精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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カテゴリ:公衆衛生ねっと( 3 )

HP「公衆衛生ねっと」 災害時の公衆衛生

 さまざまな分野の公衆衛生専門家の集まる情報ネットワーク「公衆衛生ねっと」。

http://www.koshu-eisei.net/

 そのホームページ内に、東日本大震災復興支援ネット「災害時の公衆衛生」が設けられています。
 「平成23年3月11日に発生しました東日本大震災に対する公衆衛生面からの支援を円滑に進めるため、ヘルスプロモーション研究センターが平成23年3月16日に公衆衛生ねっと内に情報提供サイトとして立ち上げたものです」とのことです。

http://www.koshu-eisei.net/saigai/index.html

ラインナップは…

◎陸前高田市のいま
  復興にむけた陸前高田市の取り組み
◎被災地からの報告
  研修会等で被災地から行われている報告をアップ
◎震災関連書籍
  読んでおきたい書籍
◎災害からの復旧・復興
  災害からの復旧・復興、計画策定関連資料
◎現地の取り組み
  仙台市若林区等での支援、支援時の姿勢
◎災害支援パブリックヘルスフォーラム
  被災地を公衆衛生の観点から支援する仕組み
◎被災地支援の公衆衛生ボランティア
◎ボランティア/作業者
  ボランティアの心構え、作業者の健康管理等
◎公衆衛生全般
  総論、保健師活動、支援の心構え、文献、等
◎栄養
  栄養、食事、アレルギー等
◎母子保健
  妊婦と放射線、母子保健 、 母乳栄養、等
◎医療
  妊婦受入れ、プライマリケア、医療行為、医療機関の状況、等 Q&A
◎循環器
  高血圧、循環器疾患のリスク、予防、支援、対処
◎こころのケア
  こころのケア、メンタルヘルス
◎高齢者
  認知症
◎口腔、歯科
  口腔、歯科の保健医療とケア
◎災害関連文献
   ダウンロード可能なものを掲載
◎外国籍
  外国籍住民の支援
◎生活上の工夫と支援
  避難生活でのおむつ、生理の対処、入浴可能施設
◎震災全般
  衛星写真、交通情報、情報収集サイト、津波予測、等
◎放射線関連
  被ばくへの対応、等
◎地図
  岩手県、宮城県、福島県、陸前高田市

ちなみに、この中の「こころのケア」を見てみると…

◎国立精神・神経医療研究センター内の情報サイトに、次々と新しい情報がアップ。
◎こころのケアマニュアル(日本赤十字)
◎災害時の「こころのケア」の手引き(東京都福祉保健局)
◎災害時のこころのケア(岐阜県精神保健福祉センター)
◎日本小児精神医学研究会 子どものこころのケア(PTSD)
◎日本小児科医会パンフレット「もしものときに…子どものための心のケアのために」
◎震災ストレス ケア・マニュアル(ストレスマネジメント教育実践研究会)
◎前川あさ美・東京女子大学教授(臨床心理士・臨床発達心理士)『災害にあった子どもの心とその援助者のためのマニュアル』(ほんの森出版)
◎サイコロジカル・ファーストエイド 実施の手引き「第2版」(兵庫こころのケアセンター)
◎災害時地域精神保健医療活動ガイドライン(厚生科学特別研究事業)
◎日本トラウマティック・ストレス学会
◎精神医学2006年3月号『災害精神医学の10年ー経験から学ぶ』
◎最相葉月(みすず書房)『東北関東大震災下で働く医療関係者の皆様へ―阪神大震災のとき精神科医は何を考え、どのように行動したか』

…という感じです。とってもいいサイトだと思います。(黒田)
by open-to-love | 2012-01-28 21:29 | 公衆衛生ねっと | Trackback(2) | Comments(0)
地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター 編『健康なくに 2011』
(医療文化社、2011年11月30日)
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 「健康」を単に疾病がないといった狭いとらえ方ではなく、国民一人ひとりが幅広い意味での「健康」を享受できるようにするために、専門職のみならず、地域に生きる一人ひとりが何に取り組めばいいのかを考え、実践するきっかけとなる、そして日頃の活動を見直すときに手にしていただけるような内容を本書は目ざしています。2011年版では、東日本大震災の復旧や被災地支援で学んだ「健康なまちづくり」を、非被災地での日常活動に生かせるようなものとして提示しています。

