精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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カテゴリ:盛岡ハートネット被災地家族支援( 8 )

みちのくマルシェで盛岡ハートネット活動紹介(2016年5月21日)

盛岡ハートネットは2016年5月21日、仙台市の仙台国際センターで開かれた第15回日本トラウマティック・ストレス学会にて、みやぎ心のケアセンターが企画した被災地活動団体応援企画「みちのくマルシェ」にて、活動展示をしてきました。
 宮城県を中心に、被災3県で被災地支援関係の活動をしている30団体が、出展しました。
 展示した文章は、下記の通りです。


「盛岡ハートネット」の活動…2016.05.21 日本トラウマティック・ストレス学会@仙台

  「盛岡ハートネット」は精神障害当事者・家族・関係機関・市民がつながり、対話し、相互理解を深めることを願い、2007年に岩手県盛岡市で誕生したゆるやかなネットワークです。
 参加資格は一切ありません。どんな疾患でも、住所地がどこでも、誰でも参加OKです。
 主な活動としては、心の病と共に生きる仲間達連合会キララ(岩手県一関市)のみなさん、前田ケイ先生(ルーテル学院大名誉教授)、米倉一磨先生(相馬広域こころのケアセンターなごみ所長)、伊藤順一郎先生(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所)ら、精神保健医療福祉の第一線で活躍している方々を講師に招き、「リカバリー」などをテーマにした例会を、これまで20回開催しています。
 東日本大震災後の2011年7月からは、当事者を中心にみんなで安心しておしゃべりできる小さな集まり「お茶っこの会」も2カ月に1回ペースで開いています。
 参加家族有志による被災地などでの家族支援活動にも取り組んでいます。
 岩手県立大学社会福祉学部の講師や、リカバリーフォーラム(NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ主催)、日本精神障害者リハビリテーション学会、日本精神・神経学会学術総会、日本精神科看護協会岩手県支部市民講座などで、パネリストや講師もしています。
 岩手県内の自殺予防傾聴ボランティア団体などのネットワーク「さん・Sunねっと」、東日本大震災を機に発足した「もりおか復興支援ネットワーク」の加盟団体でもあります。
震災は、人と人、人と古里など、多くのつながりを断ち切りました。一方、精神障害を抱えるということは、往々にして、友人関係や親戚関係など、発病前のさまざまなつながりが希薄になってしまうことでもあります。
 盛岡ハートネットはこれからも、さまざまな活動を通じて、人と人とのつながり、当事者や家族と支援者とのつながり、沿岸と内陸のつながりなど、いろんな「つながり」を大切にしていきたいと思います。


盛岡ハートネット 東日本大震災被災地における家族支援活動(2011年~)

 精神障害者は年々増加し、疾患も統合失調症のみならず、うつ病、そううつ病など多様化しています。それに伴って、家族の在り方も、抱える悩みも多様化しています。
家族会は全国各地に約1600団体あるとされますが、その多くが「統合失調症の子どもを持つ親の会」という設立当初からの枠組みにとどまり、会員の高齢化、新規加入者の減少、活動のマンネリ化など数々の問題を抱えています。さらに東日本大震災津波による他地域への転出など、会員の生活環境の大きな変化が、活動の停滞に拍車を掛けています。
 盛岡ハートネットは、精神障害と被災という二重の困難を抱える家族がつながり、元気を取り戻すきっかけになることを願い、被災地の家族支援活動に取り組んでいます。
 活動している家族の年代は20〜50代で、当事者の疾患(統合失調症、うつ病、躁鬱病など)も、立場(子ども、伴侶、親)も多様です。各地の家族会や関係機関のオーダーに応じて、研修会の講師や家族交流会のゲストをしています。
 沿岸各地で、家族が家族を支える仕組み(ピアサポート)が育ち、家族の孤立を防ぐとともに、マンパワー不足の課題を抱えつつケース対応に追われる被災地の関係機関の負担軽減、さらには共助・共生の精神に根ざした復興のまちづくりの一助になることを願っています。

