精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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カテゴリ:第10回例会:増野先生( 4 )

盛岡ハートネット第10回例会「生きていくチカラ」アンケート集計
(2009年6月9日午前10時30分~午後3時30分、県精神保健福祉センター大会議室)

参加者数 90人
アンケート回答者数 38人

Q.年齢

20代 6人
30代 9人
40代 8人
50代 6人
60代 5人
70代 1人

Q.性別

 男 6人

女 30人

Q.お住まい

盛岡市 24人
 滝沢村 2人
 紫波町 3人
 矢巾町 1人
 八幡平市 1人
 奥州市 2人
 二戸市 1人

Q.ご職業

 会社員3人 介護職1人 無職3人 派遣社員1人 心理カウンセラー1人 カウンセラー2人 障害者支援1人 主婦3人 作業所(ワーク小田工房)で仕事をしています1人 臨床心理士1人 パート1人 学生1人 相談員1人 自営2人 学童保育1人 喫茶店アルバイト1人

Q.あなたは①「当事者(心の病を抱える人)」②「家族(当事者のご家族、きょうだい、親戚)」③「関係者(行政や支援機関職員、相談員、カウンセラー、作業所スタッフ、精神保健・傾聴ボランティアなどなど)」④「いわゆる市民(当事者でも家族でも関係者でもない方)」のうち、どこになりますか? 丸を付けてくださいね。もしよかったら所属先もお願いします。

①当事者 7人

所属当事者会 風の会1人 地域生活支援センター滝沢1人
当事者会に入ってない 4人

②家 族 13人

所属家族会
家族会に入っていない 8人

③関係機関 15人

所属先 盛岡広域障害者地域生活支援センターMy夢 カウンセリングルームハートの鏡 盛岡ハートフルカウンセリングセラフィ ソーシャルサポートセンターもりおか 八幡平市地域活動支援センターふらっと1人 岩手晴和病院1人 心理系大学院1人 地域活動支援センター星空クラブ職員1人 同相談員1人 多機能事業所はあとすぽっと施設外就労支援員1人

④いわゆる市民 6人


質問1:午前の部=増野肇先生のお話「生きていくチカラ」はいかがでしたか?

○グループでやることの楽しさや協力していくことのやりがいを感じました。
○とても心に残り、いい勉強になりました。すばらしい先生で、ただただ感激して聞きました。もっと森田療法を学びたいです。
○色々なエピソードを取り入れて、分かりやすく良かったです。
○たいへんよかった。グループ作って。よかったね。
○夜勤明けで、眠気と闘いながらの参加でしたが、ほんとに参加してよかったと心から思います。こんな先生とめぐり会いたかったと感動しました。家族のことで迷走し10年近く…すっかり、私の方が落ち込み、全ては投げやりになっていました。助けられました。
○ちょっと話が難しかった。専門的な用語が多くて、何言いたかったのか分からなかった。セルフヘルプグループの話がとても分かりやすかった。
○大変勉強になりました。はじめて精神科についての講演を聞きましたが、わかりやすく、これから知識を増やしていこうと思います。
○自己紹介も含めて、非常に興味深い内容でした。
○安心の贈り物という言葉を聞いて、あらためて安心感の大切さを考えることができました。もっともっとお話を聞きたかったです。
○専門的なお話で大変ためになりました。
○医師としてだけでなく、患者の目線で活動されている専門家、第一線の貴重なお話よかったです。ありがとうございました。
○相談対策のための多くのヒントをいただきました。
○療法がいくつもある事を知りました。「治そうとしないで、不安をそのまま受け入れる」とても、難しい作業と思いました。
○「その人の『窓』を開く」に共感。薬を使わなくとも、心は開けますよね。
○「自分のちからで治っていく」と云う言葉に、とてもひかれました。自分の良い所を引き出して、トンネルをぬける、というお話を聞いて、自分はその点でかなり恵まれてきたな、と云うのに気づきました。
○精神科治療の歴史を感じる話でした。支援にたずさわる者として、「安心を届ける」という話はとても参考になりました。
○私にとっては息子がいくらかでも感じる事があればと思い参加しました。明るい方にいくらか気持ちが向いたように思えました。
○良かった。森田療法のやり方は、すごく気が楽になる方法だと思った。
○良かった。ヒントも得られた。充分に理解できない事もあった。
○今後の生きていくための参考になりました。
○ありがとうございました。漠然とですが、少し光が見えました。もっと学びたいです。
○森田療法とか、「安心を送る」大切さとか、行動はコントロールできるとか…とてもためになりました。「やどかり」とか「べてるの家」SST等、あすなろ会とかの話も聞けて良かったです。
○心の隅っこの方で抱えている不安やモヤモヤが少し晴れるような気がしました。
○もっと聞きたかったです。
○いろんな方法がある。一人一人の良い所をみてお互いに生きていく力を持ちたい。
○森田療法を受けてみたいと思いました。
○「安心を送る」とても大切な事だと感じました。
○セルフヘルプグループ(グループセラピー)の在り方がよく分かりました。投薬(服薬)の自分なりの工夫の仕方を伺えてよかったです。もっと講演会をしてほしいです。
○サイコドラマのグループワークは初めての経験でした。実際に体験してみて、他の心理療法とは違った新鮮さを感じました。事象を客観的にいろいろな方面から見てみること、そして、いろいろな考え方があることを知ることが大事だと思いました。
○大変よかったです。時代の流れを感じさせていただきましたが、単に昔話とできないところにまだ現状を感じました。
○いい講演を伺いました。

