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白川美也子先生講演会「災害後のこころ―PTSDや複雑性悲嘆の理解と私たちにできること」 のご案内

6月15日、白川美也子先生講演会

「災害後のこころ―PTSDや複雑性悲嘆の理解と私たちにできること」

白川美也子先生講演会「災害後のこころ―PTSDや複雑性悲嘆の理解と私たちにできること」 のご案内_a0103650_20302370.jpg


 東日本大震災から3カ月。被災地では徐々に復興が進んでいますが、新たに精神的な問題を抱えた被災者への対応や、内陸部へ転校してきた児童生徒へのより良い関わりのためにも、「災害後のこころ」への幅広い理解が求められています。
 盛岡市医師会(臼井康雄会長)主催の第2回メンタルヘルス研修会は2011年6月15日午後7時から、盛岡市大通1丁目の岩手教育会館大ホールで開かれます。精神科医で臨床心理士の白川美也子さん(昭和大精神医学教室)が「災害後のこころ―PTSDや複雑性悲嘆の理解と私たちにできること」と題して講演します。
 白川さんは、不眠や不安といった災害後の心の問題の多くは、異常な体験に対する通常の反応であること、一方で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や複雑性悲嘆といった治療が必要な状態との違いを整理。災害後の通常の心理が後にPTSDや複雑性悲嘆に発展しないために、一人一人がセルフケアとして、あるいは他の人と共に、コミュニティーレベルでできることについて講演するそうです。
 兵庫県立淡路景観園芸学校の天野玉記さんのミニ講演「阪神淡路より被災地に花を~園芸療法により心の癒やし」もあります。
 参加無料。問い合わせは市医師会事務局(019・625・5311、ファクス019・651・9822)へ。
by open-to-love | 2011-06-10 20:30 | 東日本大震災トピック | Trackback | Comments(0)