精神障害がある当事者、家族、関係者、市民のネットワークを目指して


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You-Me ゆいっこ便 第97号(2011.2.15)

You-Me ゆいっこ便 第97号(2011.2.15)

 関東地方 関西地方 九州地方 等々の皆さんには
 大変な 大雪 の本日でしたね お見舞い申し上げます。
 
 東京で3センチの雪は3年ぶりとか こちらにいると
 それがどんなに大変なことなのか ということに認識のズレがでますね。
 新燃岳のことも 岩手山をバックにして日々の営みを営む私達には
 人ごとではないはずですが のほほんとしているように思います。 
 天変地異は全く人ごとではありません、しかし雪国の人達がどのようにして
 この時節を乗り越えてきていたのか すこし人ごとではなく考えて頂けるかも・・・
 と、大都会の存在の影に 政治的にもいろんな意味でも 
 切り捨てられてきた(現在)ところがたくさんあると言うことに気づかなければ
 私達の社会の成り立ちはいつまでも変わらず 相変わらず 弱いものいじめの
 社会であり続けるのではないでしょうか・・・。
 きっと 春はすぐそこに来ているのでしょう・・・・・。

 会報97号をお届け致します。 宜しくお願い申し上げます。

You-Me ゆいっこ
〒020-0851 岩手県盛岡市向中野字
八日市場45 番9号
TEL/FAX 019-635-3828
E-mail mail@yuikko.org

初めに励ましのお言葉をいただきました

 新年号(You-Me ゆいっこ便 96号)をお読み頂いた皆さんから以下のような励ましの言葉を頂きました。
 今年は10周年に向けての一年間(9年目)で、未来を見据えた活動を積極的にして行かなくてはならないのだと覚悟をしての新年の幕開けであります。具体的にはまだ何も出来ておりませんが、いよいよ閉塞感の出てきた社会の中にあって、これに押しつぶされることの無いよう、一人ひとりの障がいの人が、本当に生きていけるような体制・環境を作って行かなくてはなりません。
 どうか、You-Me ゆいっこの今後の動きに厳しいご指導と温かいご支援を頂きますよう改めましてお願いを申し上げます。

(高橋悌子さん 花巻)
今年の「初回会報96号」をご送信して下さり有難うございました。
3ページの大特集号を楽しく感心しながら拝読致しました。
”当たり前の事が本当は真に感謝すべき有り難い事なんだなあ~”と痛感する今日一日でした。 天災地変の少ない水沢に暮らしてますと、16年前の大災害で被災したり命を落とした方々の事は念頭に置かずに過ごしがちですが。。。反省する心を呼び起こすべきですね。
今年も益々の貴施設の発展をご祈念致します。

(新沼克久さん 久慈)
会報ありがとうございます。周囲の方々に感謝の心をもち、「何もないことが、実は本当の幸せ」という気持ちをより強く大切にしていきたいと思っております。

(愛心苑 藤田彬さん 秋田)
御無沙汰しています。
冬将軍の居座りで雪と寒さで毎年のことながら閉口しますね。
その後、いかがですか?熱く張り切っていると思います。
障がい者を取り巻く環境も自立支援法を含め、なかなか追い風に ならないですね。
愛心苑でも新年度より新体系サービスに移行の予定となっていますが、紆余曲折が予想されます。 保護者としても出来る限りの支援はしたいと考えていますが、それは親が生きているうちにですね。 今年もよろしくお願いいたします。

つぶやき(N0.91)

幸せな家庭

「アンドレ・モロア」は、子どもにとって幸せな家庭を持つことは、やがてどのような厳しさにも絶え得る人間が出来るための出発点なのだと述べている。
それについて次の5点をあげている。
1,やさしい愛情
父親がガミガミと言ってその権力が子どもを押さえつけ、母親をいじめるような家庭から赤軍派のような人たちができあがった・・・・・。
2,確固とした絶えない訓練、しつけ
子どもは生まれたその日から鍛えねばならぬという。人生には守るべきルールがある。それを生まれたその日から教えねばならない。 甘やかすのではなく確固たる方針を持って訓練をする。但しその項目は出来るだけ少なくする。その訓練の最高のものは親がやってみせることだという。
3,公平さ
男の子と女の子、あるいは上の子と下の子に対して不公平ではいけない。
4,父親と母親の強い結びつき
5,家庭の換気
家庭だけではなしに、芸術家、宗教家等々色々な人たちが家に来て、日常性の家庭の空気を入れ換えるような窓が開いていることが大事。
これらが子どもにとって最大の幸福であると言っている。
(細川厳師述 「歎異抄購読」より)

どうして 母が父が我が子を手にかけるのでしょうか。
障がいの子らを育ててきた私たち(どんな障がいがあろうと、この父や母はその命を諦めることなく厳しい社会にあえて挑戦されてきた)には、本当に理解の壁を越えたことです。命の愛おしさを肌で感ずることの出来る家庭であって、そこから本当の愛情を感ずることの出来る子たちを一杯一杯育んで欲しい。
「いのち」って愛おしいものですよね。
もし、育てられないのならせめてせめてその命を奪うのではなく、近くの人に託して欲しい。全ての子らに生きる権利と幸せになる権利があるのです。
皆で、せめて少しでも福祉を自覚し目覚めた皆さんでほんの身の回りにそんな目を向けて見ませんか。
(年明けから続く命を軽視する事件の多さに心がつぶれそうです・・・・) 雅

お願い

ふるさと宅急便!!??

