岩手県精神障がい者フットサル連盟機関紙「カンパネラ通信」第2号(2017年2月)
2017年 03月 02日
岩手県精神障がい者フットサル連盟機関紙「カンパネラ通信」第2号(2017年2月)
◎今年度を振り返り…
年度末が迫り、心も身体もあわただしい時分となってきました。
これまで県内各地の有志が集まり、ソーシャルフットボール(精神障がい者のフットサル)を普及すべく活動して参りましたが、この度「岩手県精神障がい者フットサル連盟」を昨年6月に発足させました。今後は組織として、ソーシャルフットボールを岩手県に普及して参ります。
今年度新たに取組んだことは、岩手県代表チーム「カンパネラ岩手」の定期練習会の開催と、「カンパネラ通信」創刊の2つです。
定期練習会では個人・チームレベルの強化(いろんな意味での)、「カンパネラ通信」では、ソーシャルフットボールを知ってもらうことを目的に始動しました。
今後は、この2つを継続していくと同時に、以前から開催しているフットサル交流会を県内各地で開催することを目標に取り組んで参りたいと思います。
◎連載コラム:岩手県のソーシャルフットボールの歩み②
ソーシャルフットボールは、2006年に大阪で初のフットサルチームが誕生しました。その後、全国に広がり、東北でも宮城、山形、青森で活動が始まりました。
岩手県の活動は、2014年にはじまりました。この活動の統括団体「日本ソーシャルフットボール協会」で専務理事をしている、北海道の精神科医、井上誠士郎先生が盛岡市で講演を行い、翌日にはフットサル交流会が開催されました。このときに賛同した当事者、スタッフが、それぞれの所属で活動を始め、現在に至ります。
岩手県の選抜チーム「カンパネラ岩手」、宮古山口病院に「ウェアバウツ宮古」の2チームが活動を行っています。
※次号は、この活動の目的をご紹介します。
◎祝!カンパネラ岩手 第1回ソーシャルフットボール東北大会優勝
平成28年8月27日に東北工業大学(仙台市)内の体育館で行われた、第1回ソーシャルフットボール東北大会でカンパネラ岩手が優勝しました!
今年度から実施した月1回の練習会では、基礎技術のほか、フォーメーション練習、特にディフェンス練習に力を入れてきました。チームとしての戦い方を共有し、「それぞれが責任を持って、自分の仕事をやりきる」ことをテーマに大会に臨みました。
結果は見出しのとおり優勝!(ものすごい快挙なんです)結果もそうですが、他チームから「一体感がすごい」、「精いっぱいプレーしているのが伝わった」などなど、たくさんのお褒めの言葉をいただくことができました。
チームで勝ち取った優勝という結果は、選手をはじめスタッフを次のステージに連れて行ってくれることでしょう!全国制覇も夢ではないかも…。
優勝メンバーのコメント:スタッフ、プレーヤー、ひとつに結束していた結果のような気がして感動しています!!良いチームだなぁ~♪…って思っています!このメンバーに加えていただいたことホントに感謝しています!ありがとうございました!!m(__)m
◎一緒にプレーしませんか?メンバー大募集!
毎月1度の定期練習会にお試しで参加してみませんか?精神科病院や精神科クリニックに通院している方やこの活動を一緒にしてみたいという意欲がある方等、随時募集しています。選手はもちろん、スタッフの皆さんもご関心下さい。まずは、下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先
社団医療法人新和会 宮古山口病院医療相談室
☎0193-62-3945
Facebookもやってます! 「カンパネラ岩手」で検索!
発行元:岩手県精神障がい者フットサル連盟
発行日:2017年2月(第2号)
by open-to-love
| 2017-03-02 21:29
| 精神障害者フットサル
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