精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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カテゴリ:第6回例会:心とお金シンポ( 11 )

当たり外れのない相談を

当たり外れのない相談を…自殺シンポの感想などなど

※8月26日、盛岡市のプラザおでってで開かれた自殺連携シンポ(ハートネット第6回例会「こころとお金の悩み解決」。講師・智田文徳岩手医大医師、吉田直美市消費生活センター主査)について、ハートネット事務局の阿部稲子さんより、ようやくアンケート回答が寄せられましたので、掲載します。コーディネーター(それって、オレじゃん)の姿勢等、厳しい指摘が寄せられました。(黒)


 (ハートネット事務局として)両講師の内容はほとんど聞く余裕がなく、椅子運び、空席の確保に終わりました。講演内容についてコメントはできませんが、リエゾンナース(いわてグラフにも載っていました)の役割のように、人と人とがつながりやすい関係をつくっていくことが、個人のより豊かな自己決定に影響を与えるであろうし、その人らしく生きることになると考えます。
 治療の場でも医師が全てのことが出来る訳ではなく(が、今でも大きな権力はもっていると思っています)、ひとりひとりの患者の個のあり方(状況や希望など)によって、望ましい決定、選択につながることが、「安心」を得て、その人らしく生きることではないでしょうか。
 多面的なかかわりは、患者、又は、支援を必要としている人への一方的なものではなく、相互的にやがて総合的に発展し、共生できる社会になっていくと信じたいと思います。
 今回のシンポジウムの「連携」のキーワードは、地域で社会で生きるための、人間の「力」を最も身近なところから考える、行動することの再考になってほしいと感じています。

 基本的に、相互理解できる有り様を求められているのではないでしょうか。
 正しい知識による理解と、共感できる人間としての感性を。
 正しい知識、理解は、精神障がい者の家族としては医療、社会の進歩、変化、常に動きがあるのですから、学ぶという個人の自助努力が必要であり、そのためにも、「繋がり」が不可欠だと思います。
 顔の見える間柄は、ネットワークとして、地域で生きる「力」となります。ネットワークの連携の大きな輪のなかで個人も他者に支えられ、支えうると。たとえそれが目に見えるものであっても、精神的なものであったとしても。
 フォーラム当日、会場での最後の発言者の勇気を心の叫びを同じ時間を共有した者として、参加者が、隣人として、共感されたと信じたいと思います。

実務的なこと、又は…

A.身体に障害のある方は、特に出入り口付近に席の確保ができるよう普段から心がける必要を感じました。車いすの方は多くの場合、会場入りが開会時間間近であり、一般入場者は出入り口近くに座らず、ハンディのある方(目に見えなくても)のために席を空けてほしいとか具体的に協力を求めてはどうでしょうか。

B.吉田さんは市の職員(平日)ですが、智田先生、演劇サークル虹の会の方々は「社会的使命感」によって(=謝礼金なし)このフォーラムが成り立っている。参加者に「脱サービス」(単純に良い集まりをありがとう)感覚を少しでも持っていただけるためにも、会場の椅子片付けとか、この日のこの時間に感謝の気持ちをそえて、小さな行動を示してもらえるように工夫していくことも、スタッフとして必要ではないかと思います。

C.コーディネーターさんは手足の長さとか、お疲れか、にしても、いけませんね。極めつけは、肘付き、マイクでしょう。報道関係者としても自覚を!

D.資料の封入の際、機械的に行いましたが、手にとる方(来場者)の立場になって考えると、もっと中身が分かりやすいようにいくつかに分類(重ねるとか、など)し、アンケート用紙に目がいきやすいようにするなどが必要かと思いました。

E.入場料も資料の都合上とか考えて、120人とかにし、スタッフの分も確保し、告知しておくこともひとつかなと。

F.ハートネットニュース等を希望される方は、告知を(例会などの)必要とする方は、自己負担する。例えば、年間約6回として、送り先を記入の上、返信用郵便切手を貼り、事務局に送る、等…
 ハートネットはサービス機関ではなく、一人一人が主役ですから。

G.盛岡には、相談窓口が数あるというが、県の機関を含めて、その資質はどうなのでしょうか。
 すでに重い荷を背負っている来談者が行くことを考えれば、相談員はまず、そのことを心にとめ、そんな重い荷物をしょっている人に「ハイ、次のバス停まで歩いて下さい」的な見せかけの対応をするのではなく、まず、一緒に考えていきましょう、という姿勢を来談者に示すことで、相談員は心のセーフティネットになれるのだと思います。
 判断力(整理力)の難しい状況下にある人に対して心と耳を傾けながらも、その奥にあるものを引き出す技術力(コミュニケーションスキルのような)も、疑わしいと感じることがありました。来談者も全てを求めているのではないでしょうし、智田先生のお話にあったように自らの限界を知ること、その上で、相手にどう対応していくのか経験を重ねていくこと。自らの学び、又研修なども大切。運の良い日に出会った相談員では、宝くじと同じではありませんか。当たり外れのないよう努力してほしいものです。
by open-to-love | 2008-11-14 20:57 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)
盛岡ハートネット第6回例会(シンポジウム「こころとお金の悩み解決」)収支報告

2008年8月26日(火)午後1時~午後4時半、プラザおでって
講師:智田文徳さん(精神科医、岩手医大、岩手晴和病院)
吉田直美さん(盛岡市)消費生活センター主査

参加者数:190人(200人ぐらい来てたかなあ、とも思いますが…ホールの定員190人なので)

♡収支報告♡
【収入】0円
内訳 参加費無料×190人=0円

【支出】3530円
 内訳 郵便代:3150円(ニュース、ちらし郵送代)
    記念品代:380円(繁田園、智田先生に最高級玄米茶進呈)

【差し引き】-3530円

【第5回交流会からの持ち越し】3029円

【さらに合計すると…ハートネットのトータルの収支】-501円

 【事務局より】当日参加者数は、100人ぐらいかなあと思っていました。でも、資料は念のため150部は作っておこう、ということでした。それが、よもやこんなに参加されるとは思っておらず…。マスコミのみなさん、どうもありがとうございました。あと、智田さん、吉田さんともに固定ファンがいるらしく、それぞれに応援団も来ておりました。そして、やっぱり、多重債務相談現場における精神障害者への対応、精神障害者支援の現場におけるお金の問題…根深いものがあるのでしょうね。
 ともあれ、資料が足りなくて、申し訳ありませんでした。会場でも言いましたが、資料を欲しい方は、黒田か、盛岡市消費生活センターまでご連絡ください。郵送させていただきます。
 今回は盛岡市との共催だったので、会費は無料。ノーギャラで講師を引き受けてくださった智田先生が「玄米茶を飲みたい」というので、せめて最高級玄米茶をプレゼント、と思ったのですが、肴町の繁田園で一番高い玄米茶は380円でした。なーんだ、生協と変わりないじゃん。ともあれ、なんと奥ゆかしい先生なのでしょうか。
 なお、これまでのハートネット会計を精査したところ、繰越額を間違って計算していて、これまで2000円ちょっとの黒字と思っていたのが、実はマイナス501円の赤字だったことに気付きました。お詫びして訂正します。私は文系なのです。悪しからず(なお、これまでの領収書はすべて保管してあります)。
 なお、当日のもようの詳細は、ハートネットニュースにて。(黒田)
by open-to-love | 2008-09-04 21:14 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)
シンポジウム「こころとお金の悩み解決」配付資料一覧
(2008年8月26日・プラザおでって 盛岡市・盛岡ハートネット共催)=ブログに収録済みは◆印です。

