら通信講座を受けること。
◎楽しく過ごせること。病気の苦労や孤独感にさいなまれても、分かち合えるものや人がいること。かつて仲間がいない頃はなかなか回復しなかったけど、回復できたのは安心できる居場所と出会うことができたからだと思う。今日も仲間に感謝です。
◎自分の収入で、自分の生活の確立?


Q2.あなたにとって自立とは、どんな感じですか?…壮大な目標

◎失敗にくじけず、社会一般的な考えに押しつぶされることなく自分の意志で自分なりの生活を。
◎ブロークンじゃなく、ちゃんとした英語を話せるようになるため、テストを受けること。
◎自宅から離れる。
◎結婚して家庭を得ること。
◎日本が平和でありますように、世界をいい方向に持っていくリーダーになれる国になれるよう、私も考えていく。
◎経済的自立に加えて、余裕ができてきたら、大学の学費と、就活の費用を親に返す。
◎私が私であること。
◎障害者雇用枠で働くことです。
◎自分らしい家庭を築くこと。
◎本が好きなので、読書好きが集まる会を自分の家で開くこと。
◎事業を立ち上げる。
◎親がもしいなくなっても、自分の力で生活できる。
◎自分で立とうとしている人を、さりげなく助けることができる人になりたい。
◎笑顔で過ごすこと。
◎就職して一人でくらす。
◎自分らしく生きること。
◎周りから認められること。
◎世界平和。
◎就職。
◎相談支援事業所など、精神障がい者の支援を起業。
◎トレーラーハウスを買うこと。小さいログハウスを建てること。これは絶対実現させたい!
◎広い意味で自分の関係する方々とともに「幸せである、恵まれている」と思えるようにすること。
◎家から、親から離れて自活生活。
◎精神障がいの方とおはなしをしていろんな悩みを聞いたり、ぐちなどを言い合えるような居場所作り、ピアサポーターなどしてみたい。できなくとも目標にはしていたい。
◎就職する。
◎大学を卒業し、精神保健福祉士の資格を取得すること。
◎息子の自立。
◎よきパートナーを見つけること。
◎楽しく過ごせること。仲間を信じ、自分を信じることができること。自分を信じることは本当に難しいことだと思う。病気である自分、病気じゃない部分の自分。手帳を持っている自分。自分の中のいい部分、イヤな部分、受け入れられない部分、簡単に見えてなかなか受容できない自分。自分の人生を信じ、生き方や考え方を信じ、仲間に感謝する。言葉で言うのは簡単だけど、なかなか実行できないけど、そんな人間になりたいです。

Q3.川畑さんへのメッセージ、ハートネットで今後やりたい活動などなど、自由に書いてください。

◎またぜひお会いしたいです!やわらかな笑顔とたたずまいが、とてもお美しいと感じました。今日、お会いできたことに感謝します。
◎今回、自立に関してお話を聞いて、自分なりの生活に対して希望を持つことができました。やはり、自分の考えた生き方を実践したいなとあらためて思いました。主体的に物事を考えて行動していきながら、私も地域とのつながりが持てたら、と思いました。ありがとうございました。
◎ありがとうございました。
◎これからもどんどん生活を楽しんで下さいますよう、好きな場所、行きたいところへ出かけてくださいますよう、川畑さんのように望むように生活できる障がい者の方が、一人でも二人でも増えますよう、ご無理のないように、これからもご活躍くださいますよう、今日は本当にありがとうございました。
◎今日は大変ありがとうございました。いろいろな方の話が聞けてよかったです。
◎「重度障害者でも地域で生活している人もいる。だから施設を出て単身で生活してみようと思った」という川畑さんの行動力と、行政と絶えず交渉を続けて長い時間をかけて必要なサービスを受けられるまでになったこと、本当に尊敬できると思います。
◎差別や偏見は、会って話したことがないと生まれる。教育でも積極的にメッセージを伝えていけたらよいのではないかと思いました。
◎自分がやりたいこと、あきらめないことが大事なんだなあと思いました。
◎福祉制度やサービスの改善を求め声をあげ続けることは、本当にエネルギーのいることだと思います。そこには川畑さんはもちろん、他の当事者の方々やご家族の想いがあって、さまざまな活動が続けられているのだと感じました。当事者やご家族の想いに寄り添って、自立、自分らしい暮らしを望む方々の助けになりたいと思いました。貴重なお話をありがとうございました。
◎川畑さん、とても素敵な方でした。今後のご活躍をお祈りしています。
◎川畑さん良い話をありがとうございました。勉強になりました。
◎お話を聞かせていただき、ありがとうございました。
◎今回は少しカタめの会という印象があったので、気楽にわかりやすい雰囲気があればうれしいです。
◎皆が自立についてすごい考えている言葉を聞いて、スゴイと思った。
◎キレイな方ですね。
◎トランプ。
◎車椅子でお疲れさまでした。
◎話し方やおだやかな方で、落ち着きました。
◎参加者の声がなにより物語っていたと思います。今後もますますお元気でご活躍をお祈りします。
◎当事者の方々の日常生活等の困りごと等の発表会とか。
◎障害者の生活でできることをたくさん教えていただきました。ありがとうございました。
◎精神、身体、知的障害の人たちが、性的マイノリティーの人たちとつながっていくこと。
◎変えていこう、良くしていこうという想いと実行力がすばらしいと思いました。
◎落ち込んで、体調を崩して会場に来た自分に、あたたかく声をかけ、うけとめてくれた皆さまに最大かんしゃ。「お茶っこ」の空間は、自分にとって貴重です。いつもありがとう。
◎今日はお話を聞かせていただきありがとうございました。なかなか聞けないし、場所もなかったので本当に助かりました。もっともっとこういう場所が増えてほしいなあと思いました。
◎障害者の地域生活を支えるケアについて、CILと一緒にできることがあれば良いと思います。
◎パウンドケーキ、美味しかったです。ありがとうございました。
◎ヨガに興味があるので、ヨガ教室を開いてほしいです。
◎不便なこともあるかと思いますが、お互いに頑張りましょう。
◎料理教室。
◎以前、べてるの家の災害に関する講話や当事者研究の話を聞いて勉強になりましたので、盛岡でも聞きたいです。
◎熊本地震で亡くなった方、不便な生活を送られている人へ、心よりお見舞い申し上げます。
◎いろんな人を集めて、お外で何かレクリエーションをしてみたいです。

 ☆今回は、すごくたくさん書いていただきました。その一部を、ピックアップして紹介させていただきます。自立…さまざまですね〜!(黒田)
by open-to-love | 2016-04-18 23:07 | お茶っこの会2016 | Trackback | Comments(0)