質問2:午後の部=サイコドラマのワークショップはいかがでしたか?

○色々なものの見方ができてよかったです。
○音楽を聴きながらの(サイコ)ドラマというものはあるのでしょうか。又、心象スケッチ風に、想起して、ゆったり、とした気分にもなります。自然体というものがとてもよかったです。自然界にも浄化作用というのがあるので、人間もその一部だと思いました。
○サイコドラマは、精神的にその立場になって考えるよい機会となるんだなと思います。自分中心でなく考えることは良い思い出を引き出すきっかけになる事で現実の苦しい状況から少し解放できるのかなと思いました。
○客観的にいくつもの視点に立つ事が大事と思いました。
○想像していたサイコドラマとは全く違うものでとても新鮮でした。
○ウオーミングアップが参考になりました。
○初めてなので新鮮。グループでシェアを、が大きな力になるらしい…1回だけではまだわからない部分がある。
○自分の中で考えている事に疲れてしまっているという事に気づき、いろんな人の考えにふれる事ができて、少し気持ちが楽になりました。
○じっくり自分を取り巻く環境から見てみれば、自分の視野の狭さの中に、自分で押し込んでいることに気づく。決して全てがそうではないのに、あたかも願わない事に追いやるネガティブな思考を開鍵する手だてだと思いました。
○先生のサイコドラマ、とても良かったです。自分だけで抱え込まないことが大事だし、自分の家に帰ってまわりを見直してみようと思いました。
○感動しましたし、希望をもらえてありがとうございました。
○有意義でした。物や月といったものにセリフを与え、客観的に自分を眺められる点が新鮮でした。
○日常と離れた面と普段の内面を考えさせられた。
○みんなと一緒に参加していろいろ考えさせられた。人は一人では何も出来ない、みんながいて自分が見えると思った。
○自分の苦しみの時たった1人で何もないという絶望感がありましたが、実は全てのものが自分を助けてくれているという事がわかりました。
○増野先生のサイコドラマがとても勉強になりました。これから勉強させて頂きます。
○グループで問題を見つめて解決の糸口を見つける力のすごさを実感しました。
○最初は何か販売するのだと思っていました(笑)。とても貴重な体験をさせていただきました。私もサイコドラマの脚本担当をしてみたいです。
○精神疾患は薬物療法と心理療法を併せて行うことで回復力が増すことがわかっているのに、何故外来で積極的に取り組まないのでしょうか(薬よりも効果があると思うこともありますが)

質問3:増野先生へのメッセージ、盛岡の精神保健医療福祉への要望や期待、ハートネットの例会テーマにこんなことを取り上げてほしい! など、何でもお書き下さい(裏面もどうぞ)