 ◆当日プログラム
 ◆吉田さん発表資料
 ◆智田さん発表資料「『うつ-自殺』解決モデルについて」
  (+「こころの健康度自己評価票」+いのちの電話公開講座案内)
 ◆黒田の小論「実効性ある連携への諸課題-建前と良心」
  (+盛岡ハートネットニュース第5号)
 ◆盛岡市消費生活センターのビラ
    「行って! 話して!楽になる! 消費生活センターへ行こう!」
 ◆盛岡ハートネットリーフレット

※上記については、追加印刷してますので、ご希望の方はご連絡ください。一括で郵送させていただきます。
 なお、下記のチラシやリーフレットも当日配ったのですが、こちらはもはや手元になく…すいません、順次ブログに収録していきますので、そちらをご覧くださいませ。

 ◆こころかろやかHOTライン(県内の相談窓口一覧)
 ◆「いのちの電話」リーフレット
 ◎「盛岡いのちの電話」電話ボランティア募集要項
 ◆「ソーシャルサポートセンターもりおか(SSCM)」のチラシ
 ◆晴和病院リーフレット
 ◆康楽苑リーフレット
 ◆「大切な人を自死でなくした家族のかたへ」(県精神保健福祉センター)
 ◆「こころが疲れていませんか」(県精神保健福祉センター)
 ◆「自殺防止月間事業 街頭キャンペーン」
  (9月5日10時30~11時15分、菜園川徳前、県精神保健福祉センター)
 ◆盛岡市保健所リーフレット
 ◆「多重債務者相談強化キャンペーン(岩手県)」チラシ
 ◆キララ「こころのシンポジウム」ご案内
  (9月27日、一関市千厩酒のくら交流施設 東蔵)
 ◆男女共同参画センターのリーフレット
 ◆男女共同参画センター相談室のご案内
 ◆「喫茶ひだまり」リーフレット
 ◆「のびやか丸」リーフレット
 ◆「いわて生協福祉まつり」(8月31日、盛岡大通り歩行者天国)
 ◆「日本のアール・ブリュット」展お知らせ(10月7日まで、るんびにい美術館)
 ◆橋場あや先生「マサヤ・シバ展」DM(10月2~5日、村井館)
 ◆岩家連リーフレット

※あと、一応、参考まで…。

 ◎吉田さんの新聞記事「お宝拝見 ソロモン諸島の守り神ヌズヌズの『トモコ』」と智田さんの新聞記事「いのちの電話ボランティア講座の講演」スクラップ
 ◎アンケート用紙

※講師のお二人のお話も、当日の資料も、実にてんこもりでした。(黒)
by open-to-love | 2008-08-30 10:58 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)
シンポジウム「こころとお金の悩み解決」アンケート集計と考察…下(質問5~6)
(2008年8月26日・プラザおでって 盛岡市・盛岡ハートネット共催)


質問5:そのほか、何でもお書き下さい。
○このテーマ、継続して取り組む必要ありと感じました。ただし、一市民として何ができるか、考える必要ありと思いました。
○サポートセンター、そして、消費生活センター、労働センター、精神分野医療機関の組織づくりが地元に元気を与えますね。
○パチンコなどで生活費を使ってしまい、生活費を社会福祉協議会や友人から借りるも翌月からの返済が困難となり(パチンコやめられず・・・)、「障害年金を担保に貸してくれるところがある」と友人より聞いたと借金を重ねていった人がいました。最終的に自力返済できず、家族の援助で返済。この方以外にもパチンコの負けをパチンコで取り返そうと、友人や社協、消費者金融、から多重に借金し、返済困難になった方は沢山いました。躁状態からくる浪費ということもあると思いますが、パチンコなどで一度に浪費してしまった事を誰にも相談せず、自力で何とかしようとした結果、泥沼に・・・という方が以外に多いような気がします。
○相談員として、今日のお二人の講師の先生から、ヒントになるものを得たのでよかった。専門機関へのリファーのタイミングなど、まだ自分自身、迷いながら業務を行っているので、連携の大切さをあらためて感じた。
○依存についてもう少しくわしくお聞きしたかったと思います。また、もっと時間をかけたシンポでもよいのではと思われるぐらい伝わってくるものがありました。
○時間的な制約の中で豊富な内容で、又、スタッフの方々の努力に感謝します。
○障害者対象の家計簿を用いた金銭管理教育は大切だと思った。
○今回は時間が予定有途中退席のため残念でした。機会があれば又受講したいです。
○ソロモン諸島では依存症がないとは本当だと思う。人との連携ができていること、支えるという、いじめとかない社会だからと思います。社会が生きづらさをつくらない状態、行政は理想でしかないのでしょうか。
○質問したいことがあったけど時間がなく出来なかったがヒントを得られました。
○今日は大変有意義な時間をありがとうございます。今後の人生の参考になれば…と思います。
○大変参考になる資料をいただきました。
○率直な会で、これから自分にできることは、と考える方向へ行くことができました。
○お願い!出前講座の費用など教えて下さい。ミニデイサービスで講演していただきたいが予算が未定です。
○このようなシンポジウムに出席できて大変ラッキーでした。これからもどうぞこのようなチャンスを沢山作って下さい。本日は本当にありがとうございました。感謝します。
○アルコール依存等の「依存症」(嗜癖、行動や、その家族等の)についての講演を聞きたいです。以前のような交流会(おしゃべり会)も、行ってほしいです(家族等の)。
○シンポジウムでの質問、分かりやすく説明してもらってありがたかったです。
○家族の債務で生活困窮状態になってしまった方が、自身で生活保護の相談にいった時、窓口で「借金返済で生活できない、では、福祉は受けられない。借金も財産の一部ですから」と言われたそうな。自宅の売却を含め資産を全部処分したうえで・・・とセオリーどおりの説明をされた、と聞きました。この方の場合、同居されている父親が、自宅の処分には同意できないと言うことでした。さらに、父は病気でこの方が介護している状況で、世帯分離もままならない状況でした。この方は、数ヶ月間、電 気、水道などライフラインの止まった状況で生活しました。友人から素麺や缶詰めなど食料をもらい、何とかしのいでいました。スタッフもちょっとだけですがカンパしました。最終的には、父と別居する意志が固まった時点で世帯分離で生保受給になりましたが、切羽詰った状態で「自宅売却して・・・」なんて言われても、途方にくれてしまうな、福祉って何なんだろう・・・と、その時思いました。すべての障害者がPSWやケアマネとつながっているわけではない。最後の砦と思って生保の窓口で「対象にならない」で終わったら自殺につながりかねない。
○企画された若い方々の熱い思いに感銘しました。
○全体の時間が長い。
○多重債務と自殺予防について、今後の関係機関の連携のあり方をもっと詳しく取り上げてほしかった。
○ためになりました。
○精神疾患とお金の問題ということで言えば、病気になり収入が途絶えた事で、「住宅ローンが払えない」「自営業で、仕事に関する支払いができない」等で、入院中に自宅を手放し、離婚、自己破産となった方がいました。主たる稼ぎ手が病気で長期にわたり入院ということになると、家庭崩壊し、人生の生きがいまで失ってしまうという厳しい現実がありました。
○家族の事業の失敗で、生活が困難になり医療が中断することがありました。さらに、本人が受給している障害年金が家族で唯一の収入になってしまうと、病院にかかるどころの話でなくなる。入院中、家族が本人の年金を管理していて、本人や病院が「通帳を本人にもどしてもらえないか?」と家族にお願いしてもなかなか返してもらえず、入院費の滞納につながったり、退院が進まない状況になることもあった。債務だけにかかわらず、家族あるいは世帯をひとつに考えてのサポートが必要だと思う。親が病気になると金銭的な問題だけでなく、子どもの養育の問題もでてくる。介護のマンパワーが足りず、家族が疲弊し精神的に病む。そして、家族がそれぞれ別々の精神科に通ったり、入院しているケースも。なんとか、機能的にサポートがつながるようなネットワークが必要です。
○大盛況でしたね。最後の会場からのご婦人の声をしっかり受け止めて聞いて、黒田さんが、まとめに繋いで、さすがと思いました。
○満員御礼、お疲れさま。すごいっす。
○お疲れさまでした。盛況でよかったですね。盛岡も少しずつ変わっていくとよいですね…お体大切にね。
○ハートネットの活動の輪が広がり、大きな力になりますことを祈念しています。
○内容もわかりやすく、素晴らしかったです。お話を聞いていて、多重債務相談を切り口とした生活再建のためのケースマネジメントだと思いました。ケースマネジメント(ケアマネジメント)は障害者の自立や介護分野での手法と捉えられているように感じますが、まったくそうではなく、生活の困難さを抱えた方に行える共通の援助手法なんですよね。うつや自殺関連の方には間違いなく必要な手法です。最後の発言者のお話、胸がつまりました。相談機関や解決方法を伝えるだけでは不足であり、共に動く人の存在とか、あの方のやりきれなさの受容をどこで行うのかとか、いろいろ考え込んでしまいました。
○いのちの電話、24時間体制になるといいです。
○吉田さんは、お仕事とはいえ、相談者に対して常に危機介入のお気持ちで対応しておられることに対し、頭の下がる思いです。それ故にご自身の心の痛みも大変だろうと思います。やはりある領域で線引きしなければならないと感じました。相談者の将来に対する予測は、不可能で、結果は結果として受け止めなければと思います。お話の中で、ウツに対して、精神科受診したら?とは言えないと心情を述べておられましたが、わたしも同感です。しかし今後、心を病む人(相談に来る人)に、大変な心労の連続ですネ、一度、心の健康状態の診断されて、それに応じた対策を検討しましょう、など話されたら、と思います。そのためのマニュアル?を作成されたらと思います。
 この種の悩みは、今後、ますます増加していくことが予想されると思います。本質的問題点を把握し、原因となるべき共通点を広くPRすることが必要と思われ、予防のための取り組みが急務と考えます。広く自治体で取り上げ対策を考えたいものです。
○76年ぶりに感動をいただきました。「それぞれの一歩を―」とおっしゃって下さったように、半歩ですが、踏み出すことに致します。
○黒田さんの文章を読んで、全くその通りだと思いました。ただ、文章にもあるように、一部の人間が一生懸命やろうとすると、現場ではじかれてしまう…最悪パワハラにあってしまうので、かなり周到な根回しや、実績をあげるまで陰でこそこそ業務時間外にやらなければならない…。でも、ほんとうの連携をつくるために、何かしたいと思ってます。


