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カテゴリ:心の病とマンガ( 4 )

コンボお知らせメール便「ダンナさんにも読んでもらいたい漫画『うつまま日記。』」完成しました!」

盛岡ハートネットのみなさま

 こんにちは、コンボ広報チームです。前回のメール便でお伝えしたコンボの大ハプニング(エアコン故障!)についてお見舞いや励ましのメール・お電話をたくさんいただきました。みなさま、どうもありがとうございます。スタッフ一同なんとかやっております。さて、本日は待望の新刊、「うつまま日記。」のご案内です。編集を担当した小林から紹介します。
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ダンナさんにも読んでもらいたい漫画「うつまま日記。」完成しました!
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■歴史上初めての漫画! なぜかというと…■

 夏真っ盛りですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私はコンボで編集を担当している小林絵理子です。連日の猛暑で寝苦しく、食欲が落ちたせいか体重が減ってきました。今まで体重計に「軽肥満」とありましたが、「普通」になり、嬉しいような複雑な気持ちです。オリンピックが開催されて、にぎやかなムードのなか、コンボからもいいお知らせがあります。コンボ初の漫画の単行本「うつまま日記。」が発売されました。 この単行本の特徴は原作、作画、編集担当の3人が精神疾患をかかえた女性ということです。何を隠そう、この文章を書いている私もその一人です。編集を担当させていただきました。漫画家の方が精神疾患をかかえている場合はたまにありますが、3人とも 精神疾患をかかえているというのは漫画史上初のことだと思います。特に、まとめ役 の編集が入院を3回も経験しており、一番病状が重いというのもおかしな話しです。 私は、これはもう21世紀の奇書だと思っています。前代未聞のプロジェクトなので、完成するまでに3年もかかりました。以前の職場 では300ページの月刊漫画雑誌を出していたのですが…。この漫画は「こころの元気+」で隔月連載されている「うつまま日記。」を佑実さんという方に描き直していただきました。ユーモアあふれる育児マンガになっています。 そして、ところどころ、ホロリとさせられます。主人公のうつままが家事や育児で苦労したり、ダンナと離婚の騒ぎになったりなど、 どの家庭にも一度は起こる出来事があり、うつ病をかかえた母親でなくても楽しめる と思います。原作のまつもとさんのあとがきを抜粋します。

 「私は元々、家事が得意でなかったのですが、病気になってますますできなくなりました。開き直って「ずぼら、手抜き、グータラ、大雑把」をモットーとして、食事の宅配、総菜にコンビニ弁当などサイフの限り頼っています。」

 母親たちは家事と育児に追われ、完璧にこなさないと何を言われるか分からない、 という見えない他人様の目を気にして生きています。最近、子供を持つ芸能人が育児のつらさをブログに書いて主婦の人たちから共感を得ていました。そういう苦労をかかえている人たちにぜひ読んでもらいたいと思います。また、夫の立場の人たちにもオススメしたいです。夫は会社で働いて家庭にお金を 入れているので、それで自分の役目が終わりだと思っているのかもしれませんが、妻だって家庭を維持していくために朝から晩までいろいろと苦労しているのです。そういう母親(妻)の陰の苦労なども知っていただきたいです。また、最近、自分の母親が精神疾患をかかえていて苦労した子供たちの話しを
耳にするようになりました。うつままのムスコは母親がうつ病だということを幼いなりに理解しようとします。そんな、うつままとムスコのやりとりは同じように親が精神疾患をかかえていた子供たちにも共感を呼ぶのではないでしょうか。

■読みやすくて面白い漫画をめざしました■

 そして、もちろん「うつまま日記。」は漫画作品としてもとても面白いです。編集の私が言うのも恥ずかしいですけれど、読みやすく、ユーモアがあり、絵もかわいらしく、どんな人にもすっと入っていけると思います。「うつまま日記。」ができあがってから私の母親にこの漫画を送りました。私の母は漫画が苦手で読み方が分からない、という人なのですが、読み終わったあと電話をくれて「読みやすくて、面白かった」と言ってくれました。そのあと、うつまま日記の内容について語りはじめ、特にムスコがいじめから立ち直るシーンなどに興味を持っていたようで持論を展開し熱く語っていました。いろんな人たちに楽しんでいただける一冊になったと思っています。「うつまま日記。」をどうぞよろしくお願いします。(編集を担当した小林絵理子)
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注文方法
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■本書のくわしい内容はコンボホームページをご覧ください。
  https://x172.secure.ne.jp/~x172042/shop/main.cgi?mode=cart&sid=1
■本書のご注文は、お電話・ファックス・コンボホームページからお願いいたします。 ファックスの場合、本の題名・郵便番号・ご住所・電話番号を書いてご注文ください。
  電話番号 047-320-3870
  ファックス番号 047-320-3871
 コンボホームページからのご注文の場合、クレジットカード支払いや代引きなどを選ぶことができます。
  https://x172.secure.ne.jp/~x172042/shop/main.cgi?mode=cart&sid=1
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http://comhbo.net/mental_energy/pdf_data/genkiplusno1_2.pdf