 You-Me ゆいっこ の製品(本物になりたい:リンゴ、えっ なんのき:えのき、百切り大根:きり干し大根やアスパラ)はこれまで周りの方々に少しずつお買い求め頂き、細々としかし着実にその売り上げを伸ばして参りました。 近頃では、You-Me ゆいっこの「リンゴ」や「えのき」、「大根」が食べたいと言う方が増えて、ご注文を頂けるところまで参りました。 特に昨年は東京、新潟、群馬、宮城などのYou-Me ゆいっこをご支援頂く遠方の方より、不定期ながら大量のご注文を頂き一同感謝・感激をしているところでございます。 今年は春よりアスパラがたくさん採れる(10月まで)予定です。また、夏のダダチャ豆(枝豆)もその美味しさに評判が良く、始めてこんな枝豆食べたとのご好評を頂いており、是非皆さんにも一度お試し頂きたいと思っているところです。
 そこで今年は皆さんのお知り合いにもお声がけを頂きご相談しながらですが、定期・不定期にYou-Me ゆいっこの製品や岩手の特産物なども一緒にお送りできるようなシステムが構築できたら、障がいの人達の生活圏の拡大、自立への足がかりに大いに役に立つことになると確信して、皆さんにご相談を申し上げる次第です。
 是非皆さんのご意見を頂き、新たなるYou-Me ゆいっこの事業の展開に皆さんのご協力を頂戴することが出来ましたらこの上もなく幸甚の極みでございます。

電話/Fax:019-635-3828
E-mail:mail@yuikko.org
住所:020-0851 盛岡市向中野八日市場45-9

ご連絡をお待ち致します。

==ちょっと一服== (No.80)

もうすぐ春ですね(^^)
この時期、毎年サン農園さんからの花と野菜の苗用のポットのバーコード貼り作業の仕事をいただいています。利用者全員が出来る作業なので10,000個、20,000個はあっという間に終わってしまいます。
全員が出来る作業なのですが早い人・遅い人お給料は当然違います。You-Meゆいっこでは個人で出来る仕事は全て出来高払いにしています。このような仕事がたくさんあればいいのですが・・・。
*1月の終わりにお話していた利用者さんの会話より(明日は何月?)『明日は来月です』*眼科に行ってきた利用者さんとの会話より(どんな薬もらって来たの?)『液体です』
・・・確かに・・・(^^)/


ナオチャン 結婚おめでとう

「You-Me ゆいっこ」が誕生した時から(彼女が中学生)からボランティアしてくれて(いわば「You-Meゆいっこ」の歴史と一緒に育った!?)、そして現在は同じ障がいの人を支える道に飛び込んで頑張っているナオチャン(藤澤菜緒さん)が1月29日に式を挙げたという。
彼女がお母さんのお腹にいる頃からの知り合いの身には深い感慨が・・。
昨年5月に結婚のことを知らされたとき「おさなごは 喜びの明日向かえんと 五月雨の朝 ひとり旅立つ」と口をついた・・・・。
幼子はあっという間に大きくなり明日お嫁さんになると言う。
私たちはこの子らに明るい未来を作ってこれたのだろうか・・・。と必死に激動の時期をひたすら駆けてきた世代として、一種の責任を感じなくてはならないのだろう。
明日この幼子の花嫁姿を、この20年の月日に重ねて涙せずに見ることが出来るのだろうか・・・・。

むっちゃん便り (No.81)
『免疫力をアップさせよう!!』の巻
インフルエンザ・ノロウィルスによる急性胃腸炎等々、様々な病気が流行しています。同じ環境に
いて、病気に罹る人罹らない人、または同じ病気になっても、治る人、治りにくい人がいます。心の
状態でも心が疲れている人、元気な人、この違いは何かと考えると、各人の「免疫力」なのだと思い
ます。それでは、毎日を元気で過ごすために、免疫力アップについてお伝えします。
≪免疫力アップ≫
その1 喫煙をひかえる
その2 適度の飲酒を心がける(1日日本酒1合程度)
その3 質の良い睡眠をとる(眠れない時は横になるだけでよい。20 分程度の昼寝も有効)
その4 適度な運動をする(ウォーキングなどの有酸素運動を継続する)
その5 笑う(NK 細胞の働きが活発になる。作りわらいでもOK)
その6 十分な休養でストレスをためない(趣味などをいかしてストレスを解する)
その7 爪をもむ(人差し指と親指で爪を10~20 秒少し痛いくらいの強さでもむと、血行が促進する。ただし、薬指は交感神経を促進してしますので、もまないようにする。)
その8 体温を下げない(平均体温が1℃下がると免疫力は37%下がる)

「100号記念 記事募集 のお願い」
この ゆいっこ便 は今回が97号 あと3ヵ月後には100号になります。
とても稚拙な内容ではありますが、創刊より毎月一度も休むことなく発行して参りました。 これも一重に皆様のお陰と感謝申し上げます。
そこで、100号に寄せて皆様のお言葉を頂戴できたらと思っています。
何でも 短くてもよろしいので 皆様のご意見やお叱りの言葉などをお寄せ頂きたくお願い申し上げます。」

八日市場コーナー
①市役所販売:2月16日(水)11時30分ころより 1階ホールにて
ぜひお近くにおいでの方はお声をおかけ下さいませ。
②竹内義貴君が手術を終わり、2月20日にアメリカから帰国するとの記事が岩手日報に載っていました。皆さんのご協力にて無事に帰国とのお知らせ、大変に嬉しいお知らせでした。

一日一笑
一日一楽

ラジオで、89歳の方が言われていました。
とてもとても感動しました。
このように一生を生きられたらと思います。

代表 上中 雅文/編集責任者 吉田 央
by open-to-love | 2011-02-15 15:31 | You-Meゆいっこ | Trackback | Comments(0)