【質問4&5 考察&感想】
◇予め質問を出してもらう形式はいいですね。限られた時間の中で、お集まりになった方たちにも参加していただけるような企画を一緒に考えましょう。(智田)
◇質疑の時間が足りないくらい色々なテーマが出されました。このようなシンポ,もう一回やってもいいかも。。。(吉田)
◇質疑応答で、もっと話したかった方がたくさんいらっしゃったことでしょうが、時間がなくてすいません。「相談機関の担当者レベルの会議」、いいアイデアですね。その姿勢が、今回のシンポジウムをご自身の立場から生かしていくことだと思います。ぜひやって下さいな。そして、「世の中、金ばかりじゃない。気持ち、心、愛を忘れてはいけない」との提言、まさにその通り。ありがとうございます。
 なお、司会者の態度が悪くてすいません。私の親が知ったら泣くことでしょう。これからは心を入れ替え頑張ります(黒田)


質問6:今後、どんな講師のどんなお話が聞きたいですか?(自由記載)
○中高年の生き方(夫婦間の)。
○病気のこと。
○精神障害当事者側の講師の話を聞きたい。
○作業療法士さんによる尊厳と、当事者の自立への支え。
○体験を有している活動家の皆様。
○よくは分かりませんが、なるべくこういう機会に参加していきたいと思います。
○カウンセラー、精神科医。

【考察&感想】
◇無理の無い範囲で、ですね。一歩ずつ着実にやっていきましょう(智田)
◇このシンポで色々な方とのかかわりができたので,講師の幅も広がりそうですね。(吉田)
◇了解です。ただし、あんまりハートネットばかり一所懸命やっていると、会社をクビになってしまい、わが家は路頭に迷うことになりますから、ちょっとずつ、末永く、ということでお願いします(黒田)


【シンポジウムを終えて…一言】
智田=貴重な機会をいただきありがとうございました。広く啓発活動を続けることはもちろんですが、本業である臨床をもっとちゃんとやらないとなぁ、とまた反省中です。
 まずは、ご準備下さった事務局の皆様、ご参加下さった多くの方々に心から感謝申し上げます。

吉田=それぞれの専門機関間をコーディネートするリエゾンナースのような調整役の必要性を感じました。誰がどういう仕組みで取り組めるか,皆さんからもお知恵拝借したい。
 たくさんの方にご参加いただきありがとうございます。会場が混雑し,資料が不足してご迷惑をおかけしました。スタッフの皆様,たいへんお疲れ様でした。

黒田=ハートネットとして盛岡市と共催でシンポジウムなんて大きなことをやったのは初めてでしたが、貴重な体験となりました。市やマスコミのみなさまにに「ハートネット事務局」として私の携帯番号を広く告知していただいたおかげで、シンポジウムとは直接関係ない相談電話が8件あり、感謝感謝です。1時間以上切々と苦しみを訴えられた後、「初めて他人に相談した。少し楽になった」とおっしゃった方もいました。
 そして、シンポジウム。ふつつかな司会ゆえ、多岐にわたる論点中取り上げることができたのはごくわずかでしたが、講師のお二人の具体的な事例を数多く交えたお話は、素晴らしかった。始まる前、休憩時間、終わった後、講師の二人と話し込んでいる人がたくさんいました。この日、この場で、いろんな出会いがあったことでしょう。さて、これで終わりにしちゃいけない。智田さん、吉田さんという2人のキーマンを軸に、参加されたみなさんがどんな「連携」、さらには「団結」を広げていくか。これからが本番です。
(2008年8月29日)
by open-to-love | 2008-08-29 09:49 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)
シンポジウム「こころとお金の悩み解決」アンケート集計と考察…上(質問1~4)
(2008年8月26日・プラザおでって 盛岡市・盛岡ハートネット共催)

参加者数 190人
回答者数  45人(+ハートネット事務局に寄せられた感想メール 7件)

【考察&感想】
◇アンケートを記入していただく時間を明確に設けた方が良かったのかも知れません。(智田)
◇資料の中にアンケート用紙が埋もれてしまったかな? あと,参加人数が多いと自分が書かなくても誰かが書いてくれるだろうという気分になる方も多いのかも。。。(吉田)
◇いつものハートネット例会より若干回収率が低調でした。「休憩時間に隣近所とおしゃべりして『連携』してくださいね」とアナウンスした上に、終了時間が押したことも一因かと。すいません。(黒)


年齢  20歳代  3人
  30歳代  9人
    40歳代  7人
    50歳代  9人
    60歳代 13人
    70歳代  2人

【考察&感想】
◇幅広い年齢層ですね。参加者全体を見回した感じではもう少し50代以降の割合が高い気がします。(智田)
◇市職員を目指したいという若い子から声をかけられました。いい公務員になって欲しいと思います。(吉田)
◇平日の午後にもかかわらず、幅広い年代の方が集まりました。自殺問題に対する社会全体の関心の高さを物語っているのでしょうか(黒田)


