精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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エランベルジェ著、中井 久夫イラスト&訳『いろいろずきん』

エランベルジェ著、中井 久夫イラスト&訳『いろいろずきん』
(みすず書房、1999年8月刊)
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 「いろいろずきん」のずきんちゃんは、思い切った行動、けなげな行動、迷った行動、迷い入った世界での行動、そういう体験をつうじて、自分を知り、大人を知って、大人になってゆきます。また、「いろいろずきん」は、子どもの目に映る大人のすがたが成長につれて変わる物語でもあります。これは、子どもによる「大人の発見」の本です。

 「自分以外の人にも心がある」 この小さくて大きい発見から物語ははじまります。大人とは、社会とは何だろう。そして自分とは? 大人から子どもまで、ストレスでいっぱいの現代を生きるすべての人に贈る、暖かいメッセージ。

目次
 黄色ずきん
 白ずきん
 ばら色ずきん
 青ずきん
 緑ずきん
by open-to-love | 2011-08-19 21:29 | 心の病と文学 | Trackback | Comments(0)