精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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オロール・サブロー=セガン『トラウマを乗りこえるためのセルフヘルプ・ガイド』

オロール・サブロー=セガン著、白川 美也子監修、山本 知子訳
『トラウマを乗りこえるためのセルフヘルプ・ガイド』
(河出書房新社、2006年)
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 事故、犯罪、性暴力、虐待、災害などで、心に傷をうけ、トラウマ=外傷後ストレス障害に苦しむ被害者が、自分で分析して「本来の元気な私」を取り戻すための対処法を知る、初めての徹底実践マニュアル。

目次
第1章 トラウマとはどういうものか
 事故から七年経っても
 トラウマを起こす出来事とはどのようなものか?
第2章 いま感じていることを分析しよう
 なぜ、苦しい事件をあれこれ考えなければいけないのか?
 いったい何が起きているのか?
第3章 さあ、動き出すとき
 記憶を言葉にしよう
 もう逃げない
第4章 被害者への対処法
 社会と医療の環境―被害者の問題
 社会や法律の環境

オロール・サブロー=セガン:認知行動療法を専門とするフランスの女性精神科医で、パリ17区にある「被害者のための精神療法センター」のセンター長を務める。認知行動療法を基本にしながら、さまざまな療法の研究・指導など、幅広い活動をしている。

白川 美也子:浜松医科大学卒業。精神科医。1994~95年、パリにある子どものための精神療法とデイケア・センター「オロール協会」にて研修。2000年より国立病院機構天竜病院精神科医長。現在、浜松市精神保健福祉施設設立準備室。NPO法人静岡犯罪被害者支援センター理事、日本トラウマティックストレス学会理事。

山本 知子:早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学新聞研究所研究課程修了。仏語翻訳家
(略歴は本書刊行当時)
by open-to-love | 2011-06-06 21:46 | 東日本大震災関連書籍 | Trackback | Comments(0)