古川奈都子著『心が病むとき 心が癒えるとき』
2008年 05月 05日
古川奈都子著『心が病むとき 心が癒えるとき』
(ぶどう社)
この本は、心の病の当事者が原稿を書いて、私が取りまとめをしました。
この本を読むと、みんな、生きること、生活をすることを精一杯に考え、前向きに暮らしていることが、わかると思います。
病気である以上、いやおうなしにマイナスの要因を抱えていることも事実です。それをマイナスとしないように努力をして、病気と共に生きること、病気を友達にすることを考えています。
本当は、病気と共生することは簡単ではなく、何年、十数年の病歴を経て、ようやく到着する境地であるものだと思います。この本を読むと、そのような過程がわかると思います。
心の病気の当事者やご家族の方が、現在のご自分の様子と照らし合わせて、
この本を読んでくださると嬉しく思います。
古川奈都子
目次
*自分と仲間でつくり上げていく
1章 本当の自分を見つけるため
いじめと孤独から解放される自由を
いつも人の気持ちに自分を合わせていた
友人と出会い、社会とふれあいたい
私の恋の詩
思春期病棟の辛い日々、今は家で幸せに
体は現実の世界に、心はバーチャルな世界に
*人から認められたくて/私にとって大切な存在
2章 夫と子どもに感謝して
必ず治ると、一緒に歩いてくれる彼
私にはでき過ぎた子どもたち
夫と子どもと私の中だけには、本当の自分が
*家庭を持って/宇宙の広さほどの平安
3章 心の病気を抱えて生きる
やっと精神障害者と認められるようになった私
今も、カウンセリングと服薬を続けて
精神病院を体験し、今はデイケアと作業所で
世の中のすべてが自分のためにあるように思われて
今なお、妄想と現実が混在する時も
「生きよう」という意思があれば
話し合いは貴重な時間
君に贈る詩
ワインバーグとサティア
*心の病の世界/病気だって認めること
4章 仕事のこと、生きること
正社員三回、アルバイト四回、ちょうせんしたけれど
明るい作業所で、元気に暮らしています
心を病むと、社会生活をやっていくのは大変
作業所の職員として働きながら考えた
*心の病を持って生きる辛さ/まだ許されない社会
エピローグ ……ポチャン……ポチン……ピチョン……
(ぶどう社)
この本は、心の病の当事者が原稿を書いて、私が取りまとめをしました。
この本を読むと、みんな、生きること、生活をすることを精一杯に考え、前向きに暮らしていることが、わかると思います。
病気である以上、いやおうなしにマイナスの要因を抱えていることも事実です。それをマイナスとしないように努力をして、病気と共に生きること、病気を友達にすることを考えています。
本当は、病気と共生することは簡単ではなく、何年、十数年の病歴を経て、ようやく到着する境地であるものだと思います。この本を読むと、そのような過程がわかると思います。
心の病気の当事者やご家族の方が、現在のご自分の様子と照らし合わせて、
この本を読んでくださると嬉しく思います。
古川奈都子
目次
*自分と仲間でつくり上げていく
1章 本当の自分を見つけるため
いじめと孤独から解放される自由を
いつも人の気持ちに自分を合わせていた
友人と出会い、社会とふれあいたい
私の恋の詩
思春期病棟の辛い日々、今は家で幸せに
体は現実の世界に、心はバーチャルな世界に
*人から認められたくて/私にとって大切な存在
2章 夫と子どもに感謝して
必ず治ると、一緒に歩いてくれる彼
私にはでき過ぎた子どもたち
夫と子どもと私の中だけには、本当の自分が
*家庭を持って/宇宙の広さほどの平安
3章 心の病気を抱えて生きる
やっと精神障害者と認められるようになった私
今も、カウンセリングと服薬を続けて
精神病院を体験し、今はデイケアと作業所で
世の中のすべてが自分のためにあるように思われて
今なお、妄想と現実が混在する時も
「生きよう」という意思があれば
話し合いは貴重な時間
君に贈る詩
ワインバーグとサティア
*心の病の世界/病気だって認めること
4章 仕事のこと、生きること
正社員三回、アルバイト四回、ちょうせんしたけれど
明るい作業所で、元気に暮らしています
心を病むと、社会生活をやっていくのは大変
作業所の職員として働きながら考えた
*心の病を持って生きる辛さ/まだ許されない社会
エピローグ ……ポチャン……ポチン……ピチョン……
by open-to-love
| 2008-05-05 21:44
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