目次
◆健康づくりはまちづくりから
 1.住民主体の健康なまちづくり
 2.健康づくり、まちづくりに求められている視点
 3.住民力でまちづくり
 4.埼玉県坂戸市の健康なまちづくりー市民との協働を中心に
 5.防災活動から健康なまちづくりへ−いつまでも暮らしたいと思える地域を目指して
 6.災害時に動ける地域とはー神奈川県泰野市の事例から
◆公衆衛生とは
 1.公衆衛生のチカラ
 2.格差社会における公衆衛生
 3.医療における公衆衛生の役割
◆公衆衛生を推し進める理論、理念、方法論、評価法に学ぶ
 1.今こそ、ヘルスプロモーションの実践を
 2.健康づくりの成功事例(8020運動)に学ぶ
 3.ハイリスクアプローチ、ポピュレーションアプローチの再確認
 4.いいとこ発見モデル(アセット・モデル)のすすめ
 5.ソーシャル・キャピタルという考え方
 6.健康づくり活動の評価
◆公衆衛生を推し進めるチカラとは
 1.ビギナーのための公衆衛生入門
 2.住民力とは、なぜ住民力が必要なのか
 3.公衆衛生活動に必要な基礎体力〜というはなし
 4.あなたの教室・事業企画力ー壽民組織活動の育成編
◆災害時の公衆衛生
 1.陸前高田市の支援から見えてくる現場のニーズ
 2.つながりが生む被災地支援
 3.災害時の公衆衛生支援
 4.災害後の各フェーズで求められる公衆衛生活動
 5.災害によるコミュニティの崩壊
 6.災害とボランティア
 7.健康危機管理総鈴
 8.行政と大学が連携した災害ボランティア事業
◆平常時の公衆衛生活動が災害時に役立つ
 1.住民同士で支え合うメンタルヘルス
 2.健康なまちづくりにおける保健所の役割
 3.地域力で予防する子どもの虐待
 4.地域で支える思春期の子どもとその家族
 5.特定健診・特定保健指導の再構築を追い風にー市町村保健師だからこそできる特定保健指導とは
 6.糖尿病対策を健康づくり活動へ
 7.市町村保健師は高齢者家族をどう考えるか
 8.障がい児・者と公衆衛生
◆健康なくにを目指して

著者
岩室紳也(地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センター センター長)
安藤実里(同センター 研究員)
石川貴美子(神奈川県秦野市福祉部高齢介護課 課長補佐)
尾島俊之(浜松医大医学部健康社会医学 教授)
国吉秀樹(沖縄県福祉保健部健康増進課 課長)
佐々木亮平(日赤秋田看護大看護学部看護学科 助教)
椎名雄一(医療法人社団碧水会長谷川病院)
鈴木廣明(「健康都市おやまプラン21」サポーターの会 会長)
田中久子(女子栄養大公衆栄養学 教授)
藤内修二(大分県福祉保健部健康対策課 課長)
仲井宏充(西九州大健康福祉学部健康栄養学科 教授)
中板育美(国立保健医療科学院生涯健康研究部 主任研究官)
中川昭生(島根県健康福祉部 医療統括監)
中瀬克己(岡山市保健福祉局 審議官(保健・医療担当)兼 岡山市保健所 所長)
原岡智子(浜松医大医学部医学科地域医療学)
原田 久(長谷川病院)
櫃本真聿(愛媛大医学部付属病院医療福祉支援センター センター長)
福島富士子(国立保健医療科学院生涯健康研究部特命統括研究官)
福永一郎(高知県須崎保健所 保健監・須崎保健所 所長)
福原円(栃木県小山市保健福祉部健康増進課 主任)
松岡宏明(岡山市保健所 保健医療専門監)
by open-to-love | 2012-01-22 21:39 | 公衆衛生ねっと | Trackback | Comments(0)
和田耕治、岩室紳也編『保健・医療従事者が被災者と自分を守るためのポイント集』
(内外医学社、2011年6月)
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 2011年3月11日に起きた東日本大震災は被災地に大きな爪痕を残しました.医師・看護師・保健師・ボランティアの方々による継続的な現地支援が今なお求められ続けている状況下において,支援者には被災者と自分自身を守ることの出来る正しい知識が必要です.安全確保,心身の健康維持,感染症対策etc.……現場で必ず役立つ知識をこの本に凝縮しました. 今後起こりうる大災害への備えとしても常備して頂きたい一冊です。

