精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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「リカバリーミーティングいわて2012」プログラム紹介

「リカバリーミーティングいわて2012」プログラム紹介

いつだって、どこだって、だれだって、リカバリー!
RECOVERY MEETING IWATE 2012

2012 12/22(土)- 23(日・祝)

会場 盛岡市観光文化交流センター プラザおでって
主催 特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)
   リカバリーミーティングいわて実行委員会
協力 WRAP研究会いわて

リカバリーミーティングいわて2012公式ブログ
http://recoveryme.exblog.jp/
問い合わせ
recoverymeeting@excite.co.jp

◆イベントスケジュール◆

☆☆12月22日(土)12:30 OPEN!☆☆

★「ソローニュの森」展示会★
22日 13:00〜17:00/2Fギャラリー
23日 10:00〜16:45/2Fギャラリー

 ここは森?それとも精神病院?
 こころの病からの回復に有効な社会や病院についての思索をしてきた哲学者ガタリ。フランスには哲学者ガタリの思想を受け継いだ精神病院があります。写真家田村尚子さんがその病院を訪れた出会いと経験の軌跡が、写真と文章によって構成された写真集「ソローニュの森」が医学書院から出版されました。この度は、京都に本拠地を置く田村さんご自身をお迎えし、オリジナルプリントを含めた写真展示と、いくつかの関連展示をします。そのことで、ソローニュの森とラボルド精神病院の世界を感じる空間にします。

ゲスト 田村尚子(写真家/「ソローニュの森」作者)
入場無料
協力 医学書院、Taka Ishii Gallery


★映画「むかしMattoの町(精神病院)があった」上映会★
開場 12:30 開演 13:00(上映時間3時間30分、休憩あり)
会場 3F大会議室

 精神病院をぶち壊せ!イタリアの問題作がいわてに初上陸!
 イタリアには、精神病院がありません。イタリアの精神病院廃止法(180号法、別名バザーリア法)が成立したのは1978年。その立役者となったのが、この映画の主人公、精神科医のフランコ・バザーリアでした。それまでの、監獄的で非人間的な扱いを受ける患者がいた前時代的な精神病院を否定し、精神病院全廃に奮闘するバザーリアとスタッフたちの事実を元にした物語です。邦題にある「Matto」とはイタリア語で「狂人」、「Mattoの町」とは「精神病院」を意味します。この作品はイタリア国営放送RAIで放映され、21%以上の高視聴率をたたき出しました。また、精神医療に関わる方のみならず、その優れたエンタテイメント性で、一般の方にも広く楽しむことのできる映画となっています。

入場料 1000円(映画パンフレット込)
客席数 先着順約80名(立ち見の場合もあります。お早めにお越しください)


★「むかしMattoの町があった」トークライブ★
16:45〜17:45/3F大会議室

 アンチ精神病院ジャーナリストVS精神科医!
 どーなる?トークライブ開催!
 この映画の自主上映団体「バザーリア映画を自主上映する180人のMattoの会」代表の大熊一夫氏が来盛! 岩手で地域に根ざした精神医療を実践する、特定医療法人智徳会の精神科医、智田文徳氏と熱いライブトークを繰り広げます。司会はNPO法人コンボで精神保健分野で幅広く活躍する久永文恵氏。3人の化学反応にぜひ、ご期待ください!

大熊 一夫(おおくま かずお)プロフィール
 1937年生まれ.ジャーナリスト.元朝日新聞記者,元大阪大学大学院人間科学研究科教授(ソーシャルサービス論).1970年,都内の精神病院にアルコール依存症患者を装って入院し「ルポ・精神病棟」を朝日新聞に連載.鉄格子の内側の無法を白日のもとにさらした.以来,福祉,医療の分野を中心に,高齢者や障害者へのケア,特に虐待の問題に強い関心を継続しつつ,取材してきた.著書に『ルポ・精神病棟』(朝日新聞社,1973),『新ルポ・精神病棟』(朝日新聞社,1985),『精神病院の話――この国に生まれたるの不幸』(晩聲社,1987),『あなたの「老い」をだれがみる』(朝日新聞社,1986),『ルポ老人病棟』(朝日新聞社,1988),『母をくくらないで下さい』(朝日新聞社,1992),『ルポ・有料老人ホーム』(朝日新聞社,1995),『あなたの老後の運命は――徹底比較ルポ デンマーク・ドイツ・日本』(ぶどう社,1996),『冤罪・千葉大学腸チフス事件――この国に生まれたるの不幸』(晩聲社,1991),『ケアすること』(ケア その思想と実践2,共著,岩波書店,2008)『精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本』(岩波書店,2009)など.「バザーリア映画を自主上映する180人の会」代表.

出演 大熊一夫(ジャーナリスト/バザーリア映画を自主上映する180人のMattoの会代表)、智田文徳(精神科医/特定医療法人智徳会)、久永文恵(NPO法人コンボ)

主催 NPO法人コンボ、リカバリーミーティングいわて実行委員会、バザーリア映画を自主上映する180人のMattoの会
※トークライブはどなたでも無料でご覧いただけます。


★リカバリーミーティングいわて2012交流会!★
18:00〜20:00/プラザおでって5F カフェテリア「NODE(ノード)」

 あの人も、この人も、みんな一緒に、交流会。
 イベントにお招きいたしましたゲストの方々をはじめ、当事者、ご家族、支援者、一般の方々も、みんな一緒になって、食べながら、飲みながら、楽しい語らいのひと時をご一緒に過ごしましょう。夜にひっそりと佇む中津川を見下ろしながら、いろいろな想いを分かちあい、つながりませんか。

