精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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ロバート・A・ニーメヤー著『〈大切なもの〉を失ったあなたに―喪失をのりこえるガイド』

『〈大切なもの〉を失ったあなたに―喪失をのりこえるガイド』
ロバート・A. ニーメヤー(Robert A. Neimeyer)著
鈴木剛子 翻訳
(春秋社、2006年10月)
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愛する人との死別、離婚、失恋、失業…。かけがえのないものを奪われた時、一体何ができるのか。斬新な理論と豊富な臨床事例から喪失の本質を見つめ、自分なりのやり方で一歩踏み出すヒントを満載した希望のガイド。心の混乱を整理する演習問題つき。

目次
1章 グリーフと向き合う人のために
 喪失を体験すること
 愛すること、愛を失うこと
 失業と社会的役割の喪失
 グリーフとの向き合い方とその内容
 喪失の環境と周囲とのつながり
 儀式の意味と自己再生へ向けて

2章 グリーフ・ケアに従事する人のために
 喪失体験、そして新たな生きがいを求めて
 生きがいを見つけるための文化的要素

3章 自分でできるグリーフ演習
 グリーフ演習の利用法

ロバート・A・ニーメヤー:メンフィス大学心理学部教授。1982年、ネブラスカ大学博士課程を修了後、死、グリーフ、喪失、自殺への介入について広範囲な研究を修めてきた。臨床家、雑誌『Death Studies』の主宰者、ワークショップの講演者としても活動している。死についての教育とグリーフ・カウンセリングの普及を目指す国際的な活動機関Association for Death Education and CounselingとInternational Work Group on Death,Dying,and Bereavementの会長を歴任。1997年、終末期の問題を考える会(American Psychological Association)の責任者に就任。

鈴木剛子:1963年、国際基督教大学卒業。ボッテガ・ヴェネタ・ジャパン、モスキーノ・ジャパン代表取締役を歴任。2000年に実業界を引退。カナダのユニバーシティ・オブ・ウェスタン・オンタリオ、キングス・カレッジに留学。2002年、死別による喪失およびグリーフ・スタディの専門課程修了、グリーフ・カウンセラーの資格取得。2004年、同大学ヒューロン・カレッジ神学部修士課程を修了。現在、グリーフ・カウンセラーとして従事している。
by open-to-love | 2011-04-06 21:45 | 喪失と悲嘆 | Trackback | Comments(0)