○今日はよかった。ご案内ありがとうございます。
○私は3年前うつ病になりました。その時は、福祉の専門学校に行ってました。夢は介護士になるために学校に入ったが、環境になじめず、毎日泣いていました。学校で「うつ病」について勉強したとき、自分はうつ病じゃないのかなと思い、母親に泣きながら訴えました。そして、病院に行き、先生に全て話しました。退学して、今は治療してます。自分は負けず嫌いでまじめな性格です。今は地域活動支援センターに行ってます。仲間ができたし、去年からさんさサークルに入って楽しんでます。今までは家にこもりっぱなしだったけど、地域活動支援センターができてよかったです。私はあまり家にいたくないんで、逃げる場所ができてよかったです。私は一度も入院したことがありません。入院した人から話を聞いて、本当に入院しなくてよかったと思っています。私は今、家族、仲間、地域の人に支えられて生きています。今は本当に感謝しています。今年は盛岡さんさパレードに参加しようと考えています。こういう団体で、地域に積極的に参加すれば、症状が和らぐと思います。自分がやりたいこと、できること、できないことを把握することが大切です。最初から、できないと思わないで、まずやってみる、できなかったらそれなりにやればいいと思います。精神保健福祉センターで盛岡さんさパレードに参加したらいいと思います。
○毎回勉強になっています。できる範囲で、お手伝いしたいと思います。
○芸術療法に興味有り。
○本日の例会、おつかれ様でした。自分にとって、良い時間でした。ありがとうございました。
○芸術療法を取り上げてほしい。
○またこういう催しをやって下さい。ありがとうございました。
○またぜひサイコドラマに参加したいです。
○もっと早くお聞きしたかった。今後も何かとお世話になりたい。
○増野先生、本当にありがとうございました。苦しみの中にいたのですがとても元気になりました。ハートネットへお手伝いをしていきたいです。ありがとうございました。
○気楽なピア・カンとかやってみれば面白いような気がします。
○増野先生へ、もう一度、サイコドラマをしに盛岡にいらしてください。精神保健福祉さんへ、どんな活動をしているのか広告してほしい。
○年代、世代別の悩みや問題についてはいかがでしょうか? 思春期、老年、結婚、子育て等、テーマ別もいいかもしれません。
○増野先生の様な方は少ないのです。多くの精神科医(私の出会った十数人)は患者と家族に対して、病気の全体像を示す努力をしていません。柔軟という言葉は大事ですが、医療スタッフ、患者、家族の立ち位置をはっきりさせる事が始まりだと思っています。…私の疑問は、何故こんなになるまで、すっきりした形の支援がなかったのでしょう。ハートネットの皆様、どうぞお身体を大切にお過ごし下さい。
by open-to-love | 2009-06-09 22:21 | 第10回例会:増野先生 | Trackback | Comments(0)
盛岡ハートネット第10回例会「生きていくチカラ 森田療法とサイコドラマ」
増野肇先生の講演レジュメ
(2009年6月9日、県精神保健福祉センター)

1、心の病気
 脳の障害に伴う精神病 認知症(アルツハイマー型,脳血管障害型など)
 典型的な精神病  統合失調症 気分障害(躁うつ病,うつ病など)
 神経症性障害(神経質症、強迫性障害、パニック障害、解離性障害、PTSDなど)
 物質依存(アルコール、薬物)とパーソナリティ障害(境界性、自己愛、反社会性)
 知的障害、発達障害(自閉症スペクトラム、学習障害、注意欠陥多動性障害 など)

2、治療としての精神療法
 薬物による治療
 精神療法  精神分析的 
       認知行動療法
       森田療法
       ロジャーズのカウンセリング
       芸術療法
       集団精神療法  サイコドラマ

3、森田療法の特徴
 あるがまま  治そうとしないで、不安をそのまま受け入れる 事実唯真
 気分本位から物事本位、目的本位に 生の欲望に従ってやれる事を行動して行く
 そのための入院療法   絶対臥褥  作業 不問  
      外来日記療法  症状を治そうとするのはやめる
その人のよい面(生の欲望)を見つけてのばしていく
 対象となる神経症 
   普通神経質(不眠症、胃腸神経症など) 強迫神経症(対人恐怖、不完全恐怖など)
   不安神経症(パニック障害など)
性格 完全欲が強く、こだわりやすい、負けず嫌い、几帳面、まじめ
       
4、サイコドラマの特徴
  spontaneity自発性を育てる その人の治っていく力を見つける
  ソーシャルロールの訓練がSST 新しいロールの創造がサイコドラマ
  舞台という自由な安全な空間の中で新しいロールを開発していく
  ドラマ的技法で真実を発見する。
  人間関係のコミュニケーションに役立つ 地域の中での安心できるグループ作り

5、歴史のなかの森田療法とサイコドラマ
 森田正馬(1874-1938)と ジェイコブ・モレノ(1889-1974)
 フロイト(1856-1939)  ロジャーズ(1902-1987)
   ピネルによる第1の革命
   産業革命、自然科学による、精神障害者の閉じ込め
   無意識の発見 第2の革命 フロイトと精神分析
   森田は自分の死の恐怖体験から森田療法を考案した。
   モレノは、自分の神様ごっこ体験からサイコドラマを考案した。

