精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


by open-to-love
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

盛岡ハートネット第18回例会「リカバリー」趣旨説明…①

盛岡ハートネット第18回例会「リカバリー」趣旨説明…①

3・11/4・21/リカバリー

 「盛岡ハートネット」例会再開に際して(趣旨説明)

※大切な「4・21」

 2011年3月11日。この日から、まるですべてが変わったかのように、「3・11」は私たちの脳裏に刻まれています。一方、それから1カ月ちょっと後の4月21日も、私にとって一生忘れることのできない日となりました。津波で壊滅的被害を受けた気仙地区で、この日、精神保健福祉担当者等連絡会が再開されたのです。地元と外部支援者が、情報や課題を共有し、つながった日。その場の熱気に満ちた、温かな雰囲気。
 連絡会は震災以前から定期的に、大船渡保健所保健師の花崎洋子さん、県立大船渡病院第1精神科医長の道又利先生らが主体となって開催。震災後、気仙地区に支援に入った県精神保健福祉センター保健師の北川明子さんの尽力で再開されました。「3・11」以前/以後の切断を、「4・21」が、つないでくれました。
 その「4・21」から1年の節目に、例会再開。とても感慨深いです。
 みなさんは「記念日反応」という言葉をご存じでしょうか。大切な人が亡くなった日などに、すごく辛くなることです。これからも「3・11」になると辛いことを思い出す、つい涙ぐむ、といったことがあるかもしれません。そんな時、「4・21」を思い出して、つらい気持ちがちょっと楽になる…。私だけではなく、みなさんにとって、「4・21」が大切な日になればいいな、と願います。
(②に続く)
by open-to-love | 2012-04-20 00:14 | 第18回例会:リカバリー | Trackback | Comments(0)