【2011年】
11月20日 「宮古圏域家族懇談会」講師
主催:宮古圏域障がい者福祉推進ネット(レインボーネット) 会場:宮古地区合同庁舎

【2012年】
3月17日 「宮古圏域家族懇談会」ゲスト
主催:レインボーネット 会場:宮古市・フラットピアみやこ

9月23日 「岩泉町家族懇談会」ゲスト
主催:レインボーネット 会場:岩泉町保健センター

【2013年】
6月29日 「山田町家族懇談会」ゲスト
主催:山田町 共催:山田町・宮古山口病院 会場:山田町保健センター

11月 9~10日 「宮古&気仙圏域家族学習会」
会場:宮古市・宮古地区合同庁舎&大船渡市・市総合福祉センター
講師:横山恵子先生&さいたま市もくせい家族会(盛岡ハートネット協力事業)

【2014年】
6月21日 「山田町家族懇談会」ゲスト
主催:山田町 共催:山田町・宮古山口病院 会場:山田町保健センター

【2015年】
8月 8日 「あいまいな喪失」事例検討会&ワークショップin盛岡
主催:同実行委員会(盛岡ハートネット協力事業) 会場:盛岡市総合福祉センター

10月24日 山田町家族懇談会「やまだサザンクロス」
主催:山田町 共催:山田町・宮古山口病院 会場:山田町保健センター

【2016年】
2月10日 「宮古圏域精神保健福祉ボランティアフォローアップ研修会」ゲスト
主催:レインボーネット 会場:宮古市・シートピアなあど

★このほか、内陸部の家族会活動の活性化に向けたサポートもしています。「年々、会員が減っていて、このままだと解散かも」「どうしたら若い家族が加入するのだろう」、あるいは「家族の思い、経験談を聞きたい」「家族支援に関心がある」といった皆さま、気軽に連絡ください。ニーズに沿ったかたちで、お手伝いさせていただきます。

盛岡ハートネット事務局:黒田大介
電話番号:090-2883-9043
パソコンメール:yukapyon@estate.ocn.ne.jp
携帯メール:opentolove@ezweb.ne.jp
ブログ「Open, to Love」 http://opentolove.exblog.jp/
by open-to-love | 2016-05-29 14:28 | 盛岡ハートネット被災地家族支援 | Trackback | Comments(0)
「やまだサザンクロス」w.盛岡ハートネット(10月24日)

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 8月はこころのケアセンターの野田看護師さんをお迎えしての勉強会とお茶っこの会でした。勉強で知識を付けたあとの皆さんはとてもお話が盛り上がり、いい笑顔で帰られていましたね☆2か月に一回と開催頻度が少ない分、それまでのことを共有し、明日へのヒントにつなげましょう!
 さて10月は、恒例となりつつあります盛岡ハートネットの皆さんに加え、宮古市のいずみ会の皆さんと交流会を行います。皆さんのご参加をお待ちしています☆

♪本日のメニュー♪
日時:10月24日(土)13時半から16時半
場所:保健センター2階 和室
内容:
①「体験を共有しよう!」グループディスカッション
      コーディネイト 保健師 尾無 徹
②お茶っこの会 ~それぞれの地域のお菓子と共に~

※やまだサザンクロスのルールとして、無理にお話を強要することはありませんし、退席も自由に行えます。

参加料:200円(お茶、お菓子代に使います)

※参加申し込みは10月23日(金)までに担当の尾無(おなし)までお願いします。
    電話:82-3111(内線143)

共催:宮古レインボーネット、宮古山口病院

☆山田町のご家族のみなさま、お会いできるの楽しみにしてます!(黒田)
by open-to-love | 2015-10-01 22:58 | 盛岡ハートネット被災地家族支援 | Trackback | Comments(0)
「家族交流会〜もりおか☆よこて」報告…下

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※ハートネットからは、計7人の家族が参加しました。グループワーク(お茶っこ)は、横手のご家族のみなさんが積極的に思いを話され、かつ、聞き上手でもあったのが印象的でした。日頃から、支援者がご家族にしっかりかかわっているんだなあ、というのがうかがえました。
 終了後は、横手やきそばを食べ、名物の超リアルなハチノコケーキを購入し、ふれんどーるのメロンパンを食べ、秋田県立美術館で重要文化財「後三年合戦絵巻」や「猫展」などを観賞し、と、横手を満喫した旅でもありました。
 というわけで、遅ればせながら、報告でした。
by open-to-love | 2014-12-29 20:52 | 盛岡ハートネット被災地家族支援 | Trackback | Comments(0)
「家族交流会〜もりおか☆よこて」報告…上

