デイヴィッド・エマーソン&エリザベス・ホッパー著、伊藤久子翻訳『トラウマをヨーガで克服する』
2012年 03月 18日
デイヴィッド・エマーソン&エリザベス・ホッパー著、伊藤久子翻訳『トラウマをヨーガで克服する』
(226ページ、紀伊國屋書店、2011年12月22日)
身体を敵ではなく、友とすることからはじめよう!
トラウマをかかえる人へ
臨床医・心理セラピストへ
ヨーガ・インストラクターへ
70年代からトラウマの研究に携わり、臨床医として活動してきたベッセル・A・ヴァン・デア・コークが創設した、米国ボストンのトラウマ・センターで開発された<トラウマ・センシティブ・ヨーガ>を紹介する、実践的な手引書。ヴァン・デア・コークと、本書の著者であるヨーガ・インストラクターのエマーソンによって、進められた“PTSD治療のためのヨーガと現代科学のコラボレーション”は、「トラウマの刷り込みを克服するためには、身体感覚を味方につけることが不可欠である」という理解の礎となり、トラウマ・センターの有効な治療プログラムの一つとなった。
「トラウマ・センター」について
1983年、米国マサチューセッツ州ボストンに、ベッセル・A・ヴァン・デア・コークによって設立される。主に慢性的・複合的トラウマや、心の傷を負った人たちを治療するクリニックで、PTSDなどの幅広い研究を行ない、災害、戦争、虐待、犯罪などのトラウマ被害者への支援方法を開発・実践する世界的拠点となっている。PTSD治療のための“ヨーガと現代科学のコラボレーション”の成果は<トラウマ・センシティブ・ヨーガ>として、トラウマ・センターの有効な治療プログラムの一つとなっている。
目次
まえがき
ピーター・A・リヴァイン
スティーブン・コープ
はじめに
ベッセル・A・ヴァン・デア・コーク
第1章:体を取り戻す
第2章:トラウマティック・ストレス
トラウマティック・ストレスとその治療法の歴史
精神症状に対する見方の歴史
トラウマを生む出来事と、症状との関係
戦闘帰還兵とトラウマティック・ストレス
PTSD診断の適用を拡大する
今日のPTSDの治療モデル
複雑性トラウマと、現行の治療モデルの限界
新しい治療法
これからの治療法
トラウマとサバイバル反応
トラウマの衝撃
ヨーガとトラウマ治療
第3章:ヨーガ
ヨーガの起源
西洋におけるヨーガ
第4章:トラウマ・センシティブ・ヨーガ
トラウマ・センシティブ・ヨーガの必要性
トラウマ・センシティブ・ヨーガの四つのテーマ
<今この瞬間>を経験する
選択する
有効な行動をとる
リズムをつくる
第5章:トラウマを抱える皆さんへ
トラウマ・センシティブ・ヨーガを向上させる
家でするプラクティス
第6章:医療者、心理セラピストの皆さんへ
ヨーガ・ベースの療法を組み込む
目標に合わせた介入
<今この瞬間>に焦点を合わせる
マインドフルネスの向上
知ろうとする気持ちを強くし、受け容れる力をはぐくむ
体との関係を変える
センタリング(<中心>を見つける)
グラウンディング
感情を調整する
呼吸法と感情調整
選択のプラクティス
経験のさまざまな側面を統一する
信頼を強める
他者とつながる
ヨーガ・ベースの方略をセラピー・オフィスに取り入れる
第7章:ヨーガ教師の皆さんへ
トラウマ・センシティブ・ヨーガのクラスを作る
言葉
支え
教師の資質
環境
エクササイズ
ヨーガ・クラスで<引き金>が引かれたとき
おわりに
訳者あとがき
索引
(226ページ、紀伊國屋書店、2011年12月22日)
身体を敵ではなく、友とすることからはじめよう!
トラウマをかかえる人へ
臨床医・心理セラピストへ
ヨーガ・インストラクターへ
70年代からトラウマの研究に携わり、臨床医として活動してきたベッセル・A・ヴァン・デア・コークが創設した、米国ボストンのトラウマ・センターで開発された<トラウマ・センシティブ・ヨーガ>を紹介する、実践的な手引書。ヴァン・デア・コークと、本書の著者であるヨーガ・インストラクターのエマーソンによって、進められた“PTSD治療のためのヨーガと現代科学のコラボレーション”は、「トラウマの刷り込みを克服するためには、身体感覚を味方につけることが不可欠である」という理解の礎となり、トラウマ・センターの有効な治療プログラムの一つとなった。
「トラウマ・センター」について
1983年、米国マサチューセッツ州ボストンに、ベッセル・A・ヴァン・デア・コークによって設立される。主に慢性的・複合的トラウマや、心の傷を負った人たちを治療するクリニックで、PTSDなどの幅広い研究を行ない、災害、戦争、虐待、犯罪などのトラウマ被害者への支援方法を開発・実践する世界的拠点となっている。PTSD治療のための“ヨーガと現代科学のコラボレーション”の成果は<トラウマ・センシティブ・ヨーガ>として、トラウマ・センターの有効な治療プログラムの一つとなっている。
目次
まえがき
ピーター・A・リヴァイン
スティーブン・コープ
はじめに
ベッセル・A・ヴァン・デア・コーク
第1章:体を取り戻す
第2章:トラウマティック・ストレス
トラウマティック・ストレスとその治療法の歴史
精神症状に対する見方の歴史
トラウマを生む出来事と、症状との関係
戦闘帰還兵とトラウマティック・ストレス
PTSD診断の適用を拡大する
今日のPTSDの治療モデル
複雑性トラウマと、現行の治療モデルの限界
新しい治療法
これからの治療法
トラウマとサバイバル反応
トラウマの衝撃
ヨーガとトラウマ治療
第3章:ヨーガ
ヨーガの起源
西洋におけるヨーガ
第4章:トラウマ・センシティブ・ヨーガ
トラウマ・センシティブ・ヨーガの必要性
トラウマ・センシティブ・ヨーガの四つのテーマ
<今この瞬間>を経験する
選択する
有効な行動をとる
リズムをつくる
第5章:トラウマを抱える皆さんへ
トラウマ・センシティブ・ヨーガを向上させる
家でするプラクティス
第6章:医療者、心理セラピストの皆さんへ
ヨーガ・ベースの療法を組み込む
目標に合わせた介入
<今この瞬間>に焦点を合わせる
マインドフルネスの向上
知ろうとする気持ちを強くし、受け容れる力をはぐくむ
体との関係を変える
センタリング(<中心>を見つける)
グラウンディング
感情を調整する
呼吸法と感情調整
選択のプラクティス
経験のさまざまな側面を統一する
信頼を強める
他者とつながる
ヨーガ・ベースの方略をセラピー・オフィスに取り入れる
第7章:ヨーガ教師の皆さんへ
トラウマ・センシティブ・ヨーガのクラスを作る
言葉
支え
教師の資質
環境
エクササイズ
ヨーガ・クラスで<引き金>が引かれたとき
おわりに
訳者あとがき
索引
by open-to-love
| 2012-03-18 17:24
| 東日本大震災関連書籍
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