性別 男性 12人
   女性 31人

【考察】
◇平日の昼間だからでしょうか?(智田)
◇熱心に聴いてもらいました。(吉田)
◇女性の参加者が多いのは、ハートネット例会ではいつものことです。ちなみに、女性の場合、疾患にかかわる悩みの背景には、女性としての悩みがかかわっているケースが多いです(黒田)


お住まい 盛岡市   29人
       盛岡市以外 13人
       (岩手町、二戸市、北上市、宮古市、秋田県、宮城県など)

【考察&感想】
◇脱帽です。関心が高いのですね。(智田)
◇埼玉の議員さんも参加していました。秋田,宮城の方からもわざわざ来ていただいたようです。(吉田)
◇遠方から参加された方、はるばるご苦労様です。このこと自体からして、「連携」とは盛岡市内に限らず、広域的に取り組むべき課題だといえます。精神分野でいえば、盛岡には医療機関が集中しているため、県内各地から当事者や家族が集まっているという特徴もあります。ですが、あんまり広域に照準を設定すると、集まること自体が大変で、焦点もボケる。複数のレベルにおける連携の輪の構築が求められます(黒田)


職業
 無職7、主婦7、行政書士・産業カウンセラー1、男女共同参画センター相談員1、相談員2、せせらぎ工房1、ヘルパー1、福祉団体2、公務員2、地方公務員1、自営2、学生1、地方議員1、民生委員1、アルバイト1、通い人1、保護司1

【考察&感想】
◇患者さんがもっといたような気がします(智田)
◇会場で色々分野の方から声をかけていただきました。このシンポのおかげです。(吉田)
◇いつにもまして多彩な立場の方が集まりました。心強いです(黒田)


質問1:智田さんのお話はいかがでしたか?
 分かりやすくためになった 33人
 もっと詳しく知りたかった 10人
 笑顔が魅力的だった     4人
その他
○良かった
○久慈の事例と一般の地元の方の視点で話を聴きたかった
○県北地区の自殺ですが、そういう気持ちになる経緯など調査結果に関心があります。
時間的に制約された枠で概念を分かりやすく話されるのは大変苦労された様子が見られ。
○3度目でしたが、毎回興味深く聞かせていただいております。
○自殺が理論的に理解できたが、具体的に家族でもない自分がどう動けば防止に貢献できるかも少し聞いてみたかった。
○「いのちの電話」ボランティアに応募したいけれど、家庭もあり、夜の講座では、参加できません。残念です。
○短時間でコンパクトにまとまったお話だったと思います。
○久慈の取り組みについて、なぜそうできたのか、詳しく知りたかった。患者が今どういう状態にあるのかを、患者自身にはっきり伝えるのが大切なこと。

【考察&感想】
◇ちょっと欲張りすぎたなぁ、というのと時間配分を間違えたなぁ、と反省しています。ごめんなさい。(智田)
◇智田先生のお話は理路整然としていて,温かくて,出前講座を担当する自分にとってもたいへん参考になりました。また,それぞれの専門機関には限界があり,それを横に広げることで限界が広がるということもよくわかりました。(吉田)
◇智田先生には、精神科医というストレスフルな激務の傍ら、快く講師を引き受けていただき、「暗い話をお願いします」「うつ病だけじゃなく他の精神疾患と自殺についても触れて下さい」とかいろいろお願いした上に、50分という時間的制約。にもかかわらず、実に中身の濃いお話をいただき、ありがとうございました。みなさん、「いのちの電話」ボランティア講座受講しましょうね。全部は無理な方でも、興味関心のあるテーマのみ受講するところから初めてもいいんですよ(黒田)


質問2:演劇「吾輩は猫である。負債はまだない」はいかがでしたか?(自由記載)
○楽しくわかりやすかった(3人)。
○楽しかった(2人)。
○大変おもしろかった。演技もうまいと感じました。
○わかりやすい内容で、よくできた脚本だなと思いながら拝見しておりました。プロの方の脚本だったのですね。こういう寸劇は、いろいろなパターンで活用できるなと思いました。
○とてもわかりやすい内容だった。
○楽しみながら理解できると思います。
○私もなにかの企画で、虹のみなさんにお願いしたいものだと思いましたよ。
○良い。
○分かりやすかったので広域で続けてほしい。
○猫の目線から見た人間の弱さを感じられる劇だった。
○「○○○○」という負債のことを初めて知りました。
○笑いをまじえ分かりやすくてよかったです。
○例題は適切であった。
○とても面白かったです。
○多重債務の問題、負債を良く演じており、理解できて大変よかった。
○時間がもう少しあれば、もっと深まった内容となったと思うので、今後に期待したい。
○楽しみながらいろいろ学べました。
○イメージしやすくよかったです。
○分かりやすいですし、元気一杯でこれからも続けてほしい。
○わかりやすいストーリー、そして劇団の皆さんの熱演で本当によかったと思います。
○クレジットについて分かりやすい説明だった。
○演劇(アマチュア)でも伝えられるものが大きくて感心した。
○とてもよかった。ベリーブラボー!
○とても良かった。出前講座をお願いしたい位です。
○すごく良いお話でした。大変私のタメになりました。
○多重債務についてよく分かりました。面白かったです。
○おもしろく、わかりやすかった。
○とても良かった。
○もう少しコミカルに演じてほしい…かな。
○大人にとっても楽しくわかりやすいので劇での説明はとてもいいことだと思った。
○おもしろかった。
○猫がしゃべれるといいね。犬とかも。動物がしゃべったらどうかな。獣医さんは、具合悪い動物を見てどこ悪いかわからないんだって、どこ、こことかわかればいいと獣医さんはゆってましたよ、機械のおもちゃがしゃべるより、動物がしゃべった方がいい。
○リボ払いという言葉をはじめて知った。
○とても良かった。視覚を通しての訴えが効果的であった。

【考察&感想】
◇この寸劇がシンポジウム全体のメリハリを付ける上ではとても役に立っていたと思います。(智田)
◇舞台の様子をおでっての方でバックアップ録画していたようですが,残念ながら寸劇の部分は音が入っていませんでした。他に誰もビデオに撮っていないですよねぇ。。汗。脚本を無償で書いてくださった横幕さん,ボランティアで演じてくれた劇団の皆さん,惜しみない拍手をくださった会場の皆さん,本当にありがとうございます。(吉田)
◇回答者のほとんどが絶賛。素晴らしいデビューとなりました。個人的には、「夏目さん」の真に迫った演技に、黒沢映画「生きる」の志村喬演じる市民課長の姿がオーバーラップしました(黒田)


質問3:吉田さんのお話はいかがでしたか?
 分かりやすくためになった 36人
 もっと詳しく知りたかった  5人
 笑顔が魅力的だった     3人
その他
○良かった。
○当方の相談室でも、多重債務の方を紹介したいと思います。
○「自分と関係ない事ではない」という事がよくわかった。
○盛岡市発多重債務(解決の取り組み)は全国的にも有名になりましたね。
○消費生活センターが身近に感じられました。
○多重債務と心の病気は密接な関係があると思う。これからは行政、医療機関、市民団体などとネットワークをつむぐ必要があるのではないか。
○事例が多くて分かりやすかったです。病気について、借金との関係性が分かりました。
○私自身は岩手は何かを率先してやりにくいと思っています。もちろん有能な方は沢山居られると思いますが、吉田さん位熱心な方がもっと増えて活躍してほしいと思います。
○わたし、お金、年金だけになったの、障害年金もらってます。生活保護にはしたくありません。少しお金がほしい。1カ月10万円ない。日の丸弁当だよ。
○おおらかなあったかいお人柄が感じられました。
○日常のお仕事の経験からのお話で、説得力あるものを感じた。常に相談する者の視点で問題に取り組む姿勢に敬服した。

