精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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第8回例会「キラりん一座in盛岡」のご案内

盛岡ハートネット第8回例会「キラりん一座in盛岡」のご案内

 盛岡ハートネットのみなさま、あけましておめでとうございます。
 さて、来る2009年1月31日(土)午後1時から4時、盛岡市のプラザおでってで第8回例会「キラりん一座in盛岡」を開きますので、ご案内させていただきます。

 みなさんは、精神障害当事者会をご存知でしょうか? 岩手のみならず日本はどうしても、精神障害者の家族ばっかりが集まっていた歴史がありますし、ここ盛岡じゃ当事者会活動がそんなに盛んじゃありませんから、あんまりピンとこないかもしれません。でも、当事者の回復、自立のために、当事者会とは、家族会以上に大切な集まりなのです。だって、家族がいくら力をつけたところで、家族はしょせん当事者の人生を代わりに生きてあげることはできない。自らの人生を生きていくのは当事者ですから。

 では、当事者会って、どんな集まりなのか? 何をしているのか? 集まることで、どんないいことがあるのか? 支援者はどうかかわっているのか? 百聞は一見にしかず。今回の例会では、はるばる東磐井から、「心の病と共に生きる仲間達連合会キララ」メンバーによる「キラりん一座」ご一行に盛岡へお越しいただき、活動を紹介していただきます。

 キララは、おそらく、県内で最も輝いている当事者会です。自分達でシンポジウムを企画して開催したり、「キラりん一座」として、社会に精神障害への理解を訴える演劇を上演するという、スゴイ活動をしているからです。そんなキララの取り組みを、ぜひ盛岡の当事者や家族に知ってほしい。そして、キララがすごいのはなぜかについて、考えてほしい。たまたますごい当事者が集まったからか? それとも、キララ設立以来の支援者である保健師の北川明子さんがすごいのか? どっちもスゴイにしても、それだけじゃない。それは何か? …というわけで、念願の盛岡公演実現の運びとなりました。そしたら、キララのみなさんは、なんとこの日のため新作「心 天気になあれ! Part2」を準備してくれたのです。ありがとうございます。本番が楽しみですね。

 なお、同日は当事者&支援者メッセージとして、キララメンバーのお2人に、当事者会活動の素晴らしさなどについて話していただきます。さらに、北川さん(現・県精神保健福祉センター主任保健師)にも「自信や希望を育てる障がい者・当事者会活動について」というテーマでスピーチしていただきます。
 優しくも厳しくも、付かず離れず、キララを支援している北川さん。事前に一つ、質問させていただきました。
「Q.キララで培った経験を基に、北川さんは盛岡でどうやっていこうとしていますか?」
 むむ、かなりの難問。北川さんが当日、どうお答えになるのか、楽しみです。

 スピーチ後は、恒例のおしゃべり交流会。小グループに分かれ、いろいろ語り合いましょう。というわけで、今回も盛りだくさんの盛岡ハートネット例会。詳しくは、同封のチラシをご覧ください。みなさま、お誘い合わせの上、ぜひご参加を!
(盛岡ハートネット事務局 黒田大介)
by open-to-love | 2009-01-08 23:33 | 第8回例会:キララin盛岡 | Trackback | Comments(0)