特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)
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〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
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info@comhbo.net (コンボ広報チーム)

http://comhbo-mail.blogspot.com/
こちらで過去のお知らせメール便がご覧になれます。
by open-to-love | 2012-08-09 20:47 | 心の病とマンガ | Trackback | Comments(0)
まつもとあけみ・原作&佑実・漫画『うつまま日記。』

(NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ発行、112ページ、1260円)

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ある日、ままがビョーキになった…。どうするダンナ!どうするムスコ?
たぶん世界初! 原作も、漫画も、担当編集者も、精神疾患をかかえる3人の女性!

※これはいい本です。ハートネットでも、そのうち、こういう本をつくりたいですね。(黒田)
by open-to-love | 2012-07-17 23:25 | 心の病とマンガ | Trackback | Comments(0)
細川 貂々『ツレがうつになりまして。』
(幻冬舎文庫、2009年4月)

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 スーパーサラリーマンだったツレがある日、突然「死にたい」とつぶやいた。会社の激務とストレスでうつ病になってしまったのだ。明るくがんばりやだったツレが、後ろ向きのがんばれない人間になった。もう元気だったツレは戻ってこないの?病気と闘う夫を愛とユーモアで支える日々を描き、大ベストセラーとなった感動の純愛コミックエッセイ。藤原紀香、原田泰造主演のNHK金曜ドラマも大反響。

目次
1 ある日、突然、うつ病に。
 ボクはスーパーサラリーマン!!の巻
 うつ病ってなに? ほか
2 一番、重くて、つらい時期。
 ダラダラを教える
 楽しいことだけさせる ほか
3 浮いて、沈んでの回復期。
 過去の自分とくらべる
 ソンな性格 ほか
4 少しずつ、上を向いて歩こう。
 感情のジェットコースター
 電車がこわい ほか
ほのぼの番外編
 うちのヘンな家族
 息子の冒険 ほか

細川 貂々:1969年生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、漫画家、イラストレーターとして活動。夫のうつ闘病生活を描いた『ツレがうつになりまして。』が大ベストセラーになる。
by open-to-love | 2010-03-31 10:10 | 心の病とマンガ | Trackback(1) | Comments(0)
中村ユキ著『わが家の母はビョーキです』
(サンマーク出版、2008年)

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あなたにもきっといる。
たとえば、それはあなたの大切な人かもしれません。

目次
◎ストレスフルな生活と発病
◎幻聴に従う
◎死にたい…
◎やっぱり同じお母ちゃん
◎退院と15kg
◎一度も恋をしたことがない
◎プチうつな私
◎副作用がつらい…
◎100人に1人のビョーキ
◎プロポーズに苦悩
◎家族一緒に…

 これは、精神病にかかったお母さんを持つ、著者の実話を描いたコミックエッセイです。
 近年、「うつ」という言葉が一般に浸透したことで、実は、とても多くの人が心の病気で悩んでいるということが明らかになりました。著者のお母さんもその一人……。ただし、診断の結果は「うつ」ではなく、うつに次いで多い「統合失調症(トーシツ)」です。
 昔は「精神分裂病」と言われていたこの病気、なんと100人に1人の割合で発症しています。これはがん患者と同じ割合です。でも、どうしてあんまり聞いたことがないのでしょうか。その裏には家族のやりきれない想いがあったのです……。
 本書では「統合失調症」とはどんな病気なのか、どうやって回復するのか、どんな思いを抱いているのか、そして当事者とどう関わっていけばいいのかを家族の視点から描きました。また、看病されるお母さんと看病する娘の、心と心のぶつかり合い、通じ合いを深く鮮明に描いた作品にもなっています。
 「ときにはイヤになるけれど、今では幸せな生活を送っています」。そんな著者の姿が、間違いなく胸を打つ一冊です。


著者について
大阪府出身。猪突猛進タイプの双子座O型。
百貨店を退職して上京、マンガ家に。その後、知人の紹介で入ったアシスタント先の先輩であるタキと結婚する。現在はフリーのマンガ家として、紙媒体およびWeb上で活躍中。
特技は長時間のマシンガントークと引っ越し。著書に『夫婦三昧』(角川SSコミュニケーションズ)がある。
by open-to-love | 2009-06-26 23:33 | 心の病とマンガ | Trackback | Comments(0)