【考察&感想】
◇僕も日本を脱出したくなりました。(智田)
◇早口ですみませんでした。話す内容をもう少し整理すればよかったなぁと反省しきりです。(吉田)
◇青年海外協力隊でソロモン諸島に行った経験がある吉田さん。そこに暮らす「お金はないけど幸せ」に生きている人々の話と、多重債務者支援現場における暗い話の隔絶に、日本はいったいどうなってんだ、と考えさせられました。海外での経験を糧に、消費生活センターで奮闘されている吉田さんが、そのうち再びソロモンに行ってしまわないか心配です。どうかこれからも、ここ盛岡で頑張って下さいね。(黒)


質問4:シンポジウム「連携して自殺を防ごう」ははいかがでしたか?(自由記載)
○良かった(3人)。
○問題の掘り下げの第一歩となったと思う。
○盛岡地区の団結、期待します。
○最後の方の発言で、その通り「団結」が必要なのだと感じました。
○参加者からの感想、質問がとても有意義だった。特に最後の多重債務で自殺した遺族の方の話は、心うたれるものがあった。声を大にして話していける取り組みが大切だと思った。
○大変良い企画で、岩手町は自殺が多いので是非心の悩みを無くしていきたい。
相談員のメンタルヘルスの問題は、とても大切と思っています。体制も含めて、よい環境をつくらないと。和尚だって病気になるときはあるのだし、精神論では続きませんが、応援します。
○リエゾンナースという概念は新鮮だった。
○とても重い話であり、なんとか岩手がワースト5以下になってほしいと思った。
○「自分の限界を知る」という智田Drの言葉が響きました。その上で各方面のプロにつなぐことができるネットワークづくりが自分にも求められることが理解できました。
○借金と躁うつ病との関係はあるのかも。顔の表情で判断は?まだ相談に来ることは望みがあると思います。精神科との連携と家族への支え(病気の認知)が必要かと思います。
○いろいろな相談機関の情報など得られるQ&Aでした。
○濃い内容のお話ばかりで参加させていただいて良かった!と思います。
○他人事として関心が薄かった問題が身近に感じられ考えさせられた。自分が高齢になったためか? 自分が生きているうちに何らかの形で力になってあげたいと思った。
○一般の方の理解がほしいといつも思います。そして家族も一緒に生活しているのでもっと勉強が必要なのかなあと思います。
○今、本当に必要なことと思った。
○現実味のある話が聞けました。
○うつ、自殺、多重債務とそれぞれが相関性があることと、それらをケアしようとする人たちの活動が知れて大変有意義でした。会場も満杯で関心の強さがわかりました。コーディネーターさんがおっしゃった様に、どんどん広報して行く必要を感じました。日報さんでシリーズで記事を掲載したらいかがでしょうか!! 吉田さんの仕事も智田先生の取り組みも日本で先駆的な活動ですよね。それにしてもコーディネーターさんの話を聞く態度が大変失礼なかっこうの悪いものでした。足を組んで机にヒジをついて質問するなんて考えられません。そう感じる者もいることを知って下さい。
○一人で悩んでいる人がたくさんいると思うんですが、そういう人に早くうちあけられるように努力していってほしい。
○いろんな方のお話を聞くことができ、考えなければいけないことが多いと思った。
○各分野で心掛ければ連携できると思った。
○多重債務の相談業務を担当しているが、相談者にうつ病以外の精神病と思われる方もあり、一般の人よりも、簡単に借り入れをするように見うけられ、解決への意欲が少ないように思われる。債務解決で注意すべきことと、医療機関の生活指導などを受ける精神疾患専門家へのつなぎはどうあればよいか。このあたりを聞きたかった。ぜひ、相談員等の担当者会議が開かれれば参加したい。
○今日のシンポジウムを機に色々な窓口を利用することが大事と思いました。
○勉強になりました。ぜひとも「盛岡市にリエゾンナース」を! どうぞ先生方、無理されないよう、ご自愛下さいませ。本当にありがとうございました。
○自殺する人の家族との関係(関連性)について、詳しくお話を伺いたかったです。
○質問も多く、内容を深めたように思う。知らないことも多くて、有意義だった。
○進行役の方の態度がよくない。
○よく「連携」といいますが、どんな職種でも、専門家の人には謙虚に対応してほしいと思うし、自分もそうありたいと思います。私自身も連携という名のもとに色々な機関に情報を得て、医療機関にたどりつきましたが、そこでは権威なのかなんなのか、医師の対応に本当に失望した経験があります。精神科の敷居は高くないと啓発してもやっとたどりついた病院で不条理な対応を受ければかえって「二次被害」で死にたくなることがあると思います。患者が何も知らないと思っている精神科医は多いと思います。精神科医は恐いと思います。もちろん智田先生のことではありませんが、盛岡でも病院をさがすのは大変ですね。
○少子化といった人、表彰ものです。戦って殺し合わない為です。大事なことですよ。戦い、キカナイのばかり残ると、日常の生活が苦しくなりますよ。たくさん生んで殺し合う戦争するより少子化して、戦争ない方いいと思いますよ。ガンペキの母がなくなりますよ。
うまくうそのつける相手探すのよ~と歌ってますよ。クールファイブの歌です。動物もいじめたり殺したりしないで。みんな一緒に、生きて、みんな一緒に、終わることになる。動物のいない地球に人は住めないと思う。耐える人は耐えてますよ。涙涙で起きたことに耐えている人もいます。また、やせて、食べるの耐えている人もいますよ。今は、国民、みんなでやってかなきゃないそうですよ。ある人は、個々各家庭でとゆってる人もいますし、世の中金がなきゃ暮らせないけど、金ばかりではない。気持ち、心、愛なども忘れてはいけませんよ。
○このような会に出てこられる人は救われるけど、出てこられない苦しみの仲にいる人に、ひとりではないよ。という声が伝わるといいと思います。
○とても重要なテーマであったが、時間的にみて導入の部分で終了した感があり、残念であった。今後の課題だと思う。
(下に続く)
by open-to-love | 2008-08-29 09:48 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)
シンポジウム「こころとお金の悩み解決」当日プログラム

●日時 2008年8月26日 火曜日
     13時から16時30分まで(12時30分開場)

●場所 プラザおでって3階 「おでってホール」
      (盛岡市中ノ橋通一丁目1-10)

●プログラム
13:00~13:10 開会

13:10~14:00 講演①「うつ病早期発見・治療で自殺を防ごう」
      講師:智田文徳さん(精神科医、岩手医大、
      岩手晴和病院、「盛岡いのちの電話」理事)

14:10~14:30 多重債務を考える寸劇
      「吾輩は猫である。負債はまだない」
      (寸劇:演劇同好会「虹」  脚本:横幕智裕)

14:30~15:20 講演②「多重債務解決で自殺を防ごう」
      講師:吉田直美さん(盛岡市消費生活センター主査)

15:30~16:30 シンポジウム「連携して自殺を防ごう」
      智田さん&吉田さん&会場の皆さん(司会・黒田)

プロフィール
精神科医 (岩手医大,岩手晴和病院) 智田文徳さん
 1972年盛岡市生れ。1997年滋賀医科大学,2004年岩手医科大学医学部大学院卒業。東京都立松沢病院,北里大学附属病院高度救命救急センター,岩手県高度救命救急センターにて研修。2004年より岩手医科大学医学部神経精神科学講座助手,2008年4月より同講師。現在,社医)智徳会岩手晴和病院理事長,社会福祉法人盛岡いのちの電話理事,NPO法人いわて子育てネット理事。

