斎藤環、畠中雅子著『ひきこもりのライフプラン―「親亡き後」をどうするか』
2017年 11月 23日
斎藤環、畠中雅子著『ひきこもりのライフプラン―「親亡き後」をどうするか』
(岩波ブックレット、2012年)
ひきこもり状態にある人たちの平均年齢は今や30歳を越えている。大半は親の経済的支援のもとで暮らしているが、親の死亡に伴う、長期のひきこもりの人たちの貧困化が懸念されている。ひきこもりが一生続いたとしても、親の現在の資産を最大限に活用して、子を生涯支えられるライフプランの作り方をアドバイスする。
目次
1 ひきこもりの理解と対応
原因
ひきこもりのメカニズム
症状
鑑別診断
治療的支援の第一歩
集団適応支援
訪問支援活動
メール、ネットの利用
「お金」ならびに「ライフプラン」の重要性
福祉サービスの利用
家庭内暴力への対応
おわりに
2 ひきこもりのライフプラン
親の資産・負債の洗い出し
親の収入・支出の確認
親の住み替え
お子さんの収入・支出
お子さんの住まい
リバースモーゲージの活用法
成年後見制度の利用
ひきこもりのお子さんの相続
お子さんのひとり暮らしへの準備
“ひきこもり相談事例”
サバイバルプランの作成・分析
by open-to-love
| 2017-11-23 21:46
| ひきこもり
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