目次
第1章 地震や津波などの災害に関する基本的知識
  1.集団を対象にした公衆衛生対応について知っておきたい5つのポイント
  2.被災地における短中期の保健医療福祉再建計画策定支援シート
  3.被災地に対する医療体制の考え方
  4.支援に入った医師・看護師が知っておきたい保健師等の活動と連携
  5.支援に入る保健・医療従事者の持ち物リスト
  6.一般ボランティアの役割と連携
  7.インターネットの有用性と課題
第2章 被災者の安全と健康を守る
 A.安全を確保する
  1.被災した建物に入る際に知っておきたい10のポイント
  2.がれきの焼却をする際に知っておきたい5つのポイント
  3.一酸化炭素中毒を予防するために知っておきたい7つのポイント
  4.被災地の治安を守るために予防すべき4つの暴力
  5.放射線について知っておきたい10のポイント
 B.心身の健康を守る
  1.避難所生活改善のために知っておきたい10のポイント
    〜阪神・淡路大震災の教訓より〜
  2.炊き出しをする際に知っておきたい10のポイント
  3.避難所でできる簡単な5つの運動(ストレッチ)
  4.被災者の心のケアに関して知っておきたい7つのポイント
  5.被災した子どもの心のケアに関して知っておきたい7つのポイント
  6.遺族や遺児と話すときに知っておきたい7つのポイント
  7.高齢者を支援する際に知っておきたい10のポイント
  8.妊娠・出産された方に伝えたい10のポイント
  9.避難所の清潔・生活環境評価シート
 C.感染症から守る
  1.手洗いできないときの手指のケア
  2.歯磨きができないときのお口のケア
  3.感染予防のための8か条
  4.避難所の感染対策ー避難所のウイルス胃腸炎対策
  5.みんなのトイレみんなできれいに気持ちよく
  6.避難所のインフルエンザ対策6つのポイント
  7.水害後の家屋におけるカビ(真菌)について知っておきたい7つのポイント
第3章 医療従事者・作業者(ボランティア)の安全と健康を守る
  1.津波の後の復旧において安全と健康を守る10のポイント
    〜2004年インド洋大津波に学ぶ
  2.医療従事者・ボランティアなどが知っておきたいほこり(粉じん)に関する7つのポイント
  3.復旧作業や片付けを行う作業者が知っておきたいほこり(粉じん)・アスベストに関する7つのポイントと粉じんマスクの正しい装着法
  4.災害によって放出された化学物質について知っておきたい3つのポイント
  5.電気を使わずに暑さから身を守る7つの方法
  6.熱中症を予防するための5つのポイント
  7.寒さのなかで作業する人が知っておきたい7つのポイント
  8.復旧作業を行う人を疲労から守るための7つのポイント
  9.支援者のためのセルフケアの7つのポイント
 10.災害現場で救援活動をされた方が帰ってきた際に知っておきたい10のポイント
 11.ご遺体を取り扱う際に知っておきたい10のポイント
第4章 これから支援に入る方に伝えたいこと
  1.支援を自分で完結する難しさ
  2.自己完結と重層的な仕組みで「現場のためになる」支援を
  3.災害亜急性期から慢性期に災害医療支援を初めて行うプライマリケア医師へ
  4.支え合う力を活かす社会へ
  5.被災地における感染症対策の実際
第5章 災害直後(1週間)に命や生活を守る
  1.命を守るために優先すべき10のポイント
  2.被災直後の生活飲用水に関する10のポイント
  3.仮設トイレが未整備の被災地における10のポイント
  4.災害直後の食糧支援に関する10のポイント
  5.初期のシェルター(避難所)の運営に関する10のポイント
  6.外部との連絡手段と安否確認
  7.災害直後の感電予防に関する4つのポイント
  8.医療従事者が普段から家庭で備えておきたい物品リスト

※災害初期の心理的支援マニュアル「サイコロジカル・ファースト・エイド(PFA)」と併せて読みましょう!(黒田)
by open-to-love | 2011-12-25 21:31 | 公衆衛生ねっと | Trackback | Comments(0)