盛岡市消費生活センター主査 吉田直美さん
 1967年生れ。民間企業,労働省勤務を経て1990年盛岡市役所入り。2002年から現職。悪質業者指導及び多重債務者対策を担当。また,啓発担当として町内会,会社,学校などで消費者講座を年間150件程度行う。盛岡市役所在職中,4年にわたり青年海外協力隊員(ソロモン諸島マライタ島),国際協力機構海外駐在員(ヴァヌアツ)として国際協力事業に従事。

演劇同好会「虹」(代表:中野忠八さん)
 当会は,もりげき演劇アカデミー「60歳からの芝居づくり」修了生を中心に6年前に結成されました。概ね60歳以上の演劇初心者が集まり,芝居づくりに励んでいます。
芝居づくりの楽しさを仲間と共に味わい,演劇を通じて交流の輪や活動の場を広げていき,楽しく安全で住みよい地域づくりに貢献していきたいと考え,活動しています。

 本日のご来場,誠にありがとうございます。主催者一同感謝申しあげます。
 本シンポジウムに関してお気づきの点などございましたなら,アンケートへご記入になり,お知らせいただければ幸甚でございます。ご協力ありがとうございます。

●お問い合わせ
■盛岡ハートネット事務局
電話:090-2883-9043
■盛岡市消費生活センター
電話:019-604-3301
ファクス:019-624-4123
by open-to-love | 2008-08-24 12:41 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)
※講師のお二人の発表資料を掲載しました。事前にみっちり読んでおくと、当日はなお勉強になりますよ。字が小さくて読みづらくてすいません。(黒)

「うつ-自殺」解決モデルについて 精神科医の立場から
(2008年8月26日 シンポジウム「こころとお金の悩み解決」智田文徳先生資料)

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by open-to-love | 2008-08-24 12:39 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)
シンポジウム「こころとお金の悩み解説」資料(2008年8月26日、プラザおでって)
講師:吉田直美さん(市消費生活センター主査)発表用資料

盛岡市消費生活センター資料(p1)
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●実際の家計改善例(p2)
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●相談の流れ(p3)
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●グレーゾーン金利(p3)
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●自己破産件数の推移(p4)
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●自殺者総数と生活経済問題による自殺者数の推移(p5)
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●「多重債務問題に強いまち」を目指して(p6)   

盛岡市 市民部 消費生活センター(平成20年4月1日)

1 はじめに

 盛岡市は岩手県の県庁所在地,人口30万人の城下町です。当市では消費生活センターが多重債務対策窓口となり,消費生活相談員(非常勤職員)7名と行政職員4名が平日8時半から17時半(相談員は非常勤職員につき平日9時から16時までの勤務)の間,相談に当たっています。
 全国数ある消費生活センターの中で,行政職員も積極的に相談を受けるという対応をしているセンターはごく少数だと聞いております。行政職員自身が相談を受け付け,処理することのメリットは,市民が困窮している消費生活上の問題点がリアルタイムで明確になり,行政施策にすぐさま反映できることにあると考えています。
 センターでは「多重債務者が生活再建できること」を最終目標とし,市民の多重債務問題解決のため,関係機関と連携しながら20年以上も前から積極的に市民を支援してきております。具体的には,①債務状況の把握,②借入原因と経緯の整理,③収入・資産の把握,④債務一覧表の作成,⑤家計収支表の作成,⑥保証人,担保設定,公正証書提出の有無の聴き取り,⑦親族などの協力者の状況把握などを行った上で,⑧任意整理・特定調停・個人再生・破産等の方向性を検討し助言。必要に応じて⑨弁護士相談に同行したり,裁判所での手続きを支援したりするといった処理を行っています。
 相談者に対しては「借金問題は必ず解決できる」と,まずは安心していただき,解決に向けて相談を進めています。また,借金問題の背景には様々な問題が隠れていることもあり,借金の問題を解決することのみならず,生活事情などをよく聴いて,必要に応じて福祉担当などへ橋渡しをするなど,借金整理後の生活再建のためのコーディネートも行っています。
 個人の借金問題へ行政の対応として,法律家を単に紹介する,というやり方もあるかと思いますが,私たちは基本的にそのような対応はしておりません。理由は4つあります。

① せっかく勇気を出して相談に来た市民の気持ちをそぐことなく,その決意をくみながら一気に解決の道筋をつけてあげたほうが市民にとって親切だから。
② 法律家を紹介しても,市民が確実にその窓口に行くかどうか分からないから。(敷居が高い,費用がかかるのではという意識からせっかくの決意がそがれる可能性がある。)
③ 前述のとおり,借金問題の背景には様々な問題があることが多く,それらは市役所の中で解決できることが多いため,トータルサポートを考えた場合,市役所で相談を受けた方が合理的に処理できると考えているから。
④ 法律家へ同行することにより,相談員自身の研修にもなる。

●借金相談件数推移(p7)
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2 盛岡市多重債務者包括的支援プログラムを開始

 当市では「盛岡市多重債務者包括的支援プログラム」を平成19年4月から開始しました。このプログラムは,税の徴収担当や福祉担当,市民相談担当職員などが多重債務に困窮する市民を把握した場合,担当職員からの紹介により消費生活センターにおいて相談を受け付けて対応。その後,行政サービスを最大限活用した支援を施し,市民の生活再建を包括的に行うものです。平成19年度は104件を扱いました。具体的には次のように進めて行きます。
 (1) 庁内各部署は,相談業務などで市民に接する際,積極的に多重債務者の把握に努め,多重債務者を把握した場合は本人に消費生活センターへ相談することを促す。
 (2) 庁内各部署は,聴き取った状況,多重債務者の氏名,連絡先等を本人の承諾を得た上で消費生活センターへ連絡するほか,その方の現在の生活状況など必要な情報を適宜連絡する。
 (3) 消費生活センターは多重債務者に連絡をとって相談に来ることを促し,多重債務の状況を聴取し,弁護士会などと連携しながら,多重債務を解消するための手立てをとる。
 (4) 消費生活センターは多重債務解消結果を担当部署へ連絡するとともに,多重債務問題以外の問題を抱えていたり,多重債務整理後の生活再建に心配のあるケースは,福祉担当課などへフィードバックするなど,包括的支援を行うように努める。
 (5) 庁内各部署は,債務整理後の生活再建をすすめるために必要な措置をとる。

3 他機関との連携
 多重債務を解決する上でもうひとつ重要なのは他機関との連携です。当市では,従前から岩手弁護士会と緊密に連携して相談者の債務整理を進めています。特に実効を上げているのは消費者当番制です。これは,平日の午後,弁護士会消費者問題対策委員が各自の弁護士事務所に待機し,案件があればすぐに相談していただけるものです。このことにより,最短の場合,午前中相談に来た市民が,午後には弁護士に相談ができ,夕方には弁護士から受任通知が発出され,翌日から取立てが停止するといった態勢をとることが可能となりました。
 平成19年10月からは司法書士会との連携を開始。毎週,司法書士がセンターに赴き,相談・受任会を開催しております。平成20年度からはこの頻度を上げ,週一回開催しております。
 また,ヤミ金への対応としては,警察と連携しながら当たっています。案件が発生した場合には,相談者の住所を所轄する警察署へ連絡を入れて対応をお願いしているほか,県警本部とも適宜情報共有しています。
 当市では債務整理等の資金を貸し付ける「盛岡市消費者救済資金貸付制度」を平成元年から行っており,この融資を実行するのが岩手県消費者信用生活協同組合(信用生協)です。この制度は,債務を一本化したり,訴訟費用などにあてるための資金を貸すもので,市は市内の金融機関に資金(公費)を預託。預託を受けた金融機関が,その4倍の額を信用生協に融資し,それを原資として融資枠を確保して市民に対し融資を行っています。平成20年度の預託額は262,000千円,融資枠は1,048,000千円です。
 市からは債務整理のひとつの方策として,資金貸付を希望する相談者を紹介したり,信用生協独自に無料相談を行っていただくなどの連携を行っています。市民にとっては多重債務の相談が気軽にできる窓口が当センターと併せ,市内に2箇所あることになります。
 
