精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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トピックス(コンボ「ココプラ」 2009年7〜8月)

トピックス(コンボ「ココプラ」 2009年7〜8月)

□WHAT'S NEW□

□三環系・四環系抗うつ剤でも、厚労省が添付文書改訂を指示(7月3日)

 厚生労働省は7月3日、三環系・四環系抗うつ剤と、フェニルピペラジン系抗うつ剤の計12成分について、添付文書に他害行為などについての注意を喚起する記載を追加するよう製薬会社に指示した。指示内容は、5月に行われたSSRIやSNRIの計4成分に対する改訂指示とほぼ同じ。(日経メディカルオンライン)
 
□新しい抗うつ薬が認可(7月7日)
 
 シェリング・プラウと明治製薬は、共同開発したうつ病治療薬「レメロン錠/リフレックス錠」の製造販売承認を取得。「効果の早期実現と長期維持などの特長を持ち合わせた薬剤」とのこと。(シェリング・プラウ/明治製薬)

□最高裁、裁判員の心のケアへ窓口設置(7月10日)

 8月以降に、全国で順次始まる裁判員裁判に向け、裁判員の心理的な負担を軽減するため、最高裁は10日、「裁判員メンタルヘルスサポート窓口」を設置。電話や面接などでカウンセリングを受け付ける。(NIKKEI NET)

□厚労省審査会、労基署判断覆し、「過労自殺」と認定(8月3日)

 佐川急便の派遣社員が過労によるうつ病が原因で自殺したとして、母親が労働基準監督署に請求した労災認定について、厚生労働省の労働保険審査会は過労自殺と認定し、労災と認めなかった同労基署の決定を取り消す裁決をした。同審査会が逆転裁決を下すのは異例という。(産経ニュース)

■服薬■抗精神病薬の多剤併用
 
 精神科臨床薬学研究会の処方調査で、統合失調症の入院患者67%が多剤併用であるとわかった。1種類の抗精神病薬で治療を受ける患者は33%にとどまり、06年の調査時の29%とほとんど変わらなかった。抗精神病薬は、効果を見極めるため1種類だけ使うのが国際的な原則。国内では、複数の抗精神病薬を使って投与量を増やし、患者を過度に鎮静させて意欲を著しく低下させる使い方を続ける病院もあるという。

■退院促進■入院患者数23%減らす

 7月9日、厚生労働省は「今後の精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」において、05年に19.6万人だった統合失調症の入院患者数を、14年までに23%減らして約15万人にするという、数値目標の原案を明かにした。これは、地域の受け入れ態勢が不十分で退院できない「社会的入院」を10年間で解消するとした04年の改革ビジョンを見直したもの。04年のビジョンには、病気ごとの目標値はなかった。

■サポート■山本譲二さんが雇用促進!

 精神障害者の雇用促進に向けて、演歌歌手の山本譲二さんが、チャリティーコンサートやポスターを通じて、広く雇用促進を呼び掛けていくという。
 精神障害者の雇用推進を目指して活動をしている山下達夫さん(50)=三菱商事太陽が直接、現状を訴える手紙を送ったところ、面会がかなった。山下さんは、山本さんのファンであり、同じ山口県下関市出身でもあるとのこと。

 (コンボ「こころの元気+」32号 2009年10月)
Tracked from この秋、冬場を乗り切るに.. at 2009-10-21 11:44
タイトル : この秋、冬場を乗り切るにはこれしかない!!主婦に大人気の..
この秋、冬場を乗り切るにはこれしかない!!主婦に大人気の簡単レシピ一覧を紹介します。料理が得意、苦手関係なしにわかりやすい詳細動画がついてます。 簡単、お手軽、残り物で出来る料理講座です。 ... more
Tracked from 保険見直し at 2009-11-17 15:35
タイトル : 保険見直し
保険見直しについてのまとめ... more
by open-to-love | 2009-10-18 22:18 | 精神保健福祉トピックス | Trackback(2) | Comments(0)