入場料 3500円(立食スタイル/飲み放題)
※交流会に参加希望の方は、お名前、ご住所、電話番号を書いてメールでお送りください。12/19(水)〆切。
 FAX送付先 019−696−4185
 未来の風せいわ病院 地域医療連携室内 安保・今川宛
 recoverymeeting@excite.co.jp
※交流会のみの参加もできます。

☆☆12月23日(日)10:00 OPEN!☆☆
参加費 1000円(どなたでも)
※まずは3F受付にお越しください。どの分科会にもご参加いただけます。


★キラりん一座演劇公演「心、天気になあれ!」★
開場10:20 上演10:30〜11:30/3Fおでってホール

 演劇を通してリカバリーする、感動の作品を上映!
 キラりん一座は、岩手県一関市を中心に活動する「心の病と共に生きる仲間達連合会キララ」(通称キララ、2004年結成)のメンバーとボランティアらでつくる演劇集団。脚本作りから、キャスト、スタッフのすべての活動を障害者とボランティアで実施。自分たちの体験や思いをセリフにし、心の病や精神障がいの理解を地域に広げる活動をしています。また、キララは2010年「第6回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)」も受賞。全国的にその活動が注目されています。今回上演の作品「心、天気になあれ!」はキラりん一座の代表作。こころゆくまで、ご鑑賞ください。

出演 岩手県一関市 心の病と共に生きる仲間達連合会キララのみなさん


★WRAP(元気回復行動プラン)紹介クラス★
11:45〜13:45/3F大会議室 定員制先着40名

 自分の元気は、自分でつくる!
 アメリカ発祥のリカバリープログラムを紹介!
 WRAP(ラップ)とは、Wellness Recovery Action Planの略で、日本語では、「元気回復行動プラン」と訳されています。自らも精神的疾患を経験したメアリー・エレン・コープランドとそのグループがつくったプログラムは、今やリカバリーを語る上で欠かせない事柄のひとつ。また、精神保健分野において、全世界的に注目を浴びています。今回は、東北地方を中心に活動するWRAPファシリテーター(進行役)が集結。リカバリーの輪を広げます。「自分の元気は自分でつくる」WRAPをぜひ体験しに来てください。

出演 しょうちゃん(WRAP研究会いわて)、大ちゃん(WRAPinあおもり)、たま(WRAP研究会いわて)、ながおかもん(WRAP研究会inせんだい)
協力 WRAPinあおもり、WRAP研究会いわて、WRAP研究会inせんだい


★帰ってきた、こころのビタミン★
14:00〜15:30/3F大会議室

 いわて発、元気になるラジオ!ゲストもズラリ登場!
 2011年10月から12月にラヂオもりおかで放送されていた15分番組「こころのビタミン」。この番組は、岩手県内外でこころの健康にまつわる活動をしている福祉・医療の関係者やご家族との対談を中心とした番組でした。この番組のパーソナリティー2名は当時、精神科病院に通院しながら台本を書いたりゲスト交渉をしたりしてきました。この2人が1年ぶりに合流し、一日限りの公開収録に臨みます。ゲストは、昨年インタビューに応じて下さった方々に加え、写真集「ソローニュの森」でフランスを訪れた田村尚子さんやイタリアの精神医療改革をよく知る大熊一夫さん、東北地方でリカバリーに向けて活動する方々を予定しています。

パーソナリティー 駿河孝史、田中紀一朗
ゲスト 全国のリカバリーを実践・応援するみなさん
共催 ラヂオもりおか
※FM放送の公開収録を行います。


★いわてリカバリー宣言!★
15:45〜16:45/3F大会議室

 いわてから、届け、私のメッセージ!
 リカバリー「ミーティング」ですから、フィナーレでは参加者同士の出会いと化学反応を促進する時間をもちます。主たる進行は、地元岩手で実行委員として準備をしてきた2人。参加者のそれぞれが「リカバリー(回復)」についてつながりや希望の感覚を感じ、その感覚をそれぞれの家路に持ち帰りたくなるような時間としていく予定です。

出演 安保寛明、今川亮介、全国のピアサポーターのみなさん


★癒しの森サロン★
10:30〜15:30/3F第1会議室・第2会議室

 からだも気持ちいいと、こころも気持ちいい。
 「自然治癒力」「リカバリー」ということに基づき、ここではそのためのいくつかの方法をご紹介し、体験していただきます。そして、その体験をみなさんご自身の安らぎと回復のための選択肢として、セルフケアとしてのひとつの道具選びの参考としていただければと思っております。また、この体験をみなさんの「心と体」、「五感」でフルに感じていただきたいと、提供させていただく方法を、四季で表現してみました。「春」足つぼマッサージ、「夏」楽健法、「秋」アートセラピー、タクティールケア、「冬」アロマ、ヨガ。「癒しの森」はあなたのための、あなただけの空間です。

コーディネーター 佐藤充子(セラピスト)、紺野真理子(ヨガ・アロマインストラクター)
※休憩スペースとしてもご利用いただけます。ご飲食もOKです。


※内容・時間は、予告なく変更することがありますので、ご了承ください。

最新情報はこちらから!
リカバリーミーティングいわて公式ブログ
http://recoveryme.exblog.jp/


☆宮古から無料バス運行!☆

 23日に宮古からリカバリーミーティングへの無料バスが運行します!沿岸地域の方、ご利用ください!

行き 宮古駅8:15 到着 プラザおでって10:15(予定)
帰り プラザおでって17:00 到着 宮古駅19:00(予定)
定員24名 予約制
連絡先 recoverymeeting@excite.co.jp
まで、氏名、ご住所、電話番号を書いて予約をお願いします。先着順。


リカバリーミーティングいわて実行委員会
安保寛明 今川亮介 小野寺美月 久永文恵
by open-to-love | 2012-12-19 22:29 | 震災からのリカバリー | Trackback | Comments(0)