4 啓発・教育も積極的に展開

 当市では,多重債務問題解決のため,市民に対する啓発,子どものためのお金のしつけ(金銭教育)推進は被害者救済とともに対策の両輪と位置づけています。
平成18年度から児童・生徒・学生向け出前講座「よ~く考えよう!お金のはなし」を開催。子どもたちに直接お金のしつけ(金銭教育)を行っています。同様に大人を対象に「盛岡市次世代育成支援対策推進行動計画」に基づき,「子どものためのお金のしつけ」講座を開催。若年からのお金のしつけの重要性について啓発をしています。

●金銭教育出前講座実施状況
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 また,岩手県消費者教育連絡会議に参画し,主に学校教育における消費者教育の実施拡充に向け具申しているほか,教材の提供や出前講座のデモンストレーションなどを行っています。
借金の整理方法を示した「借金問題は必ず解決できます!」チラシ及びサラ金の借金のしくみなどを示した「よーく考えて!その借金」というタイトルの啓発チラシを作成し,市の施設などに配架して市民に配布しています。平成19年9月には,岩手県金融広報委員会の協力の下,金融機関のATM周りに相談を呼びかけるチラシを配置しました。
 センターホームページには「消費者教育支援」のページを設けてセンター作成の教案・教材などを公開。教員などがいつでも自由にダウンロードできるようにしています。
 新聞社,テレビ局などと連携してパブリシティ(広報戦略)の手法により,多重債務予防のための広報,相談窓口への誘導を行っています。
 平成19年12月からは,相談者に対し,「かんたん家計簿」を配布し,借金整理後に黒字家計を維持するための支援を行っております。これは,市民団体などとも連携し,健全な家計管理を維持し,二度と借金をしないための事後的なフォローアップをかねて行っているものです。

5 市が多重債務問題に取り組むメリット
 私たちは,このような取り組みを,特別なことをしているという意識はなく,当たり前のことを当たり前にしているだけだと考えています。困窮した市民を面前にして,支援の手を差し伸べてこそ,基礎自治体としての価値があるだろうとも思います。このことにより,市民からしっかりとした信頼が得られるものと確信しております。
 市民を借金苦から解放することにより,取り立ての厳しい高金利の貸金業者へ支払われている市民の資金を取り戻し,健全な消費生活を確保することは地域の窮乏化防止にも繋がります。
 また,借金に起因する自殺等が減少し,安定した市民生活が守られることも期待できます。
最終的に市民生活の安心・安全が確保されることが何よりも行政が望むところです。

◇盛岡市の取り組みの経緯◇
○昭和50年代,市役所には多重債務,サラ金被害の相談が寄せられるようになりましたが,当時,当市では多重債務問題の解決に行政が関与することは想定しておらず,積極的な支援は行っていませんでした。しかし,日々相談が増加・深刻化し,中には借金苦のため自殺をほのめかす相談もあり,行政としても看過できない状況となったため,昭和59年に専門の相談員を配置して多重債務問題及び契約トラブルに対する相談体制をとりました。
○その後,昭和60年に豊田商事事件,昭和62年には宮古市で集団大規模名義貸し事件が発生。被害者救済のため自治体,弁護士会,地元金融機関及び信用生協が連携して対応したことが話題となるとともに,債務者救済に対する共通意識が芽生えました。このことが背景となり,信用生協が多重債務者救済のための公的融資制度の創設を当市に要請し,当市,弁護士会及び信用生協等のトップ協議を経て市内金融機関の協力の下,平成元年に「消費者救済資金貸付制度」がスタートしました。
○また,相談件数の増加に伴い,昭和62年,平成2年,平成14年,平成16年,平成19年及び平成20年にそれぞれ1名ずつ増員し,現在は7名の相談員と4名の職員が相談業務に当たっています。
○平成19年度からは,「盛岡市多重債務者包括的支援プログラム」を開始し,多重債務に困窮する市民の生活再建のため,行政サービスを最大限活用した支援策を全庁的かつ包括的に行うことを目指すこととしました。

6 今後の課題

 改正貸金業法完全施行を前に,多重債務者が相談窓口に殺到する事態が予想されます。実際,当センターで受け付けた多重債務に関する相談件数は,平成20年度は前年までの約2倍となりました。このような状況に対応するために,当市においても対応に必要な相談員の十分な確保など,相談員のみが過大な負担を強いられることのないような態勢強化が急務です。また,債務整理後の生活再建支援には行政サービスの利用だけでは不十分なケースもあり,被害者団体,市民団体等と連携しながら進めていくことが必要です。
 一方で,消費者金融の借金のみならず,いわゆる商工ローンや悪質商法によるクレジットの多重債務についても対応が求められます。
 県内各市町村とは情報交換しながら,最終的には,「どこの住民がどこの市町村窓口でも丁寧な相談が受けられること」を理想形とした相談態勢を県内全体に構築することも喫緊の課題です。

7 最後に

 センターの相談員には,債務整理が終わった相談者から時折礼状が送られてくることがあります。その中には一様に借金苦から抜け出せた安堵感,平穏な生活を取りもどせたことへの喜び,そして親身になってくれたことへの感謝の言葉が綴られています。借金で人生を棒に振る必要はない。一人でも多くの方が一日も早く相談に訪れて,心穏やかなくらしを取りもどして欲しいと相談員一同,心から願っています。


●盛岡市 多重債務者包括的支援プログラム(p10) 

平成19年3月28日
平成20年4月1日改
盛岡市 市民部

1 盛岡市内の多重債務者の状況と対策の現状

 (1)全国の状況
●今般の貸金業法の改正を受け,多重債務問題への抜本的総合的対策が進められることとなり,国では平成18年12月に多重債務者対策本部(内閣官房主管)を設置した。
●多重債務者対策本部の資料によると,借り手の返済能力を上回る貸付が横行しており,5件以上から借りている多重債務者は全国で230万人存在し,平成17年の自己破産者は18.4万人(10年前の約4.3倍)となっている。少なくとも国民の8.5人に1人はいわゆる消費者金融を利用しているのが現状である。

(2)盛岡市の現状
●盛岡市消費生活センターへは借金に関する相談が年間約2,000件(全体の相談件数の5割程度)も寄せられている。また,盛岡地方裁判所における自己破産申立件数もここ7年間で2倍以上に急増している。
●同センターが相談窓口となっていることを知らない市民や借金問題解決の糸口が見つからずに悩みを抱えている市民は少なくない。
●また,借金に追われた市民が自殺に追い込まれたりするなど,多重債務者が増加することによる市民生活の困窮拡大等も懸念される。
●相談者からは,貸金業者の取り立てが厳しいため,貸金業者への返済を優先していると聞いており,本来,個人消費されるべき資金が高利の貸金業者に優先的に流れている。

