精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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相談支援センターさくら家族交流会のご案内

相談支援センターさくら家族交流会のご案内

 こころの病気についての知識を学び「地域で共に生きるために」私たちにできることを考える機会とするため、東京都調布市で活動してきたクッキングハウス代表松浦幸子さんをお迎えしての交流会を下記のとおり開催することとなりました。参加している方との交流を通じて、日頃の不安や悩みを解消できる場としてもご活用いただきたいと思っております。ご家族の方だけでなく、治療中のご本人も、友人として力になりたいと思っている人もどうぞお気軽にご参加ください。

対 象   精神疾患を持つ方のご家族、ご本人、精神保健に関心のある方
日 時   平成22年 3月 7日(日) 13:30~16:00
会 場   北上市総合福祉センター 2階研修室 (北上市常盤台二丁目1番63号)
参加費   無料
定 員   100名
申込先   相談支援センターさくら  ☎0197(63)2039
〆 切   平成22年3月3日(水)までに、電話でお申し込みください。
<プログラム>
13:00   受付
13:30~13:40  開会・挨拶
13:40~15:00  
講 演 「心の居場所~クッキングハウス22年の活動から学ぶ~」
講 師  クッキングハウス代表松浦幸子さん&クッキングハウスメンバー          
15:00~15:15 休憩
15:15~16:00 質疑応答の時間 
どんどん質問してみましょう!!
16:00  閉会

クッキングハウス 代表 松浦 幸子さん(東京都調布市)プロフィール
 活動開始は1987年。
 1987年、クッキングハウス代表の松浦幸子さんご自身のソーシャルワーカーの活動経験から、病院と家以外で居場所のない精神障害者に対する自立支援を始める。
 最初は、おいしい食事作りを柱にした気持ちの良いコミュニケーションを学ぶ文化活動を通じて、精神障害者の社会復帰の場の提供をコンセプトに、12帖のマンションの一室から始めた。
 1993年からは、精神障害を持つ人が一緒に食事を作るだけではなく、広く市民にも玄米などの天然素材を生かしたおいしい食事や弁当を提供するレストランを開設し、調布市民に好評を博す。その後、ティールーム(第1クッキングハウス)におけるメンバーの制作創造活動と市民講座などの家族や専門家を対象にした社会啓発活動、正午から夜間までの夕食作りを主体にしたメンバーのためのクッキングスター(第3クッキングハウス)活動など、精神障害者の支援を四六時中展開している。
 クッキングハウスは現在、70人に及ぶメンバーと3つの活動拠点の常勤スタッフ9人が、日曜日を除く週6日間、午前9時~午後8時まで活動している。その結果、全メンバーが再発の危険から脱し、内26人は家族から自立した生活を続け、16人は自分のペースで就労している。
 さらに2002年から、全国の精神障害者の方を幅広く支援する活動として、メンバーを伴ってピアカウンセリング付きの活動(動くクッキングハウス)を年間60回以上行っている。また、文化活動として、これまでの経験を出版物で発刊、誰でもできる絵を描く方式のキミ子式の松本キミ子さんとの連携で誰でも描ける絵画展を開催するなど、精神障害者の能力を限定せずに幅広く世の中で生き生きと暮らせるようになることを願い、全国の当事者を励ますために様々な方法を展開している。
(精神障害へのアンチスティグマ研究会第2回精神障害者自立支援活動賞受賞資料 ホームページより引用=2005年12月9日:プレス発表資料)

お問い合わせは・・・相談支援センターさくら(0197‐63‐2039) 高橋 小原 まで
by open-to-love | 2010-02-19 21:45 | 岩手中部圏域:北上市 | Trackback | Comments(0)