6、両者の共通点
   行動に重点を置く
   過去ではなく現在に重点をおく
   「生の欲望」と「自発性」
  違いは  日常「あるがまま」と もう一つの世界「サープラスリアリティ」
by open-to-love | 2009-06-09 22:18 | 第10回例会:増野先生 | Trackback(2) | Comments(0)
盛岡ハートネット第10回例会「生きていくチカラ」収支報告

2009年6月9日(火)午前10時30分~午後3時30分、県精神保健福祉センター4階・大会議室

【講師】増野肇先生

【内容】午前の部=講演「生きていくチカラ 森田療法とサイコドラマ」
    午後の部=サイコドラマのワークショップ

【参加者数】90人
午前の部:90人
午後の部:25人

【ひとこと】

♡収支報告

【収入】44050円
内訳 参加費:41050円
   寸志:3000円ありがとうございました。

【支出】42200円
内訳
講師謝金:20000円
郵便代:11770円(例会案内郵送代)
封筒代:1137円(お得な100枚パック・504円×3つ。うち、サービス券350円使用)
講師&スタッフ昼食代:3500円(スローキュア・ナチュラルハウス 700円×5個)
駐車料金:600円(5月8日、佐藤充子さんと打ち合わせ=200円、増野先生を盛岡駅に送迎=400円)
ワークショップ参加費:3000円(7日、増野先生が講師の日本芸術療法学会盛岡プレワークショップ。午前のみ阿部稲子さん参加)
ドトール:1440円(盛岡駅で増野先生、阿部稲子さん、山口みどりさん)
お茶代:228円(いわて生協青山店)
お菓子代:525円(セリア盛岡月ケ丘店)

【差し引き】1850円

【第9回例会からの持ち越し】5581円

【さらに合計すると…ハートネットのトータル収支】7431円

【事務局より】
今回も多くの方に参加いただき、事務局はてんやわんや。椅子が足りなくなったときのため準備していたシートが役立ちました。午後のワークショップは、15人から20人が望ましいため、20人定員としていましたが、早々に満員。増野先生の「何人か増えても大丈夫ですよ」との救いの言葉に、「どうしても受けたい!」という飛び込みの方も含め、25人が参加となりました。それでも参加できなかった方、すいませんでした。
増野先生には謝礼金2万円をお渡しすることができました。といっても、ほとんど新幹線代で消えてしまうのですが…。
今後のスケジュールですが、7月12日の「キラりん一座in千厩」は盛岡ハートネット後援です。観に行きましょうね。で、第11回例会は8月か9月ごろ、になりそうです。みなさん、またお会いしましょう。(黒田)
by open-to-love | 2009-06-09 20:18 | 第10回例会:増野先生 | Trackback | Comments(0)
精神障害がある当事者・家族・関係機関・市民のネットワーク
盛岡ハートネット第10回例会

増野肇先生の講演&ワークショップ「生きていくチカラ」

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◎日時:2009年6月9日(火)午前10時30分~午後3時30分

◎場所:岩手県精神保健福祉センター4階 大会議室
 盛岡市本町通3-19-1
 TEL019-629-9617
(駐車スペースに限りがあります。なるべく最寄りの公共交通機関をご利用ください)

◎講師:増野肇先生(精神科医、日本心理劇学会元理事長、ルーテル学院大教授)

 1933年東京生まれ。「森田式カウンセリングの実際」「不思議の国のアリサ」「サイコドラマのすすめ方」「心理劇とその世界」「みんな一緒に生きている」など著作多数

◎タイムスケジュール
【午前の部】講演「生きていくチカラ 森田療法とサイコドラマ」
 10:00 開場
 10:30 開会
 10:30~12:30 講演(&質疑応答)
【午後の部】サイコドラマのワークショップ(限定20人)
 13:00 開場
 13:30~15:30 ワークショップ

◎参加費:午前の部 200円(定員なし)
     午後の部 1000円(定員20人 ※事前申込みが必要です)

 但し、午前と午後の部両方参加でも1000円
 お金のない人は無料でもいいですよ。

◎参加資格:なし。関心ある方どなたでもどうぞ!

【問い合わせ・ワークショップ申込み先】
盛岡ハートネット事務局 黒田大介  
TEL:090-2883-9043
パソコン:yukapyon@estate.ocn.ne.jp
携帯:opentolove@ezweb.ne.jp
by open-to-love | 2009-05-21 00:50 | 第10回例会:増野先生 | Trackback | Comments(0)