精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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コンボお知らせメール便:今どうなってるの?精神病院をなくしたイタリア!

コンボお知らせメール便:今どうなってるの?精神病院をなくしたイタリア!

盛岡ハートネットのみなさま

 こんにちは。コンボ広報チームです。今週末、6/30(土)の9回こんぼ亭は、「精神病院をぶっこわしたイタリアのすごさとあやうさ」をお伝えします。なんだかものすごいタイトルですが、おおまじめです。 イタリアは法律で精神病院をなくしてしまいました。今、どんなことがおきているのか? いいことばっかりなんでしょうか? 困ったことは起きていないのでしょうか? その気になるところを、ジャーナリストの大熊一夫さん、イタリアのトリエステでスタッフとして勤務されていた坂本沙織さんに、あますところなく語ってもらいます。 今回、第9回月例会に寄せて、出演者の坂本沙織さんから熱いメッセージをいただきました。事前申込は締め切らせていただきましたが、当日、まだお席がございます。皆様、どうぞふるってご参加ください。
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第9回月例会  6月30日(土)
『精神病院をぶっこわしたイタリアのすごさとあやうさ』
~当日券あります!~
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★坂本沙織さんから皆様へ★

 これまで、多くの方のご協力によってイタリア・トリエステ県の精神保健の取り組みをお話する機会をいただいてきましたが、同県について全くご存じない方にご説明するさい、必ず、歴史と制度、システムから話さなければなりませんでした。このような 説明になると、どうしても全体像を伝えるため、形式的な部分しかお伝えできません。 その結果トリエステ県の取り組みは「国、国民性、文化、制度、システムが違う日本 の現実から乖離した実践」という印象を与えてしまい、私自身非現実的なことを話しているようで虚しさを抱えていました。私が最後に伝えることができたのは、なんとも 説得力のない言葉だけでした。
 しかし今回の“こんぼ亭”では、大熊さんや伊藤順一郎先生もいらっしゃいますの で、私は「支援者」として、「一般住民」としてそして「当事者の友達」としてトリエステ精神保健実践の現実を建前なしに初めて語ります。そこには法制度の弱点、支援者と当事者、当事者家族の苦労もたくさん隠れているからこそ日本と類似している点、 現実的に日本に示唆出来る点等を説明できると考えています。トリエステの方たちは 理想郷の中で生きているわけではありません。日本で頑張られている当事者、医療保健福祉関係者、就労支援者、行政関係者と同じようにイタリアでも多くの課題の中で皆奮闘しながら生きています。それは私達日本人と何も変わりませんし、もちろん日本人の取り組みのほうが素晴らしい点もあり、日本のみなさんにも是非自信と 誇りをもって今後も頑張っていただきたいと思っています。
 これまで何度もイタリアのことをお聞きになり、勉強された方も、実際に見学に行かれた方も、現実をもう少し知りたいと思われる方は来ていただけると幸甚です。そして今後の日本の精神保健について様々な立場の方の御意見を聴かせていただき、御教示いただけましたら光栄です。(坂本沙織)

【時間】13:00~15:30(12:30開場)※30分程度延長の場合あり
【会場】かめあり・リリオホール (東京都葛飾区亀有)
→ http://www.k-mil.gr.jp/institution/access/lirio_access.html
【参加費】当日:3500円
【お客様】
○大熊一夫(ジャーナリスト/イタリアの改革に精通)
○坂本沙織(西南学院大学/イタリアのトリエステでスタッフとして勤務)
☆ご案内役のこんぼ亭「亭主」は伊藤順一郎(精神科医/国立精神・神経医療研究センター)が努めます。
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◎コンボのイベント◎
「リカバリー全国フォーラム2012」~申込受付中!~
8月24日(金)&25日(土)
帝京平成大学・池袋キャンパスにて
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★8/23(木)のフォーラム前夜祭では、『昔あるところに「Mattoの町(精神病院)」がありました』を上映します。今回の「こんぼ亭」のテーマであるイタリアの精神保健 改革の先頭にたったひとりの精神科医フランコ・バザーリアとその仲間、そして、彼らのもとでリカバリーしていった当事者たちの姿を実話にもとづいて再現したドラマ
で、イタリアでテレビ放映され大変な話題になりました。本邦初公開です!
★8/25(土)午後の分科会20「精神保健医療福祉システムとリカバリー」は、前夜祭 との「連動企画」です。「「Mattoの町(精神病院)」をなくすために私たちが日本でできることは何かについて、立場を越えて語り合います。前夜祭に参加していなくても、もちろん、ご参加いただけます!

★プログラムの詳細、申込み方法などは:
コンボのHP → http://www.comhbo.net/event/report/report_20120605.html
フォーラムウェブサイト → http://recoveryforum.net/
★開催案内・申込書(8ページ目)はこちらから:
 → http://www.comhbo.net/event/pdf_data/RNF2012_info_guide.pdf
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◎次回のこんぼ亭◎
第10回月例会  7月28日(土)
『発達障害の人の可能性を広げよう!~人間関係を変えるコミュニケーション~』
申込受付中!
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【お客様】
○藤井和子(まめの木クリニック)
  子供の発達障害:イライラが減っていく。ペアレント・トレーニングに学ぶ親の役割
○冠地情(東京都精神発達障害当事者会)
  大人の発達障害:特性は必ず変化する。自分の魅力を見つけて可能性を広げよう!
【時間】13:00~15:30(12:30開場)※30分程度延長の場合あり
【会場】なかのZERO・小ホール(東京都中野区)
→ http://www.nicesnet.jp/access/zero.html
【参加費】事前申込 3000円(コンボ賛助会員は2000円)、当日:3500円
【事前申込締切り】7月20日(金)
※託児できます(未就学児・先着10名様)
【もっと詳しく!】
→ http://www.comhbo.net/event/report/report_20120425.html
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以下のリンクから「こころの元気+」創刊号が無料でダウンロードできます。
http://comhbo.net/mental_energy/pdf_data/genkiplusno1_2.pdf

特定非営利活動法人 地域精神保健福祉機構(コンボ)
http://comhbo.net
http://twitter.com/#!/comhbo/
〒272-0031 千葉県市川市平田3-5-1 トノックスビル2F
TEL 047-320-3870 FAX 047-320-3871
info@comhbo.net (コンボ広報チーム)

http://comhbo-mail.blogspot.com/
こちらで過去のお知らせメール便がご覧になれます。
by open-to-love | 2012-06-27 22:44 | 世界のトピック | Trackback | Comments(0)