(3)盛岡市の取り組み状況
●市では20年以上前から多重債務の相談を受け,消費生活センターを設置して多重債務者の生活再建の支援を行ってきた。
●相談者に対しては「借金問題は必ず解決する!」というように意思をしっかり持ってもらい,励ましながら相談を進めている。また,借金問題の背景には様々な問題,例えば家庭内暴力だとか,その方の精神上の問題だとか,低所得による生活困難だとかの問題が隠れていることもあり,その辺の事情もよく聴いて,借金の問題を解決しつつ,その方をトータルサポートするために,必要に応じて庁内の担当などへ橋渡しをしている。
●また,市では債務を一本化したり,訴訟費用などにあてるための資金を貸す公的融資制度(盛岡市消費者救済資金貸付制度)を全国に先駆けて平成元年から行っているほか,岩手弁護士会とも強力な連携態勢をとっている。
●最近はいわゆるグレーゾーン金利による貸付に対し,過払金返還請求を行い,結果,多重債務状態が一気に解消されるケースも出てきている。
●消費生活センターには,多重債務が整理されて生活再建ができた市民から喜びの声が多数寄せられている。

2 プログラムの概要
①庁内各部署は,相談業務などで市民と接する際,積極的に多重債務者の把握に努め,多重債務者を把握した場合は本人に消費生活センターへ相談することを促す。
②庁内各部署は,聴き取った状況,多重債務者の氏名,連絡先等を本人の承諾を得た上で消費生活センターへ連絡するほか,その方の現在の生活状況など必要な情報を適宜連絡する。
③消費生活センターは多重債務者に連絡をとって相談に来ることを促し,多重債務の状況を聴取し,弁護士会などと連携しながら,多重債務を解消するための手立てをとる。
④消費生活センターは多重債務解消結果を担当部署へ連絡するとともに,多重債務問題以外の問題を抱えていたり,多重債務整理後の生活再建に心配のあるケースは,福祉担当課などへフィードバックするなど,包括的支援を行うように努める。
⑤庁内各部署は,債務整理後の生活再建をすすめるために必要な措置をとる。

3 期待される効果
●市民の多重債務状態が解消され,経済的生活再建が進み,市民生活の安心が確保される。
●個人消費されるべき資金が戻ることにより,市内の流通・経済に好影響をもたらすなど,地域の窮乏化防止に役立つ。
●市内の多重債務者が減少することにより,多重債務状態に起因する自殺等が減少し,安定した市民生活が守られる。

●概念図
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●当該プログラムの推進に特に関係する課等
■徴収担当課等                       
納税課         市税全般
国保年金課      国民健康保険税
児童福祉課      保育料
介護高齢福祉課   介護保険料
市立病院医事課   医療費
建築住宅課      市営住宅使用料
下水道部業務課   下水道料
水道部営業課     水道料
学務教職員課     給食費
各幼稚園,高等学校 授業料

■福祉担当課等
広聴広報課      法律相談・市民相談
消費生活センター  多重債務相談
男女参画国際課(女性センター) 家庭問題,DV等
地域福祉課      福祉全般
障害福祉課      障害者福祉
児童福祉課      児童福祉
介護高齢福祉課   高齢者福祉
生活福祉課      生活保護
保健所保健予防課  自殺対策
玉山総合事務所健康福祉課 福祉全般


★そのほかの課等において多重債務者を把握した場合も,上記に従い,消費生活センターと連携をとることとする。
by open-to-love | 2008-08-16 15:27 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)
 2008年8月26日、シンポジウム「こころとお金の悩み解決」にて演劇「吾輩は猫である。負債はまだない」を披露していただくのが、盛岡市の演劇同好会「虹」のみなさんです。どんなグループなんでしょうか。プロフィールを寄せていただきました。(黒)

演劇同好会「虹」プロフィール

 演劇同好会「虹」は、もりげき演劇アカデミー「60歳からの芝居づくり」修了生を中心に6年前に結成されました。おおむね60歳以上の演劇初心者(現在9名)が集まり、芝居づくりに励んでいます。
 芝居づくりの楽しさを、仲間と共に味わい、演劇を通じて交流の輪や活動の場を広げていき、楽しく安全で住み良い地域づくりに貢献していきたいと考え、活動しています。
 これまでは、盛岡市消費生活センターと連携しながら、悪質商法防止をテーマにした寸劇を、年間4、5回、盛岡市並びに近隣地域に出向いて公演してきました。
 本年からは、多重債務問題をテーマにした寸劇にも取り組み、安心・安全なまちづくりに貢献したいと考え活動を続けています。
 また、寸劇のほかに、自主公演としては、平成18年に「東京ハイハイカラコンペイ糖」、平成19年に「しあわせのカタチ」、平成20年に「あなたの青空」等、盛岡劇場タウンホールを会場に実施しています。
(平成20年7月7日 演劇同好会「虹」 中野忠八)
by open-to-love | 2008-07-08 19:43 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)
※ハートネット第6回例会のビラもできました。が、悲しいかな、私はそのデザインをブログに反映させる術を持ちません。(添付ファイルって、できないんでしょうか。どなたか教えて下さいな)
 よって、下記の通り、字ばっかりとなってしまいますが、頑張って、字を大きくしたり色を付けてみました。なお、本物はA4版、表と裏で、イラストをいっぱい使ったカラフルなデザインです。欲しい方は、下記までご連絡を。(黒)

なお、市のホームページにも掲載されています。そちらから、チラシをダウンロードできます。
http://www.city.morioka.iwate.jp/dtl/webevents.nsf/($All)/FF84F507ABCFFFD14925747F002EA084?OpenDocument


【表です】

シンポジウム
「こころとお金の悩み解決」

●日時  2008年8月26日 火曜日
       13時から16時30分まで(12時30分開場)

●場所  プラザおでって3階 「おでってホール」
       (盛岡市中ノ橋通一丁目1-10)

●内容  「多重債務-うつ病-自殺」の解決を目指して関係者が意見を交わし,連携のあり方を考えます。詳しくは裏面をご覧ください。

●参加  どなたでも直接会場へお越しください。参加料無料

●お問い合わせ
 盛岡ハートネット事務局   ℡ 090-2883-9043
 盛岡市消費生活センター   ℡ 019-604-3301

【裏です】

 全国で年間3万人を超える自殺。その大きな原因として,うつ病など精神疾患や,多重債務などによる生活苦が挙げられます。自殺予防のためには,うつ病の治療だけでもなく,多重債務解消だけでもなく,双方の連携が欠かせません。
 このシンポジウムでは,精神科医の智田文徳氏と盛岡市消費生活センターの吉田直美氏が登場し,うつ病など精神疾患の早期発見治療による自殺防止の取り組みや,格差社会の進行でますます深刻になっている多重債務解決のためのノウハウを,具体的な事例を交えお話をします。最後に二人と会場を交え意見交換をします。「こころとお金の悩み」解決へ、みんなで力を合わせましょう。

【プログラム】

●講演①「うつ病治療と自殺防止」
講師:智田文徳氏
(精神科医、岩手医大、岩手晴和病院、
「盛岡いのちの電話」理事)

●演劇「吾輩は猫である。負債はまだない」
(演劇同好会「虹」のみなさん)

●講演②「多重債務解決と自殺防止」
講師:吉田直美氏
(盛岡市消費生活センター主査)

●シンポジウム
「うつ病治療と多重債務解決で自殺を防ごう」
 智田文徳氏&吉田直美氏&会場のみなさん

*どなたでも自由にご参加ください。

【会場案内】
●バス
 「盛岡バスセンター」から徒歩3分
 盛岡駅東口バス乗り場16番から「盛岡都心循環バス左回り」で12分。運賃100円。15分間隔で運行。

●自動車
  プラザおでって地下駐車場(1時間300円)又は近隣の有料駐車場をご利用ください。
by open-to-love | 2008-07-07 20:57 | 第6回例会:心とお金シンポ | Trackback | Comments(0)