 盛岡ハートネットは、東日本大震災後に、各地の家族会の招きで、交流会のゲストをすることが多いです。今年は初めて、県外からお招きいただきました。
 2014年10月18日、横手興生病院家族会「ひまわり会」のお招きで、奥羽山脈を越えて、秋田県横手市に行って、交流会をしました。
 「地域を越えて、皆さんで語り合いませんか? 精神障がいのある方も家族も、 みんなが住みやすい地域作りのヒントが見つかるかもしれません。おじゃっこ飲みながら、「いつものまま・ありまのまま」でお話しませんか?」というのが趣旨で、事務局の黒田の話と、リラクゼーションヨガ、そして、おちゃっこでした。
 以下、発表資料(前半)です。
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by open-to-love | 2014-12-29 20:38 | 盛岡ハートネット被災地家族支援 | Trackback | Comments(0)
復興庁男女共同参画事例集で盛岡ハートネットが紹介されました

 復興庁男女共同参画班「男女共同参画視点からの復興~参考事例集~」の第7版に、盛岡ハートネットが紹介されました。
 2014年10月17日付で、復興庁のホームページに掲載されました。
 URLは下記の通りです。関心ある人はご覧くださいね。

http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-16/20130626164021.html
by open-to-love | 2014-10-18 19:42 | 盛岡ハートネット被災地家族支援 | Trackback | Comments(0)
「家族交流会〜もりおか☆よこて」(2014年10月18日)
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 このたび、地域の家族会の皆さんと交流会を開催することになりました。ゲストは、『盛岡ハートネット』の皆さん!奥羽山脈を越えて、はるばる横手 まで来ていだけるそうです。地域を越えて、皆さんで語り合いませんか? 精神障がいのある方も家族も、 みんなが住みやすい地域作りのヒントが見つかるかもしれません。おじゃっこ飲みながら、「いつものまま・ありまのまま」でお話しませんか?
 ご家族だけでなく、当事者の方、支援者の方でも結構です。皆さんのご参加をお待ちしています。

日時:2014年10月18日(土)9:30〜11:30
場所:秋田県横手市・あさくら館和室
参加費:100円
定員:20人 ※参加希望の方はご連絡ください。
★内容
 1.自己紹介 盛岡ハートネットの紹介
 2.リラクゼーションヨガ
 3.おちゃっこ ※お茶を飲みながら、『いつものまま、ありのまま』にお話。
 4.まとめ
★ゲスト:盛岡ハートネットの皆さん

*盛岡ハートネット*
 盛岡ハートネットは「精神障害当事者・家族・関係機関・市民のネットワーク」です。さまざま なテーマで例会を開催しており、現在は、盛岡市内にとどまらず、岩手県内・日本全国で活動して いる団体です。

《連絡先》
 横手興生病院家族会「ひまわり会」事務局
 医療相談室(0182‐32‐2071)

※横手のみなさん、お会いできること楽しみにしてます!
by open-to-love | 2014-10-15 10:36 | 盛岡ハートネット被災地家族支援 | Trackback | Comments(0)
被災地における精神障害者家族支援について(2013年11月10日)

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2013年11月10日
被災地における精神障害者家族支援について
(盛岡ハートネット事務局 黒田大介)

1.被災地における精神障害者家族支援の定義と領域

 被災地における精神障害者家族支援とは、地域精神保健活動の一環として、疾患を問わず、震災以前からのケース対応に加え、新たに顕在化したケースに対し、地域保健活動や精神医療と密接にリンクしながら、当事者支援と一体的に提供される支援の総体である。主として、①ケース対応、②家族心理教育の提供、③ピアサポートの促進(既存の家族会の活性化、新たなグループの育成)-の組み合わせからなり、家族が共に学び合い、支え合う仕組みづくりを目指す。
 災害時精神保健システム(あるいは4段階の心のケアレベル)の枠組みの中で、精神障害者家族支援は、主に地域精神保健活動領域(ポピュレーション・アプローチとハイリスク・アプローチが重なり合う領域)に位置づけられる(下図参照)。

参考:国立精神神経医療研究センター精神保健研究所成人精神保健研究部「災害時の支援・こころのケア総論・組織的対応」より「災害時精神保健システム:多層的なサービス提供」
 佐々木亮平・岩室紳也「災害を支える公衆衛生ネットワーク 東日本大震災からの復旧、復興に学ぶ9『こころのケアとは ポピュレーションアプローチの視点から』」より「4段階のこころのケアレベル」



