精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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映画「DX(ディスレクシア)な日々ー美んちゃんの場合」上映会(2012年12月22日)

映画「DX(ディスレクシア)な日々ー美んちゃんの場合」上映会(2012年12月22日)

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10年で転職12回...でも、ぜっったい働く!!

ディスレクシアとは...
 知的に問題がなく、聴覚、視覚 の知覚的機能は正常なのに、読 み書きに関して特徴のあるつまずきや学習の困難を示す LD のひとつの症状のこと


◆平成 24 年度児童福祉文化賞受賞作品

日時:2012年12月22日(土)
13時30分開場 14時00分開演 (16時30分終了)
15時40分より発達障害者によるステージトーク

会場:ふれあいランド岩手ふれあいホール
料金:お一人 1000 円
申込方法:お名前、チケット枚数を明記の上、下記URLよりお申込みください。

ご質問等もこちらからお問合せください。 http://nemaaru.jpdd.org/reference

主催:『DX な日々』上映実行委員会
後援:岩手県、盛岡市、岩手県教育委員会、岩手県社会福祉協議会、盛岡市社会福祉協議会
協力:岩手県自閉症協会、岩手県発達障がい者支援センターウィズ、岩手県ことばを育む親の会、岩手発達障害親の会‐くぷくぷ、岩手LD・発達障がい児者を守る親の会なずなの会

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ストーリー
 この映画の主人公・砂長宏子さん(通称・美んちゃん:小さい時からビンのようにひょろ長かったから)は、見た目もおしゃべりも普 通で友達も沢山いる。でも、書類や報告書作り、本を読むことが大の苦手。こうした困難さを理解されないまま大人になって、職場から次々にクビの宣告を受けてきた。

自分の障害の正体がわからないまま大人になった
 子どもの時から、どんなに頑張っても成績が上がらなかった。問題は分かっていても読み書きに時間がかかったり、文字の間違い、うっかりミスが多いのだ。日本での大学受験をあきらめ、ロンドンの美術大学に入った美んちゃんは、ここでディスレクシアの可能性が高いと指摘された。

失業中を生きる
 得意な料理の腕を活かしての料理教室、ヘアメイクのアルバイト。苦手な読み書きとは関係ないところで技が使える仕事は楽しい。

唯一の理解者である母は...
 美んちゃんが高校生の時、両親が離婚して、それからはお母さんが働きながら子供たちを育ててくれた。しかし、お母さんは、最近まで美んちゃんがディスレクシアだということを理解してくれていなかった。親子水入らずの会話も、本音の出し合いで対立したり、すれちがってばかりだ。

仲間がいた!
 ディスレクシアであることを隠したまま、何とか日本で就職した美んちゃん。そのころ、ネットでディスレクシアについて調べてもほとんど出てこなかった。どうして良いか分からないまま、一人悩んでいた時、偶然にディスレクシアの啓蒙・支援活動をしているNP O法人を見つける。ここで、ディスレクシアで苦しんでいるのは自 分一人ではないんだ。共に悩みを打ち明けられる仲間がいたんだ、 ということを知り、これ以降、自信を持って前向きに生きられるようになった。

障害が特別でない世界へ
 ハローワークに通いながら、美術展への出品、企業での講演、チャリティ駅伝への参加、障がい者によるビジネスプランコンテストへの参加と積極的に活動する美んちゃん。自立に向けて歩み始めたけれど、さあどうなる美んちゃん?!

『DX な場合‐美んちゃんの場合‐』OFFICIALWEBSITEhttp://dxnahibi.com/
by open-to-love | 2012-10-28 23:10 | 発達障害 | Trackback | Comments(0)