2.被災地における精神障害者家族支援に必須・必要な条件

◎復興の進展・生活再建(必須)
 →心の復興の土台

◎地域保健活動(必須)
 →困難を抱えた当事者&家族の掘り起こし、地域精神保健活動へのつなぎ

◎地域精神保健活動(必須)
 →ケース対応、精神医療へのスムーズなつなぎ、家族心理教育、ピアサポートグループ育成支援

◎科学的根拠に基づいたプログラム(必要)
 →NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ「家族のための家族学習会」プログラム

◎外部からの支援(必要)
 県外→横山恵子先生(埼玉県立大保健医療福祉学部教授)&埼玉もくせい家族会
 内陸→盛岡ハートネット参加家族

 ◎スーパーバイズ(必要)
  →全県的な状況を視野に入れた専門家のアドバイス

 家族支援を外部から単独で提供しても意味をなさない。地域保健活動や地域精神保健活動を担う地元関係機関との連携が不可欠。
 一方、家族支援プログラムを実践する際には、地元関係機関にとって、なるべく負担にならない仕組みが必要。
 地元関係機関と外部支援、専門家と外部の家族の力とがほどよくブレンドされることによって、家族支援はより効果的、持続的になる。



3-1.被災地における精神障害者家族支援の意義

◎精神障害と被災という二重の困難を抱える家族、当事者がつながり、元気を取り戻すきっかけとなる。

◎家族が家族を支える仕組み(ピアサポートグループ)が地域精神保健システムの中に位置づけられることで、システムが豊かになり、マンパワー不足が課題となっている被災地の関係機関のケース対応が減り負担の軽減が見込まれる。

◎家族が家族を支えるという自助・共助の仕組みは、同じく自助・共助の精神に基づく地域コミュニティーの再生にも寄与することが期待できる。



3-2.被災地における精神障害者家族支援の一翼を、外部の家族が担う意義

◎地元支援者の負担軽減につながる。

◎地元支援者が家族の体験的知識を活用できる。

◎外部の家族が継続的に訪れることで、被災地の「見捨てられ感」解消につながる。

◎外部の家族にとって、被災地の家族を支える役割を担うという体験を通じたエンパワメントの機会となる。

 ◎自らが被災しながらも当事者を支える家族、精神保健活動に励む支援者の姿や心に触れるという、かけがえのない体験となる。

◎沿岸の家族がつながりを得るだけではなく、沿岸から内陸に移り住んだ家族もつながりを得ていくための、沿岸と内陸のネットワークを密にすることができる。



4-1.盛岡ハートネットの家族支援の特徴

◎若く、配慮と共感に満ち、多様な家族メンバー構成。
   →当事者の疾患(統合失調症、うつ病、躁うつ病)も、立場(子ども、伴侶、親)もさまざま。「家族による家族学習会」の担当者研修会を受講するなど、個々のスキルアップにも努めている。

◎地元関係機関のオーダー、地域の実情に応じたプログラムの組み立て。

◎「お茶っこの会」などによる内陸避難者へのサポート体制。
   →当事者と家族中心の集まり。月1回ペースで、盛岡市内で開催中。

◎コストパフォーマンスの高さ。

※盛岡ハートネットは「精神障害当事者・家族・関係機関・市民のネットワーク」という成り立ちゆえ、家族に特化せず、マルチプル・ファミリー・グループ(当事者&家族グループ)育成というオーダーへの対応も可能。

※宮古地域を中心とした盛岡ハートネットのこれまでの取り組みは、チラシ「家族が元気になるお手伝いをしてます!」や、別紙「岩手~宮城県沿岸北部の家族会・家族支援状況」参照のこと。



4-2.盛岡ハートネットの家族支援の展望

 被災地のみならず、全県、全国的に、震災以前から家族会活動は停滞傾向が続いており、震災が窮状に拍車を掛けている。
 盛岡ハートネットは、各地域の関係機関、横山先生&埼玉もくせい会とも連携しながら、被災規模の大きい岩手県沿岸南部を中心に家族支援活動を継続するほか、ゆくゆくは宮城県沿岸北部へ、そしていつの日か、福島県南相馬市まで南下したい。
by open-to-love | 2013-11-08 21:09 | 盛岡ハートネット被災地家族支援 | Trackback | Comments(0)
家族が元気になるためのお手伝いをしてます!

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by open-to-love | 2013-11-08 20:48 | 盛岡ハートネット被災地家族支援 | Trackback | Comments(0)